1954年

国鉄EH10形電気機関車新製配置。

国鉄EH10形電気機関車が新製配置され、貨物輸送力の強化が図られた。
1954年7月23日、日本国有鉄道(国鉄)がEH10形電気機関車の最初の編成を新製配置。 EH10は6軸(Bo-Bo+Bo-Bo)の駆動方式を採用し、急勾配路線での貨物牽引を想定して設計された。 主に東北本線や上越線などで運用され、従来機より高い牽引力と信頼性を発揮。 日本の高度経済成長期における鉄道貨物輸送量の増大を支え、鉄道電化の進展にも寄与した。 EH10形は1980年代まで運用され、その一部が鉄道博物館などに保存されている。
1954年 国鉄EH10形電気機関車
1987年

首都圏で280万世帯が停電。クーラー使用による電力需要激増により電力消費量が発電所の発電能力を超えたため。経済損失は1兆8千億円と試算されている。

首都圏で記録的猛暑に伴う電力需要急増で大規模停電が発生し、生活・経済に大きな影響を与えました。
1987年7月23日、首都圏を中心に280万世帯で大規模停電が発生しました。 原因は猛暑によるエアコン使用の急増で、発電所の能力を超えたためです。 停電は数時間続き、鉄道・通信・商業施設などが一斉にストップしました。 復旧作業には数百人規模の作業員が動員されましたが、完全復旧までに時間を要しました。 経済損失は約1兆8千億円と試算され、エネルギー需給の重要性が浮き彫りになりました。 この経験を受けて電力会社は需給予測や設備増強、ピーク時対策の強化に乗り出しました。
1987年 280万世帯が停電 発電所