07月23日

祝日・記念日

大暑

国・地域: 日本

二十四節気の1つ。太陽の黄経が120度に達した時で、夏の暑さが最も厳しい時期に当たる。日本では、2020年代から2040年代まで、年を4で割った余りが2または3の年に、この日が大暑となる。また、この日が「大暑」となることが多かったことから、以下の記念日が設定されている。鮮度保持の日（日本）愛知県名古屋市の株式会社ベルグリーンワイズが制定。食品の鮮度を保つことは、味と香りの保持など様々な利点があることをアピールするのが目的。日付は、生鮮品の鮮度が1年で一番落ちやすい時期の「大暑」にこの日がなることが多いことから。、カシスの日（日本）人々の健康に寄与するカシスへの関心を高めてもらおうと、一般社団法人日本カシス協会が2006年に制定。この日が大暑になることが多いことから。

二十四節気の一つで、夏本番の暑さが最高潮に達する時期を示します。農作物の管理や暑さ対策の目安としても活用されています。
太陽の黄経が120度に達するタイミングで、毎年7月22日頃に訪れます。 中国の古代暦法に由来し、日本でも伝統的に暑中見舞いや打ち水といった暑気払いの行事が行われてきました。 現代では気象情報として広く知られ、熱中症警戒や節電の目安にもされます。 またこの日が大暑となる年には「鮮度保持の日」や「カシスの日」など、食品や健康に関する記念日が制定されます。 季節の節目として、旬の野菜や冷たい飲み物で夏を乗り切るきっかけになります。
大暑 日本 二十四節気 日本 愛知県 名古屋市 カシス 日本 2006年

文月ふみの日

国・地域: 日本

1979年から郵政省（現日本郵政グループ）は毎月23日を「ふみ」の語呂合せで「ふみの日」としているが、7月の旧称が「文月」であることから、特に7月の23日は「文月ふみの日」としてさまざまなイベントを実施している。

旧暦の『文月』と『ふみ』の語呂合わせで、郵便文化を祝う日です。手紙を書く楽しさを見直す機会になります。
1979年に郵政省（現・日本郵政グループ）が毎月23日を『ふみの日』と定めたのが起源です。 7月は旧暦の『文月』に当たることから、特に23日を『文月ふみの日』として郵便をテーマにしたイベントが開催されます。 手紙やはがきのデザインコンテスト、書簡に関するワークショップなどが各地で行われ、書く文化の普及を図ります。 デジタル化が進む中で、直筆の手紙が持つ温かみやコミュニケーションの大切さを改めて伝える機会となります。 参加者がオリジナルポストカードを送り合うなど、世代を超えた交流が生まれる日です。
日本 1979年 郵政省 日本郵政グループ

米騒動の日

国・地域: 日本

1918年の7月22日の夜からこの日にかけて、富山県魚津の主婦達が米の県外移出を防止する集団行動を起こした。この米騒動は全国に波及した。

1918年、富山県魚津の主婦たちが米価高騰に抗議して起こした米騒動を記念する日です。社会運動の原点ともいえます。
1918年7月22日夜から翌23日にかけて、富山県魚津の主婦たちが米の県外移出を阻止するため集団行動を起こしました。 米価の高騰が生活を直撃したことへの苦肉の策で、その行動は瞬く間に全国へ波及しました。 やがて政治問題化し、米価統制や社会改革の議論が活発化する契機となりました。 女性たちが主体となって行動した点は、後の婦人運動や労働運動にも影響を与えたとされています。 現代では食料安全保障や地域コミュニティの力を考える日として位置づけられます。
米騒動 日本 1918年 7月22日 富山県

ドッグ・デイズ

ヨーロッパでは、おおいぬ座α星シリウスが太陽と同じ方向に現れる7月23日から8月23日までの期間を「犬の日」と呼んでいる。この星が現われる頃は猛暑で、人も家畜も体力が弱まり病気になりやすいのはこの星のせいだという言い伝えがある。

シリウスが太陽と同じ方向に現れる7月23日頃からの期間を指す、欧州の伝統的な猛暑期の呼び名です。
英語でDog Daysと呼ばれ、古代ギリシャ・ローマではシリウス出現が猛暑や疫病の原因と考えられました。 7月23日頃から8月23日頃までの期間を指し、農作業や健康管理では注意喚起が行われます。 夏の最盛期として詩や文学、音楽にもたびたび登場し、文化的な象徴ともなっています。 現代でも観光イベントやテーマにした企画が行われ、季節感を楽しむきっかけになります。 星座や宇宙への関心を高める教育プログラムとして活用されることもあります。
ドッグ・デイズ おおいぬ座 シリウス 太陽 8月23日

革命記念日

国・地域: エジプト

1952年のこの日、自由将校団がクーデター（エジプト革命）を起こしたことを記念。翌年、最後の国王フアード2世が廃位され、エジプトは共和制に移行した。

1952年の自由将校団によるクーデターを記念し、エジプトの共和制移行を祝う国民的祝日です。
1952年7月23日、若手将校が王政打倒のクーデター（エジプト革命）を起こしました。 翌1953年にはフアード2世が退位し、エジプトは正式に共和制へ移行しました。 現在は国を挙げて軍事パレードや式典が開かれ、建国の精神と独立への誇りを称えます。 教育機関や公共機関は休業となり、花火や演説など多彩なイベントが催されます。 国民の愛国心を高める一方で、歴史を学ぶ機会としても位置づけられています。
革命記念日 エジプト 1952年 自由将校団 エジプト革命 フアード2世

