2015年

鶴見俊輔

(1922 - 2015)

哲学者

哲学者
戦後日本を代表する哲学者で、社会思想や翻訳活動にも貢献した思想家。
1922年生まれ。京都大学で学んだ後、フランス哲学を日本に紹介し、哲学研究を基盤に社会批評を展開した。1963年には雑誌『歴史と現代』を創刊し、マルクス主義や市民社会論など多岐にわたるテーマを取り上げた。講演や執筆を通じて一般読者にも思想の重要性を伝え、学界外にも大きな影響を与えた。後年は原子力問題や平和運動にも関わり、公共的知のあり方を問い続けた。2015年7月20日に逝去。享年92。
2015年 鶴見俊輔 哲学者 1922年