07月20日

1924年7月20日、フランス・パリで国際チェス連盟（FIDE）が設立されました。複数国のチェス協会を統合し、国際試合の規則やタイトル制度を整備するための組織として発足しました。初代会長にはフランスのチェス関係者が就任し、競技の普及に尽力しました。設立後は加盟国が急速に増加し、現在では約200ヵ国が参加しています。世界選手権やチェスオリンピアードなど主要大会の開催体制が確立し、棋士の国際交流が大きく進みました。

1968年7月20日、アメリカ・シカゴで障がい者スポーツの国際大会「第1回スペシャルオリンピックス夏季国際大会」が始まりました。 スペシャルオリンピックスは知的障がい者の能力向上と社会参加を目的としており、マサチューセッツ工科大学の学生らの発案で開催されました。 この大会には約1,000人以上の選手が参加し、水泳や陸上、ボウリングなど10種目以上の競技が行われました。 開催を機に障がい者スポーツへの認知が高まり、以降も継続的に世界各地で大会が開かれるようになりました。 現在ではスペシャルオリンピックスはグローバルに広がり、より多くの知的障がい者がスポーツを通じて自立と交流を果たしています。