70年

垂仁天皇

第11代天皇

第11代天皇
日本の第11代天皇。実在性は不確かで、古代の伝説と史実が混在する人物。
古事記や日本書紀などの史書に記される第11代の天皇。治世や事績には多くの神話的エピソードが含まれ、実在性には諸説がある。在位期間は紀元前29年頃から70年頃とされるが正確な年代は未詳。皇位継承や祭祀など古代国家形成期の儀礼的背景が色濃く残っている。その事績は後世の天皇制正当化の物語としても引用される。
70年 垂仁天皇 天皇 紀元前69年
811年

ニケフォロス1世

東ローマ皇帝

東ローマ皇帝
東ローマ帝国の皇帝(在位802–811)。財政再建と軍事改革を推進した。
生年は760年頃とされ、官僚出身の実力者として台頭した。皇帝即位後は国家財政の立て直しに取り組み、重税政策を実施した。軍事面では東方国境の防衛強化や諸民族との戦闘に注力した。厳格な統治姿勢から「軍人皇帝」とも呼ばれ、811年の対ブルガリア戦で戦死した。
811年 ニケフォロス1世 東ローマ皇帝 760年
天授6年/康暦2年6月24日

光明天皇

(1322 - 1380)

北朝第2代天皇

北朝第2代天皇
南北朝時代の北朝第2代天皇。権力闘争の中で在位した。
1322年に光厳天皇の皇子として生まれ、1336年に北朝第2代天皇として即位した。在位中は南朝との対立が続き、管領細川氏ら有力守護大名が実権を掌握していた。朝廷の財政難や内紛が深刻化する中、実質的な政治は執事や管領が代行することが多かった。1380年に譲位し、法皇として余生を過ごした。
1380年 天授 康暦 6月24日 光明天皇 北朝 天皇 1322年
1471年

パウルス2世

(1417 - 1471)

第211代ローマ教皇

第211代ローマ教皇
15世紀後半のローマ教皇(在位1464–1471)。教会改革には消極的とされる。
1417年にローマ貴族バルトリーニ家に生まれ、法学者として教皇庁に仕えた。1464年にパウルス2世として教皇に選出され、教会財政の立て直しに努めた。豪華な宮廷儀式を復活させる一方で、教会改革派との対立が深まった。厳格な統治姿勢は評価と批判を招き、1471年に死去した。
1471年 パウルス2世 ローマ教皇 1417年
永禄9年7月10日

近衛稙家

(1503 - 1566)

公卿

公卿
室町時代中期の公卿。近衛家に生まれ、朝廷で重職を務めた。
1503年に五摂家・近衛家の家に生まれ、朝廷内の要職を歴任した。内裏警護や朝儀を担当する治部卿などを務め、朝廷の運営に関与。将軍家や幕府との関係調整に奔走し、公家社会で影響力を保持した。和歌や連歌の文化振興にも携わったとされる。1566年に死去した。
1566年 永禄 7月10日 近衛稙家 公卿 1503年
慶長2年6月12日

小早川隆景

(1533 - 1597)

戦国武将

戦国武将
戦国時代の武将で毛利氏の一門。豊臣政権下でも五大老として活躍。
1533年に生まれ、毛利元就の子として家督を継いだ。中国地方の制圧戦で軍功を挙げ、優れた軍略を示した。豊臣秀吉に重用され、五大老に任ぜられて政治にも参与。晩年は豊臣政権の安定に尽力し、1597年に死去した。福山城を拠点に備後国を治めた。
1597年 慶長 6月12日 小早川隆景 戦国武将 1533年
慶長16年6月17日

堀尾吉晴

(1544 - 1611)

松江藩主

松江藩主
安土桃山から江戸初期にかけて活躍した大名。出雲松江藩の初代藩主。
1544年に堀尾忠氏の子として生まれ、羽柴秀吉に仕えて小田原征伐や朝鮮出兵に従軍した。関ヶ原の戦い後には松江藩初代藩主に任命され、出雲国を領した。藩政では城下町の整備や治水事業に取り組み、領内の基盤を固めた。1611年に死去し、その統治が藩の発展に繋がった。
1611年 6月17日 堀尾吉晴 松江藩主 1544年
元和2年6月13日

池田利隆

(1584 - 1616)

姫路藩主

姫路藩主
江戸時代初期の姫路藩主。池田氏本家の一族として藩政を担った。
1584年に池田輝政の子として生まれ、1613年に姫路藩主を継承した。藩政改革に取り組み、財政基盤の強化を図った。城下町の整備や治水事業を推進し、領内の安定に貢献。領民との協調を重視した統治を行い、藩政の礎を築いた。1616年に死去した。
1616年 元和 6月13日 池田利隆 姫路藩主 1584年
1630年

カルロ・エマヌエーレ1世

(1562 - 1630)

サヴォイア公

サヴォイア公
16世紀イタリアのサヴォイア公国の君主。領土拡大と文化事業を推進。
1562年にサヴォイア家の嫡子として生まれ、1580年に公位を継承した。領土防衛と外交に力を注ぎ、フランスやスペインとの関係調整に奔走した。カトリック教会との協調を重視し、宗教施設や芸術支援を行った。城館建築や防衛施設の整備にも取り組み、国力の向上に寄与した。1630年に死去し、息子アレッサンドロ1世が後を継いだ。
1630年 カルロ・エマヌエーレ1世 サヴォイア公 1562年
享保20年6月7日

蜂須賀宗員

(1709 - 1735)

第6代徳島藩主

第6代徳島藩主
江戸時代中期の大名で徳島藩6代藩主。藩政改革に尽力した。
1709年に蜂須賀家の当主家に生まれ、幼少で第6代徳島藩主を継承した。藩財政の立て直しを図り、倹約令や新田開発を推進した。藩校の創設や儒学奨励にも力を入れ、学問振興を促した。城下町の整備や河川改修を実施し、領内の安定を図った。1735年に死去し、その治世は藩の発展に大きく寄与した。
1735年 享保 6月7日 蜂須賀宗員 徳島藩主 1709年
享和2年6月27日

松本幸四郎 (4代目)

(1737 - 1802)

歌舞伎役者

歌舞伎役者
江戸時代後期に活躍した歌舞伎役者。4代目松本幸四郎として舞台で人気を博した。
1737年に江戸で生まれ、大名や町人を演じ分ける多彩な芸風で知られた。4代目松本幸四郎の名跡を継承し、荒事と和事の双方に秀でた演技を披露した。中村座や市村座など主要な劇場で主演を務めて観客を魅了した。弟子の育成にも力を注ぎ、多くの歌舞伎俳優に影響を与えた。享和2年(1802年)に没するまで、その存在感ある舞台で江戸歌舞伎の発展に寄与した。
1802年 享和 6月27日 松本幸四郎 (4代目) 歌舞伎役者 1737年
1806年

カロリーネ・フォン・ギュンダーローデ

(1780 - 1806)

詩人

詩人
ドイツ・ロマン主義期の女性詩人。繊細な感情表現と自然描写が特徴的な作品を残した。
1780年にドイツで生まれ、文学サロンに集った知識人との交流を深めた。幻想と自然を融合させた詩作で注目され、当時の詩人たちに影響を与えた。自身の内面と理想を追求した作品群は、ロマン主義文学の重要な一端を担った。生涯独身を貫き、感傷的かつ叙情的な作風が高く評価された。1806年に逝去後も、詩集が出版されるなど長く読まれ続けている。
1806年 カロリーネ・フォン・ギュンダーローデ 詩人 1780年