1973年

アメリカが地球観測衛星「ランドサット1号」を打ち上げる。

1973年7月23日、アメリカが世界初の地球観測衛星「ランドサット1号」を打ち上げました。
1973年7月23日、NASAとUSGS(アメリカ地質調査所)の共同事業として 世界初の民間・政府共同の地球観測衛星ランドサット1号が バンデンバーグ空軍基地から打ち上げられました。 衛星は地球表面をマルチスペクトルで撮影し、 農業、森林管理、地質調査などに利用されました。 観測データは当初の計画を大きく超えて多岐にわたり、 環境モニタリングや災害対応に革新をもたらしました。 ランドサット計画は以後、連続的に運用され、 リモートセンシング分野の基礎を築きました。
1973年 アメリカ 地球観測衛星 ランドサット1号
1995年

過去に観測された彗星の中でも最大級の彗星・ヘール・ボップ彗星発見。

1995年に発見された、過去最大級の明るさを誇る彗星です。
1995年7月23日、アメリカの天文家アラン・ヘールとトーマス・ボップにより発見されました。直径は約60kmと推定され、尾が地球から肉眼で長期間観測できるほど明るく輝きました。1997年春に最接近し、多くの天文ファンが観測を楽しみました。また彗星と衛星電話を結びつけたオカルト的な噂を呼び、『ヘール・ボップ現象』とも称されました。現在も彗星研究の代表例として知られています。
1995年 ヘール・ボップ彗星
2022年

世界保健機関(WHO)が、サル痘の流行が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」であることを宣言。

2022年7月23日、WHOがサル痘の流行を国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)と宣言した。
2022年7月23日、世界保健機関(WHO)はサル痘の世界的な感染拡大を受け、PHEICを宣言した。これはサル痘が多くの国で報告され、公衆衛生上の深刻なリスクと判断されたためである。宣言により各国政府や保健当局は監視強化やワクチン供給、感染拡大防止策を推進するよう求められた。今回のPHEIC発令は新型コロナウイルスに次いで2例目であり、国際的な協調体制の重要性が改めて浮き彫りとなった。サル痘対応に関する研究やガイドライン整備が加速し、世界的な感染拡大抑制に向けた取り組みが続けられている。
2022年 世界保健機関 サル痘