07月25日の誕生日 - 政治家・指導者

1016年

カジミェシュ1世

(1016 - 1058)

ポーランド公

11世紀のポーランド公。国家の再統一を果たし「修復者」の異名を持つ。

カジミェシュ1世（1016年 - 1058年）はポーランドのピャスト朝の公で、父ミェシュコ2世の死後に混乱した王国を再統一した。王国の復興に努めたことから「修復者」と称される。幼少期はドイツやキエフで亡命生活を送り、1039年にポーランドに帰還して勢力を回復した。国内の貴族らを制御し、教会や城郭の再建を進めて王権を強化した。妻マリア・ドブロニエガとの婚姻によりキエフ大公国との関係を深めた。晩年は国内の安定に成功し、1058年に生涯を閉じた。

1016年カジミェシュ1世ポーランド公 1058年

1109年

アフォンソ1世

(1109 - 1185)

ポルトガル王

ポルトガル初代国王。レオンからの独立を果たし、王国の基礎を築いた。

アフォンソ1世（1109年 - 1185年）はポルトガル初代国王であり、「征服王」とも呼ばれる。テンプル騎士団と協力してムーア人から領土を回復し、1139年に独立を宣言した。彼の軍事的勝利によりポルトガルの領域は北部から南部に拡大した。1157年にアルビンガ回勅により教皇から王位を承認され、国際的地位を確立した。統治期間中に国内の法制整備を行い、王権の基盤を強固にした。晩年は修道院建設を支援し、1185年に息子サンチョ1世に王位を継承した。

1109年アフォンソ1世ポルトガル王 1185年

1396年

王禑

(1396 - 1389)

高麗王

1396年王禑高麗 1389年

1421年

ヘンリー・パーシー

(1421 - 1461)

ノーサンバランド伯

イングランドのノーサンバランド伯。薔薇戦争でランカスター家を支持し、トウトンの戦いで戦死した。

ヘンリー・パーシー（1421年 - 1461年）はイングランドの貴族でノーサンバランド伯爵として北部を支配し、薔薇戦争において重要な役割を果たした。彼はランカスター派に属し、初陣はスターンズ橋の戦いとされる。1461年のトウトンの戦いに参戦し、その混乱の中で戦死した。伯爵家の勢力を維持しつつ、多くの要塞を管理し北部の治安維持に努めた。彼の死はヨーク派との勢力均衡に大きな影響を与えた。

1421年ヘンリー・パーシーノーサンバランド伯 1461年

1507年

チャーマ・ラージャ4世

(1507 - 1576)

マイソール王国君主

1507年チャーマ・ラージャ4世マイソール王国 1576年

永禄3年7月3日

片桐貞隆

(1560 - 1627)

大和小泉藩初代藩主

1560年永禄 7月3日片桐貞隆小泉藩 1627年

永禄5年6月24日

万里小路充房

(1562 - 1626)

公卿

万里小路充房公卿 1626年

天正17年6月13日

伊東祐慶

(1589 - 1636)

日向飫肥藩第2代藩主

戦国時代から江戸時代初期にかけて日向飫肥藩第2代藩主を務めた。藩政改革や城下町の整備に尽力した。

伊東氏の一門として、1589年に生まれた飫肥藩第2代藩主。幼少期より領国経営に関わり、領民の生活向上や防衛体制の強化に努めた。城下町の整備や水利事業を推進し、藩財政の安定化を図った。外様大名として徳川幕府との関係も調整し、領地の平和を維持した。 1636年に没し、その治世は飫肥藩の基盤固めに大きく貢献した。

1589年天正 6月13日伊東祐慶飫肥藩 1636年

1747年

ロジェ・デュコ

(1747 - 1816)

政治家

フランス革命期の政治家。総裁政府の一員としてクーデターに関与した。

1747年にフランスで生まれ、貴族出身ながら革命運動に参加。革命政府の総裁に選出され、1799年のブルメール18日のクーデターを支持。ナポレオン政権下でも要職を歴任し、第一統領政府に参加した。その後の復古王政期には一時失脚したものの、政治家としての影響力を保った。 1816年に没し、革命から帝政移行期の激動に関わった人物として知られる。

1747年ロジェ・デュコ 1816年

宝暦10年6月13日

醍醐輝久

(1760 - 1801)

公卿

江戸時代後期の公卿。朝廷で儀式や公務を担った。

1760年に公卿の家系に生まれ、幼少期より朝廷での教育を受けた。宝暦年間から嘉永にかけて複数の官職を歴任し、宮廷儀礼を主管。公家文化の伝承や朝廷財政の管理にも携わり、朝廷機構の維持に貢献。幕末の動乱期には公武関係の調整にも関与したとされる。 1801年に没し、近世後期の朝廷運営を支えた功労者として知られる。

1760年宝暦醍醐輝久公卿 1801年

1797年

アウグステ・フォン・ヘッセン＝カッセル

(1797 - 1889)

イギリスの王族

ヘッセン＝カッセル方伯家出身で、イギリス王族と結婚した。

1797年にヘッセン＝カッセル方伯家の一員として生まれた。 1818年にジョージ3世の息子アドルファス王子（ケンブリッジ公）と結婚。ケンブリッジ公爵夫人としてロイヤルファミリーの一員となり、公務を担った。慈善活動や文化支援に熱心で、英国社会に溶け込んだ。 1889年に没し、長寿を全うした王族として知られる。

1797年アウグステ・フォン・ヘッセン＝カッセルイギリス 1889年

文政4年6月26日

鍋島直晴

(1821 - 1839)

肥前鹿島藩第11代藩主

江戸時代末期の肥前鹿島藩第11代藩主。若くして藩政改革に志を示したが、18歳で没した。

1821年、鍋島家の一員として肥前国鹿島藩で生まれた。 11代藩主として家督を継ぎ、藩政運営に携わった。鹿島藩は現在の佐賀県鹿島市周辺を領有し、佐賀藩の支藩として機能した。藩主として若くして改革に意欲を示し、領民の安定を図ろうと努めた。しかし1839年、わずか18歳で病没し、短い生涯を閉じた。生前の詳細な史料は限られるが、若年での藩主就任は後世にも注目される。

1821年文政 6月26日鍋島直晴鹿島藩 1839年