ルネッサンス・デー

国・地域: オマーン

1970年のこの日、王太子カーブース・ビン＝サイードがクーデターを起こして父王サイード・ビン＝タイムールを追放し、自ら王位に就いた。

1970年のカーブース国王即位を祝うオマーンの祝日で、近代化の始まりを象徴します。
1970年7月23日、カーブース・ビン＝サイード殿下がクーデターを起こし父王を追放、スルタンに即位しました。 以降オマーンは積極的な外交政策や社会インフラ整備を進め、繁栄と安定を実現しました。 当日は公務員や学校が休みとなり、パレードや文化展示、伝統音楽の公演などが行われます。 また全国で花火やライトアップが行われ、国民が王家と近代オマーンの発展を祝い合います。 「ルネッサンス・デー」は国家アイデンティティの形成において重要な意義を持ちます。
オマーン 1970年 カーブース・ビン＝サイード

鮮度保持の日

国・地域: 日本

愛知県名古屋市の株式会社ベルグリーンワイズが制定。食品の鮮度を保つことは、味と香りの保持など様々な利点があることをアピールするのが目的。日付は、生鮮品の鮮度が1年で一番落ちやすい時期の「大暑」にこの日がなることが多いことから。

食品の鮮度を守ることの大切さをアピールするために設定された記念日です。
愛知県名古屋市の株式会社ベルグリーンワイズが制定した記念日で、日付は大暑の時期に合わせています。 鮮度保持技術やパッケージングの重要性を紹介し、食品ロス削減や品質管理の意識向上を図ります。 小売店やメーカーではセミナーや試食会が開催され、新鮮食材の見分け方や保存方法を学べます。 家庭でも保存容器や冷蔵庫の使い方、真空パックなどの活用法が紹介されます。 おいしさだけでなく栄養価や安全性の確保にもつながる取り組みです。
日本 愛知県 名古屋市

カシスの日

国・地域: 日本

人々の健康に寄与するカシスへの関心を高めてもらおうと、一般社団法人日本カシス協会が2006年に制定。この日が大暑になることが多いことから。

黒スグリ（カシス）の健康効果に注目する日で、楽しみ方や魅力を広める機会です。
2006年に一般社団法人日本カシス協会が制定し、大暑の節気に合わせて日付が決められました。 カシスにはビタミンCやアントシアニンなど抗酸化成分が豊富に含まれ、健康維持や美容効果が期待されます。 レシピコンテストやカクテルフェア、試飲・試食イベントなどが全国で開催され、消費者の関心を高めます。 農家やメーカーでは品種改良や加工技術の展示が行われ、産地振興にもつながっています。 手軽に楽しめるカシスジャムやジュース、リキュールを通じて健康習慣を広める日です。
カシス 日本 2006年

益子祇園祭

国・地域: 日本

毎年7月23日から25日にかけて行われる祇園祭。1705年（宝永2年）頃、疫病が流行した際に天王信仰から祭礼を行ない、怨霊や疫病を鎮めたことに起源を持つ。鹿島神社境内末社の八坂神社の祭礼で、昔は天王祭と呼ばれていた。

疫病鎮静を願い1705年頃から始まった栃木県益子町の伝統的な祇園祭です。
益子祇園祭は鹿島神社境内末社の八坂神社の祭礼で、疫病退散を祈るために始まりました。 毎年7月23日から25日にかけて、山車や神輿が町内を練り歩き、華やかな飾りと太鼓の音が響きます。 地元の子どもから大人まで参加し、伝統衣装や郷土芸能の披露を通して地域の絆を深めます。 露店や屋台では益子焼の食器や地元特産品が販売され、観光客にも人気です。 夜には提灯に照らされた山車が幻想的な風景を演出し、夏の風物詩となっています。
益子祇園祭 日本

上越まつり

国・地域: 日本

祭りの基盤となる祇園祭は八坂神社の祭祀で、平安時代から続く、国家安全・家運長久を願う祈願祭。「高田祇園祭」（7月23日 - 26日）と「直江津祇園祭」（7月26日 - 29日）から成る。2地区で催されるようになったのは、慶長19年（1614年）に高田藩主松平忠輝が高田城を築いてから。

高田祇園祭と直江津祇園祭から成る、新潟県上越市の夏の伝統行事です。
上越まつりは平安時代から続く八坂神社の祈願祭を基に、高田と直江津の二地区で行われます。 7月23日から26日に高田祇園祭、7月26日から29日に直江津祇園祭が催され、両地区が一体となって盛り上がります。 豪華絢爛な山車や神輿巡行のほか、伝統芸能の奉納や花火大会など多彩な企画が行われます。 慶長19年（1614年）に高田城築城とともに現在の形が整い、400年以上の歴史を誇ります。 地域住民や観光客が一緒になって祝う夏の一大イベントです。
日本 1614年 高田藩 松平忠輝 高田城

頓写会

国・地域: 日本

加藤清正は、慶長16年6月24日（新暦1611年8月2日）、熊本城で亡くなった。熊本県熊本市にある加藤家の菩提寺本妙寺では、旧暦の命日から1ヶ月ずらした7月23日に、毎年「頓写会（とんしゃえ）」と呼ばれる法要が営まれる。

7月23日は熊本市本妙寺で加藤清正の法要「頓写会」が行われる日です。
加藤清正は慶長16年6月24日（新暦1611年8月2日）に熊本城で亡くなりました。 本妙寺は加藤家の菩提寺として建立され、毎年旧暦の月命日から1ヶ月ずらした7月23日に法要が営まれます。 この法要は「頓写会（とんしゃえ）」と呼ばれ、加藤清正の功績をしのび、菩提を弔う伝統行事です。 参列者は僧侶の読経のもと、清正公像に香を手向け、歴史を振り返ります。 夏の熊本の風物詩としても知られ、地域の人々によって大切に受け継がれています。
日本 加藤清正 6月24日 1611年 8月2日 熊本城 熊本県 熊本市 本妙寺