07月21日

祝日・記念日

独立記念日

国・地域: ベルギー

1930年にオランダからの独立を宣言したベルギーで、1831年のこの日に最初の王であるレオポルド1世が即位したことを記念。

ベルギーがオランダから独立を宣言し、初代国王レオポルド1世の即位を祝う日です。毎年パレードや花火大会などで盛大に祝賀が行われます。
1831年7月21日にレオポルド1世が初代国王として即位したことを由来とします。1930年にオランダからの独立を宣言した日でもあり、国家の記念日として定着しました。全国の公園や広場では祝賀行事が行われ、公式セレモニーや市民参加型イベントが開かれます。花火大会やコンサートなどの野外イベントは夏の風物詩となっています。式典には国旗の掲揚や演説が行われ、国民の祝日として家族で楽しむ一日です。歴史と伝統が息づく夏の祭典として毎年多くの人々に親しまれています。
独立記念日 ベルギー 1930年 オランダ 1831年 レオポルド1世

解放記念日

国・地域: グアム

1944年のこの日、アメリカ軍が日本占領下のグアムに上陸しグアムの戦いが始まったことを記念。

1944年7月21日にアメリカ軍がグアム島に上陸し、戦いの始まりを記念する日です。島内各地でパレードや慰霊式典が行われ、地元の人々が解放を祝います。
第二次世界大戦中の1944年7月21日、アメリカ海兵隊が日本占領下のグアムに上陸し、グアムの戦いが始まりました。約2週間にわたる激戦の末に島は奪還され、解放が完了しました。戦没者を追悼する慰霊碑や記念碑が建てられ、毎年式典が行われます。地元住民や退役軍人が集まり、パレードや献花、演説を通じて平和への祈りを新たにします。学校では授業の一環として戦史学習が行われ、若い世代にも歴史を伝えています。グアムの解放記念日は島の文化と歴史を考える重要な機会となっています。
グアム 1944年 グアムの戦い

民族融和の日

国・地域: シンガポール

1964年のこの日、ムハンマドの生誕を祝うマレー人と中国人が衝突し暴動となったことによる。

1964年7月21日に起きたマレー人と中国人の衝突を教訓に、シンガポールの多民族融和を呼びかける記念日です。政府や各コミュニティがイベントを通して多文化理解を深めます。
1964年7月21日、イスラム教の預言者ムハンマドの生誕祝いの場でマレー人と中国人の間に衝突が発生し、暴動へと発展しました。死傷者が出たこの事件はシンガポールの多民族社会の脆弱さを象徴しました。事件後、政府は民族融和の必要性を強調し、教育やコミュニティプログラムを充実させました。民族融和の日はそれを契機に制定され、毎年この日にシンガポール全土で講演会や交流イベントが開催されます。学校や職場ではワークショップや文化交流が行われ、異なる背景を持つ人々の理解を深めます。多様性を尊重し、平和共存を目指すシンガポールの理念を体現する重要な日です。
民族融和の日 英語版 シンガポール 1964年 ムハンマド マレー人 中国人

海の日、2003年以降7月の第3月曜日・2003年・2008年・2014年・2025年）

国・地域: 日本
海の恩恵に感謝し、海洋国日本の繁栄を願う国民の祝日です。2003年からはハッピーマンデー制度で7月の第3月曜日に移動しています。
海の日は、海の恩恵に感謝し海洋国としての繁栄を願う祝日です。もとは1995年に7月20日を定められていましたが、2003年からハッピーマンデー制度により7月の第3月曜日に移動しました。2008年や2014年、2025年などは特例として日付が調整されています。海水浴やマリンスポーツのシーズンとしても親しまれ、各地でビーチイベントやクルーズ体験が開催されます。国内各港では感謝祭や産業フェアが開かれ、漁業関係者のPR活動も活発になります。家族連れや友人と海を楽しむ機会として定着し、夏の風物詩となっています。
海の日 日本 2003年 2008年 2014年 2025年

自然公園の日

国・地域: 日本

1957年のこの日、自然公園法が制定された。国土交通省と林野庁はこの日から7月31日までを「森と湖に親しむ旬間」とし、環境省はこの日から8月20日までを「自然に親しむ運動期間」としている。

1957年7月21日に自然公園法が制定されたことを記念し、自然への理解と親しみを深める期間が始まる日です。
1957年7月21日、自然環境の保護と利用促進を目的として自然公園法が制定されました。この日から7月31日までは国土交通省と林野庁による「森と湖に親しむ旬間」が実施されます。また環境省は同日から8月20日までを「自然に親しむ運動期間」と定め、各地で自然観察会や環境教室を開催します。森林浴やバードウォッチング、ネイチャートレイルなど多様なプログラムが用意され、家族や子どもにも人気です。法律制定の意義や自然保護の重要性を再認識する機会として、専門家による講演会やワークショップも行われます。自然とふれあう楽しさを広く伝える取り組みが全国で展開されます。
自然公園 日本 1957年 自然公園法 国土交通省 林野庁 7月31日 環境省 8月20日

