07月24日の誕生日 - 科学者・研究者

1856年

エミール・ピカール

(1856 - 1941)

数学者

フランスの数学者。複素解析の『ピカールの定理』で名を残す学者。

1856年パリ生まれ。パリ高等師範学校を卒業後、教職に就く。パリ大学教授として複素解析や微分幾何学の研究を推進。大ピカールの定理・小ピカールの定理を提唱し、不動点理論や関数理論に革新をもたらす。代数的トポロジーや常微分方程式への応用も行い、多方面に貢献。フランス学士院会員として学術振興に尽力。 1941年に没し、数学界に多大な遺産を残した。

1856年エミール・ピカール数学者 1941年

万延元年6月7日

梅謙次郎

(1860 - 1910)

法学者、法政大学初代総理

法学者法政大学初代総理

日本の法学者で、法政大学の創設者および初代総理を務めた教育者。

梅謙次郎は、日本の近代法学の発展に寄与した法学者である。東京大学法科大学を卒業後、海外留学を経て法律教育の重要性を説いた。 1880年代に私塾を設立し、後に法政大学として発展させ、初代総理に就任した。多くの法律家を育成し、民法・商法の研究を通じて日本の法制度整備に貢献した。教育者としての情熱と組織運営力が評価され、現在の法政大学の礎を築いた。

万延 6月7日梅謙次郎法学者法政大学 1910年

1902年

鏑木政岐

(1902 - 1987)

天文学者

日本の天文学者。太陽観測や彗星研究など多岐にわたる天体観測で知られる。

1902年に生まれ、東京大学理学部で天文学を学ぶ。卒業後は国立天文台に勤務し、太陽黒点観測や彗星の軌道計算に従事。また国際天文学連合の観測プロジェクトに日本代表として参加し、世界との学術交流を促進。後年は大学教授として多くの後進を指導し、日本の天文学研究の基盤を築いた。 1987年に亡くなるまで約半世紀にわたり天文学界に貢献した。

1902年鏑木政岐天文学者 1987年

1929年

小黒八七郎

(1929 - 1997)

医師、内科学者

医師内科学者

日本の医師・内科学者。臨床と研究の両面で活躍。

小黒八七郎（1929年7月24日–1997年）は、日本の医師、内科学者。大学病院で診療と教育に携わり、後進の指導に尽力した。循環器内科を専門とし、関連する研究論文を発表した。臨床医として多くの患者を診察し、地域医療に貢献した。その功績は医学界で顕彰され、日本の内科学発展に寄与した。

1929年小黒八七郎医師 1997年

1932年

長沢工

(1932 - 2019)

天文学者

日本の天文学者。電波天文学や宇宙物理学の研究で知られた。

長沢工は1932年に生まれ、東京大学理学部および大学院で宇宙物理学を専攻した。国内外の電波望遠鏡プロジェクトに参加し、銀河や星間物質の研究で業績を残した。国立天文台教授や学会役員を歴任し、観測技術の発展と後進の教育に尽力した。日本天文学会賞などを受賞し、2019年に逝去。

1932年長沢工 2019年