07月19日の命日 - 軍人・武人 | calendar.web-standard.org

元暦2年6月21日

平宗盛

(1147 - 1185)

平氏の武将

平氏の有力な武将で、源平合戦の後半に平氏の総大将を務めた人物。

平宗盛（1147年生）は平清盛の四男として誕生し、平氏一族の中でも有力な武将として成長しました。 1181年、平清盛の死去後に平氏の総大将となり、源平合戦では指導的役割を果たしました。壇ノ浦の戦いでは敗北し捕らえられ、その後処刑されました。その死は平氏の勢力衰退を象徴し、鎌倉幕府成立への道を開く契機となりました。源平合戦における武勇と悲劇的な最期は、後世の文学や演劇にも多く取り上げられています。

1185年元暦 6月21日平宗盛平氏武将 1147年

元暦2年6月21日

平清宗

(1170 - 1185)

平氏の武将

平氏一門の武将として源平合戦に参加した人物。

平清宗（1170年生）は平氏一門の武将として幼少期から軍事訓練を受けました。源平合戦では平宗盛の下で戦い、多くの戦闘に従事しました。壇ノ浦の戦いで敗北後、捕らえられたとされ、その最期は歴史に明確に伝わっていません。史料は限られているものの、源氏との大規模な戦闘に参加した事実が伝えられています。若くして戦場に立ち、一族の没落を見届ける形で生涯を閉じました。その活躍と悲劇的な運命は、平氏の栄枯盛衰を象徴しています。

平清宗 1170年

建治元年6月25日

北条時広

(1222 - 1275)

鎌倉時代の武将

鎌倉時代に活躍した北条氏の武将で、御家人の一人として幕府に仕えた。

北条時広は1222年に北条氏の一族として誕生し、鎌倉幕府の御家人として軍事的・行政的任務を担いました。地頭や軍事奉行などを務め、内外の警備や農地管理に関与しました。蒙古襲来前の防御体制整備にも携わった可能性があります。建治元年（1275年）6月25日に没し、幕府内での功績は当時の記録に断片的に残されています。その生涯は鎌倉幕府の権力構造と武士社会を理解する一助となります。

1275年建治 6月25日北条時広鎌倉時代 1222年

慶長19年6月13日

秋月種長

(1567 - 1614)

日向国の戦国大名、高鍋藩主

日向国の戦国大名高鍋藩主

日向国高鍋藩の初代藩主を務めた戦国大名。

秋月種長（1567年生）は戦国時代から安土桃山時代にかけて日向国を治めた大名です。高鍋城を拠点に領地経営や軍事体制の確立に努めました。豊臣政権下では日向国の守護代として一定の地位を維持しました。関ヶ原の戦いの前後には領地の統治構造を整備し、藩政の基盤を築きました。慶長19年（1614年）6月13日に没し、秋月氏の繁栄を支えた功績を残しました。

1614年慶長秋月種長日向国戦国大名高鍋藩主 1567年

元治元年6月16日

平岡円四郎

(1822 - 1864)

一橋徳川家家老

幕末の一橋徳川家家老として藩政を支え、幕府の要職を務めた。

1822年に生まれ、一橋徳川家の家老として仕えた。藩政の中枢で領内行政や人事を統括し、将軍職を後に継ぐ徳川慶喜を補佐した。尊王攘夷運動や公武合体政策が対立する中で調整役を担った。洋学や軍制改革への理解を示し、近代的な取り組みを支援した。1864年に亡くなり、その死は幕府内外に大きな衝撃を与えた。

1864年元治 6月16日平岡円四郎一橋徳川家家老 1822年

慶応4年5月30日

沖田総司

(1842 - 1868)

新選組一番隊組長

幕末の新選組一番隊組長で、類まれな剣技と若きリーダーシップで知られた剣客。

1842年に江戸で生まれ、天然理心流の剣術を極めた。新選組結成時から参加し、一番隊組長として数々の戦闘で活躍した。異例の若さで隊を率い、その剣技は「撃剣の天才」と称された。しかし結核を患い、療養先の京で1868年に逝去した。短い生涯ながら、忠義と剣術の伝説は今も語り継がれている。

1868年慶応 5月30日沖田総司新選組 1842年

1888年

山岡鉄舟

(1836 - 1888)