神前結婚記念日

国・地域: 日本

1900年のこの日、東京の神宮奉斎会本院（現在の東京大神宮）が神前結婚式のPRを始めた。

1900年7月21日、東京大神宮が神前結婚式の普及を目的としたPR活動を開始したことを記念する日です。
明治時代末期の1900年7月21日、東京大神宮の前身である神宮奉斎会本院が神前結婚式の宣伝を始めました。従来の結婚式は仏式やキリスト教式が中心でしたが、神前結婚式の文化を広める契機となりました。白無垢や角隠しといった伝統衣装の魅力が紹介され、多くの夫婦に支持されました。以降、神前式は厳かな雰囲気と和の美しさを求めるカップルに選ばれるスタイルとして定着しています。現在も東京大神宮をはじめ全国の神社で神前結婚式が行われ、結婚文化の一つとして親しまれています。伝統と格式を重んじるその儀式は、家族や友人との絆を深める場ともなっています。
神前結婚 日本 1900年 東京大神宮

ナツイチの日

国・地域: 日本

株式会社集英社が制定。「ナツイチ」とは、「夏休みに一冊、中高生にも文庫を手に取ってほしい」と、毎年集英社文庫が行ってるキャンペーンで、読書習慣を普及するのが目的。日付は、「ナ（7）ツイチ（21）」の語呂合わせから。

株式会社集英社が制定する、夏休みに文庫を普及させるための読書キャンペーンの日です。
「ナツイチ」は「ナ(7)ツイチ(21)」の語呂合わせから名付けられました。夏休み期間中に中高生を含む幅広い世代に一冊の文庫を手に取ってもらうことが目的です。毎年集英社文庫がおすすめ作品を紹介し、書店やオンラインでフェアが開催されます。読書感想文コンテストや著者サイン会などのイベントも併催され、参加者の読書意欲を高めます。SNSではハッシュタグを使った書評投稿キャンペーンが行われ、読書コミュニティが活性化します。読書習慣の普及と文化振興に貢献する取り組みとして定着しています。
日本 株式会社集英社

烏骨鶏の日

国・地域: 日本

烏骨鶏を手がける岐阜県の株式会社デリカスイト、株式会社烏骨鶏本舗、香川県の東かがわ烏骨鶏ファーム株式会社、有限会社松本ファームの4社が制定。烏骨鶏の魅力をより多くの人に知ってもらうのが目的。日付は烏骨鶏が1942年のこの日、大分、三重、広島などの主産地で天然記念物に指定されたことから。

希少な地鶏種「烏骨鶏」の魅力を広く知ってもらうために関連企業が制定した記念日です。
烏骨鶏は美しい黒い羽色と濃厚な卵が特徴の地鶏種です。大分県や三重県、広島県などで天然記念物に指定された1942年7月21日を由来に記念日が制定されました。岐阜県の株式会社デリカスイトや烏骨鶏本舗など4社が共同でPR活動を行います。卵料理の試食会や飼育方法の展示、ファームツアーなどのイベントが各地で開催されます。健康食品としても注目され、高タンパク・低脂肪の卵や鶏肉の魅力が伝えられています。地域の伝統食材としての再評価とブランド化を目指す取り組みです。
日本 岐阜県 香川県 1942年

日本三景の日

国・地域: 日本

日本三景観光連絡協議会が制定。江戸時代の儒学者林鵞峰（春斎）が『日本国事跡考』で絶賛した松島・天橋立・宮島の日本三景をより広くPRするのが目的。日付は林鵞峰が1618年（元和4年）のこの日に生まれたことから。

松島・天橋立・宮島の日本三景を広くPRするために、日本三景観光連絡協議会が制定した記念日です。
日本三景は江戸時代の儒学者林鵞峰（春斎）が『日本国事跡考』で絶賛した景勝地です。1618年7月21日の林鵞峰の生誕日にちなみ、観光連絡協議会が記念日を定めました。松島の多島美、天橋立の飛龍観、宮島の厳島神社と海景色が三景の特色です。観光地ではフォトコンテストやスタンプラリーが開催され、国内外からの観光客を呼び込んでいます。地元伝統芸能の上演や物産展も行われ、地域振興にも寄与しています。日本が誇る景勝地の魅力を再発見し、文化遺産として後世へ伝える日です。
日本三景 日本 林鵞峰（春斎） 松島 天橋立 宮島 日本三景 1618年

真宗大谷派井波別院瑞泉寺「太子伝会」

国・地域: 日本

富山県南砺市の井波別院瑞泉寺で、毎年7月21日から7月29日まで、「太子伝会」が執り行なわれる。1710年頃に始まったとされ、御絵伝をもとに聖徳太子の一生を語る絵解きや、聖徳太子二歳像のご開扉などが行われる。

富山県井波別院瑞泉寺で毎年7月21日から開催される、聖徳太子の生涯を絵解きで伝える宗教行事です。
真宗大谷派井波別院瑞泉寺では7月21日から29日まで「太子伝会」が執り行われます。1710年頃に始まったとされ、御絵伝を用いた絵解き法要で聖徳太子の生涯や功績を物語形式で伝えます。期間中には聖徳太子二歳像が開扉され、参拝者は間近で拝観する機会を得ます。絵解きの解説は僧侶が担当し、子どもから大人まで理解しやすい語り口で行われます。伝統的な法要とともに、写仏体験や座談会などの関連行事も開催されます。地域の歴史と信仰を感じる貴重な機会として多くの参拝者に親しまれています。
真宗大谷派 日本 富山県 南砺市 井波別院瑞泉寺 7月29日 1710年 聖徳太子