ホタルブクロ (蛍袋)

学名: Campanula punctata
科名: キキョウ科

花言葉

  • 思い出
  • 忠実
  • 正義

特徴

花色:

説明

ホタルブクロは東アジア原産のキキョウ科多年草で、5月下旬から7月にかけて大きな釣り鐘状の花を咲かせます。提灯のことを火垂袋(ホタルブクロ)と呼ぶこともあり、花の形が提灯を連想させることからこの名がついたとされています。子どもが袋状の花にホタルを入れて遊んだという説もあります。花色は青、紫、白、ピンクなどがあり、花びらに細かい斑点が入るのが特徴です。

豆知識

  • 花の中に本当にホタルを入れると、ほのかに光って幻想的な美しさを見せます
  • 地下茎で増えるため、一度植えると毎年同じ場所に現れます
  • 花の形が提灯に似ていることから「提灯花」とも呼ばれます
  • 万葉集にも詠まれている古い時代から親しまれた花です

利用方法

観賞用
  • 庭植え
  • ロックガーデン
  • 野草園
  • 半日陰の庭
薬用
  • 民間療法で消炎作用があるとされますが、現在は薬用利用はほとんどありません

注意: 現在は薬用目的での使用は推奨されません

食用

食用には適しません

その他
  • 野草観察
  • 自然教育
  • 押し花

毒性

毒性レベル: 弱い

有毒部位: 全草に微量のアルカロイドが含まれています

症状: 大量摂取しなければ問題ありませんが、食用は避けてください

フランネルソウ

学名: Lychnis coronaria
科名: ナデシコ科

花言葉

  • 強い気持ち
  • 私の愛は不変
  • 好意

特徴

花色:

説明

フランネルソウは南ヨーロッパ原産のナデシコ科の植物で、江戸末期に日本に渡来しました。株全体が柔らかい白毛で覆われており、フランネル(イギリス原産の起毛した柔らかい布)の風合いに似ていることからこの名がつきました。春から初夏にかけて白やピンクの花を咲かせ、シルバーがかった葉とのコントラストが美しい植物です。正式にはスイセンノウ(酔仙翁)と呼ばれます。

豆知識

  • フランネルとはイギリス原産の起毛した柔らかい布のことです
  • 白い毛に覆われた葉がシルバーリーフガーデンで人気です
  • 乾燥に非常に強く、地中海性気候に適応しています
  • 正式名のスイセンノウは「酔った仙人」という意味です

利用方法

観賞用
  • ドライガーデン
  • ボーダーガーデン
  • シルバーリーフガーデン
  • 切り花
薬用
  • 特に薬用利用はありません

注意: 観賞用途のみです

食用

食用には適しません

その他
  • ドライフラワー
  • 押し花
  • シルバーカラーリーフ

毒性

症状: 毒性はありません

ルコウソウ (縷紅草)

学名: Ipomoea quamoclit
科名: ヒルガオ科

花言葉

  • 世話好き
  • いつも愛らしい
  • 繊細な愛
  • 元気

特徴

花色:

説明

ルコウソウはメキシコ原産のヒルガオ科のつる性植物で、日本では一年草として扱われます。「縷紅草」の名前は、細い糸のような葉と紅色の花に由来します。夏には直径2cmほどの星型の花を咲かせ、花色は赤、白、ピンクなどがあります。葉はシダのように細かく分かれ、とても繊細で美しい形をしています。つるを伸ばして他の植物に絡みつき、生命力旺盛に成長します。

豆知識

  • 花は早朝に開花し夕方には萎れてしまう一日花です
  • 葉は羽状に浅く裂け、非常に繊細で美しい形をしています
  • つるは3〜4mまで伸び、生命力が非常に旺盛です
  • 学名のquamoclitはマメ科のつる性植物を指す言葉に由来します

利用方法

観賞用
  • フェンスやアーチの装飾
  • 緑のカーテン
  • 鉢植え
  • 庭園の装飾
薬用
  • 特に薬用利用はありません

注意: 観賞用途のみです

食用

食用には適しません

その他
  • ハチドリの蜜源
  • 昆虫の蜜源
  • 教育用植物

毒性

症状: 毒性はありません

ブーゲンビリア

学名: Bougainvillea spectabilis
科名: オシロイバナ科

花言葉

  • 魅力がいっぱい
  • 情熱
  • あなたしか見えない

特徴

花色: ピンク

説明

ブーゲンビリアは中央・南アメリカの熱帯雨林原産のオシロイバナ科の常緑低木で、鮮やかに色づいた花びらに見える部分は実は苞(ほう)と呼ばれる葉の変化したものです。ピンク色の品種は特に人気が高く、その鮮やかな色彩が南国的な雰囲気を演出します。トゲがあることから注意が必要ですが、その美しさから世界中で愛される観賞植物となっています。

豆知識

  • 色づいた花びらに見える部分は実際は苞(ほう)という葉の変化したものです
  • 通常3枚もしくは6枚の苞が花を取り巻きます
  • 18世紀のフランス探検家ブーガンヴィルの名前が由来です
  • ハワイでは「花の悪魔」と呼ばれることもあります

利用方法

観賞用
  • 庭園の装飾
  • フェンスやアーチの装飾
  • 鉢植え観賞
  • 温室栽培
薬用
  • 葉に含まれるピニトールが糖尿病に効果があるとされますが、一般的な薬用利用はありません

注意: 観賞用途が主で、薬用利用は専門家に相談してください

食用

食用には適しません

その他
  • 生垣
  • 地被植物
  • エロージョン・コントロール

毒性

毒性レベル: 弱い

有毒部位: トゲによる物理的な怪我の危険があります

症状: トゲによる刺傷に注意が必要ですが、植物自体の毒性は低いとされています