幕臣、剣術家、一刀正伝無刀流開祖

幕臣剣術家一刀正伝無刀流開祖

幕末の幕臣・剣術家で、一刀正伝無刀流の開祖として知られる多才な武人。

1836年に江戸で生まれ、少年期から剣術と禅を修めた。江戸幕府の末期に幕臣として活躍し、外交交渉や警備にも従事した。武術では無刀流を確立し、その哲学と技法は後世に大きな影響を与えた。明治維新後は書画や禅の師としても名を馳せ、幅広い文化活動を展開した。1888年に没し、武と芸を兼ね備えた人物像は今も高く評価されている。

1888年山岡鉄舟一刀正伝無刀流 1836年

1930年

奥保鞏

(1847 - 1930)

陸軍参謀総長

日本陸軍の軍人で、参謀総長を務めた。

奥保鞏は1847年に生まれ、明治維新後の日本陸軍に参加し、参謀本部で多数の要職を歴任した。陸軍参謀総長として着任し、軍制改革や教育制度の整備を推進した。参謀本部の組織運営を改善し、現代的な参謀機能の基盤を築いた。彼の取り組みにより、部隊運用の効率化と戦略構築能力の向上が図られた。 1930年に83歳で逝去した。

1930年奥保鞏陸軍参謀総長 1847年

1943年

エカテリーナ・ブダノワ

(1916 - 1943)

ソ連空軍のエース・パイロット

ソ連空軍の女性エース・パイロット。

エカテリーナ・イワノヴナ・ブダノワは1916年に生まれ、第二次世界大戦で戦闘機パイロットとして従軍した。ソ連女性として初期にエースの称号を得たパイロットで、東部戦線で敵機を複数撃墜した。その勇敢な飛行技術は部隊内外から高く評価され、同僚からの信頼も厚かった。 1943年7月19日、戦闘中に戦死。24歳という若さで亡くなった。彼女の功績は女性パイロットの活躍の先駆けとして今なお語り継がれている。

エカテリーナ・ブダノワソ連空軍エース・パイロット 1916年

2004年

栗栖弘臣

(1920 - 2004)

統合幕僚会議議長

日本の航空自衛官で、統合幕僚会議議長を務めた人物。

栗栖弘臣は1920年に生まれ、航空自衛隊でキャリアをスタートさせました。幹部として様々な要職を歴任し、1979年には統合幕僚会議議長として自衛隊全体の指揮を執る立場に就きました。冷戦期の日本防衛体制構築に貢献し、組織運営や訓練制度の整備に取り組みました。退官後も安全保障分野で助言を行い、2004年に84歳で亡くなりました。

栗栖弘臣統合幕僚会議議長 1920年

2012年

オマル・マフムード・スレイマーン

(1936 - 2012)

政治家、軍人、元エジプト・アラブ共和国副大統領

政治家軍人元エジプト・アラブ共和国副大統領

エジプトの軍人・政治家。元副大統領として国政に深く関与した。

オマル・マフムード・スレイマーン（1936-2012）は、エジプトの軍人・政治家です。軍に所属し、情報機関など要職を歴任して豊富な軍事経験を有していました。ムバラク政権下で副大統領に任命され、外交や内政に影響力を発揮しました。中東和平交渉や国内の政治調整に携わり、国際的な注目を集めました。 2012年7月19日に75歳で逝去し、その功績はエジプト政治史に刻まれています。

2012年オマル・マフムード・スレイマーンエジプト・アラブ共和国 1936年

2020年

スルターン・ハーシム・アフマド・アッ＝ターイー

(1944 - 2020)

元軍人、元イラク国防大臣

元軍人元イラク国防大臣

旧イラク政権下で国防大臣を務めた軍人。

スルターン・ハーシム・アフマド・アッ＝ターイーは1944年生まれの軍人で、サダム・フセイン政権下で国防大臣を歴任。陸軍司令官としても軍事全般を統括し、イラク軍の近代化に取り組んだ。2003年の米英軍によるイラク侵攻後に拘束され、戦争犯罪容疑で裁判を受けたが、2011年に釈放された。退役後は主に軍事評論家として活動し、その経験と見識は高く評価された。2020年7月19日に逝去。

スルターン・ハーシム・アフマド・アッ＝ターイーイラク 1944年