07月26日

祝日・記念日

独立記念日

国・地域: リベリア

1847年のこの日、アメリカ合衆国の解放奴隷によって建国されたリベリアがアメリカから独立した。

1847年7月26日、アメリカ合衆国からの独立を宣言し、解放奴隷によって建国されたリベリア共和国が誕生した日です。
アメリカ植民地協会の支援で1822年に設立が始まり、解放奴隷の子孫たちによって形成されたコミュニティが基盤となりました。1847年7月26日に正式に独立を宣言し、首都モンロビアはアメリカ大統領ジェームズ・モンローにちなんで命名されました。リベリアはアフリカ大陸で最も古い共和国の一つとされ、その歴史的意義は後のアフリカ独立運動に大きな影響を与えました。独立後も内戦や政治的混乱を経験しながら、今日では国連加盟国として国際社会における役割を果たしています。
リベリア 1847年 アメリカ合衆国

独立記念日

国・地域: モルディブ

1965年のこの日、モルディブがイギリスから独立した。

1965年7月26日、長年のイギリス保護領状態を経てモルディブが独立を達成した日です。
モルディブは19世紀からイギリスの保護領とされ、第二次世界大戦後の民族意識の高まりとともに独立運動が活発化しました。1965年7月26日に正式に独立し、イスラム共和国として新たな歴史を刻み始めました。観光業を基盤とした経済成長を遂げ、美しい環礁やリゾートが世界的に注目を集めています。一方で海面上昇など気候変動リスクに直面しており、持続可能な発展が課題となっています。独立記念日には国旗掲揚や伝統舞踊の披露など多彩な祝賀行事が行われます。
モルディブ 1965年

モンカダ兵営襲撃記念日

国・地域: キューバ

1953年7月26日にキューバ解放運動の端緒としてカストロ指揮下の学生らがモンカダ兵営を襲撃したことに由来。

1953年7月26日にカストロ率いる学生らがモンカダ兵営を襲撃し、キューバ革命の始まりを告げた日です。
バティスタ政権下の抑圧に対抗するため、フィデル・カストロ指導の下で若者たちがモンカダ兵営を襲撃しました。襲撃自体は鎮圧されましたが、指導者たちは裁判で革命の正当性を訴え、『歴史は私に無罪を証明するだろう』という言葉を残しました。その後『7月26日運動』を結成し、1959年のキューバ革命勝利へとつながりました。現在、キューバではDía de la Rebeldía Nacional（国民反乱の日）として国家の祝日となり、各地で式典やパレードが行われます。彼らの行動はラテンアメリカ全体の反植民地運動にも影響を及ぼしました。
モンカダ兵営 キューバ 1953年 キューバ カストロ

幽霊の日

国・地域: 日本

文政8年7月26日（新暦1825年9月8日）に鶴屋南北作の『東海道四谷怪談』が江戸・中村座で初演されたことに由来。

1825年（文政8年）7月26日、『東海道四谷怪談』が江戸・中村座で初演されたことに由来する日です。
江戸時代後期の戯作者鶴屋南北による怪談浄瑠璃を基にした歌舞伎作品『東海道四谷怪談』は、恐怖と悲劇を融合させた名作とされています。1825年7月26日に中村座で初演され、観客に衝撃を与えました。物語の中で主人公お岩の幽霊が取り上げられ、日本の怪談文化やホラー芸術に多大な影響を与えました。これにちなんで7月26日は『幽霊の日』として知られ、演劇や映画などで怪談が取り上げられる機会となります。
幽霊 日本 文政 1825年 鶴屋南北 東海道四谷怪談 江戸 中村座

ポツダム宣言記念日

国・地域: 日本

1945年のこの日に、日本に降伏を迫る「ポツダム宣言」が発表されたことに由来。当初、日本はこれを黙殺したが同年8月14日に受け入れて終戦した。

1945年7月26日、連合国が日本に無条件降伏を求めるポツダム宣言を発表した日です。
第二次世界大戦末期、アメリカ合衆国・イギリス・中国がポツダム会議で日本に対し無条件降伏を求めるポツダム宣言を採択しました。この宣言は日本政府に対して降伏の条件を示し、戦後処理の枠組みを定める重要な歴史文書です。日本政府は当初黙殺しましたが、同年8月14日に受諾し終戦を迎えました。戦後日本の復興や国際秩序の形成における転換点となり、平和への誓いを新たにする日として記憶されています。
ポツダム宣言 日本 8月14日

エスペラント（日本における記念日の名称は不明）

1887年のこの日に、ポーランドのルドヴィコ・ザメンホフ医師がエスペラントの学習書『Unua Libro』を刊行したことに由来。これと関連してコンピュータ・ウイルスの「Esperanto」は毎年この日に発病するようにプログラムされている。

1887年7月26日、ルドヴィコ・ザメンホフがエスペラントの学習書『Unua Libro』を刊行した日です。
ポーランドの眼科医ルドヴィコ・ザメンホフは、言語の壁を越えた国際交流を目指し、1887年7月26日にエスペラント学習書『Unua Libro』を発表しました。この出版を契機にエスペラント運動が世界中に広がり、制度化された文法と語彙が確立されました。1985年にはユネスコが『国際エスペラント・デー』を公式に制定し、毎年7月26日に言語交流イベントや記念行事が開催されています。さらに同名のコンピュータウイルス『Esperanto』がこの日に発病するようプログラムされたという興味深い逸話もあります。
エスペラント 1887年 ルドヴィコ・ザメンホフ エスペラント Unua Libro コンピュータ・ウイルス Esperanto