2010年

石川県珠洲市が地上波アナログテレビ放送を中止し、地上波デジタル放送に完全移行。

国内で初めて自治体単位で地上波アナログ放送を全面終了し、デジタル放送へ移行した先駆的事例。
2010年7月24日、石川県珠洲市は国内で初めて自治体単位で地上波アナログテレビ放送を全面終了し、地上波デジタル放送へ完全移行しました。 この取り組みは過疎地域での放送効率化と電波利用の最適化を図るため、総務省のデジタル化推進政策に基づいて実施されました。 珠洲市内では世帯単位でデジタルチューナー内蔵テレビや外付けチューナーを導入し、市が設置サポートを行いました。 これにより、地上アナログ放送の停止後も市民は途切れることなくテレビ視聴を継続することができました。 全国のアナログ停波計画に先駆けたモデルケースとして、他地域へのデジタル移行にも影響を与えました。
2010年 石川県 珠洲市 地上波デジタル放送
2011年

東日本大震災で大きな被害を受けた福島県、宮城県、岩手県を除く日本の44都道府県で地上波のアナログテレビ放送とアナログBS放送が終了。

被災3県を除く全国44都道府県で地上波アナログ放送とBSアナログ放送が終了、デジタルに移行。
2011年7月24日、東日本大震災で被災した福島県、宮城県、岩手県を除く全国44都道府県で地上波アナログテレビ放送およびアナログBS放送が予定通り終了しました。 これは総務省のデジタル移行計画の一環で、放送波をデジタルに集約し電波利用の効率化を図る取り組みです。 震災の影響で被災3県は停波が延期され、復旧と安全確認後に移行が行われました。 デジタル放送への切り替えに伴い、多くの家庭がチューナーの設置やアンテナ調整を行い、テレビ視聴環境が更新されました。 全国的なアナログ停波のモデルケースとして、メディア業界にも大きな影響を与えました。
2011年 東日本大震災 福島県 宮城県 岩手県 地上波のアナログテレビ放送
2012年

日本で、この日までに移動体通信(携帯電話等)用800MHz帯の再編を完了。

国内の携帯電話向け800MHz帯域の再編が完了し、通信サービスの基盤が整備された日。
2012年7月24日までに、日本国内で移動体通信(携帯電話など)向けの800MHz帯周波数の再編が完了しました。 総務省の周波数再編計画により、従来テレビ放送で使用されていた帯域を携帯電話事業者に割り当て、新たな通信需要に対応できる環境が整備されました。 800MHz帯は電波伝播特性に優れ、建物内や地下でも安定した通信を可能にします。 周波数再編により通話品質や通信エリアの拡大が期待され、以降の4G/LTEサービスの普及を支える重要な基盤となりました。 この取り組みは日本のモバイル通信技術発展に大きく貢献しました。
2012年 移動体通信 携帯電話 800MHz帯