07月18日

1862年7月18日、スイス・ヴァレー州のダン・ブランシュ（Dent Blanche、4,357m）の初登頂が成功した。 登頂隊はイギリス人登山家と地元ガイドの混成チームで、高度順応と岩稜帯の難所突破に挑んだ。 この成功はアルプス山岳地帯での山岳探検黄金時代（Golden Age of Alpinism）を象徴する一つ。 以降、アルピニズムがスポーツとしても広まり、高度登山技術や装備の発展を促した。 ダン・ブランシュは美しい4つの大きな尾根を持ち、登頂ルートとして今も人気を誇る名峰である。

1976年7月18日、モントリオールオリンピックの体操女子平行棒種目でルーマニア代表ナディア・コマネチ選手が史上初の正式大会での満点10点を獲得した。 当時まだ14歳の新人ながら完璧な演技を披露し、審判用のスコアボードには『1.00』しか表示できず、実際には10.00であったことが後に明らかになった。 コマネチの快挙は世界中の観客とメディアを驚かせ、若年アスリートの活躍と体操競技の華やかさを印象づけた。 大会を通じて彼女は7つのメダルを獲得し、モントリオール大会の顔として一躍スターとなった。 この歴史的瞬間は体操界に革命をもたらし、その後の技術進化や競技人気の高まりに大きく貢献した。