1950年

パンパー8の打ち上げで、ケープカナベラル空軍基地が初めてロケットの打ち上げに使われる。

1950年7月24日、ケープカナベラル空軍基地からパンパー8ロケットが打ち上げられ、同基地が初めてロケット発射場として使用されました。
パンパー計画は第2次世界大戦後に米軍と研究者が進めた高高度研究用ロケット実験プログラムです。 パンパー8は第1段にドイツ製V2ロケット、第2段にWACコーポラルを組み合わせた2段式ロケットでした。 この打ち上げ成功により、ケープカナベラルはアメリカ合衆国の主要なロケット発射拠点となりました。 高度約400キロメートル以上まで到達し、大気圏上層の観測データ収集に貢献しました。 その後、ケープカナベラルは多くのミサイルや宇宙ロケット打ち上げで中心的な役割を果たすようになりました。
1950年 パンパー8 ケープカナベラル空軍基地
1964年

ウッドリバー臨界事故: アメリカ・ロードアイランド州のウラン回収施設で臨界が発生。作業員が450シーベルト以上を被曝して死亡。

1964年7月24日、ロードアイランド州ウッドリバーのウラン回収施設で臨界事故が発生し、作業員が被曝死しました。
ウッドリバー臨界事故は、核燃料再処理施設における管理手順の不備が原因で起こりました。 臨界が発生すると中性子連鎖反応が制御不能となり、作業員は450シーベルト以上の致死的な被曝を受けました。 当時、施設の安全設計や作業マニュアルには十分な臨界防止措置が講じられていませんでした。 この事故を受け、米国内では原子力施設の臨界安全基準が見直され、規制強化が進められました。 後の放射線防護や施設運用の改善に大きな影響を与えた重大事故として記憶されています。
1964年 ウッドリバー臨界事故 アメリカ ロードアイランド州 ウラン 臨界 シーベルト 被曝
1969年

史上はじめて月面着陸に成功したアメリカの有人宇宙船アポロ11号が地球に帰還。

アポロ11号が地球へ無事帰還し、人類初の月旅行ミッションを完遂。
1969年7月24日、NASAの有人宇宙船アポロ11号が太平洋上に再突入し、USSホーネット号によって回収された。 船長ニール・アームストロングやバズ・オルドリンらが史上初の月面着陸を果たした後の帰還で、世界中が歓喜した。 ミッションは月面での石の採取や実験機器の展開を含む科学的成果を挙げ、人類の宇宙開発史における大きなマイルストーンとなった。 帰還後の音声や映像はテレビで生中継され、何百万人もの人々に感動を与えた。
1969年 アポロ11号