07月18日の命日 | calendar.web-standard.org

慶雲4年6月15日

文武天皇

(683 - 707)

第42代天皇

第42代天皇。若くして即位し、律令制度の整備を推進した。

第42代天皇として697年に即位し、若くして政治を担った。律令制度の整備に尽力し、後の日本法制の基盤を築いた。父は天武天皇、母は持統天皇で、皇族の若きリーダーとして知られる。在位期間中に史書の編纂を開始し、日本初の律令国家への礎を固めた。治世は短かったが、その政策は後世に大きな影響を与えた。

707年慶雲 6月15日文武天皇天皇 683年

乾化2年6月2日

朱全忠

(852 - 912)

後梁の初代皇帝

五代十国時代の武将で、後梁の初代皇帝として即位した。

もとは唐代の節度使配下の指揮官として台頭した。黄巣の乱鎮圧に功績を挙げ、その後権力を掌握した。 907年に後梁を建国し、自ら皇帝となる。都を開封（現在の河南省開封市）に定め、五代十国時代の幕開けを告げた。統治は厳格ながらも安定をもたらし、五代時代の中で最初の王朝を支えた。

912年乾化 6月2日朱全忠後梁皇帝 852年

1100年

ゴドフロワ・ド・ブイヨン

(1060 - 1100)

第1回十字軍の指導者、下ロートリンゲン公

第1回十字軍の指導者下ロートリンゲン公

第1回十字軍の主要指導者の一人で、下ロートリンゲン公を務めた。

1060年頃に生まれ、ブルゴーニュ家出身の貴族として育つ。第1回十字軍に参加し、エルサレム攻略で重要な役割を果たした。 1099年にエルサレムに入城し、「聖墳墓守護者」の称号を受けた。生涯を通じて信仰と騎士道を重んじ、その勇敢さで伝説となる。政治的野心よりも宗教的使命を優先し、十字軍運動の象徴的存在となった。

1100年ゴドフロワ・ド・ブイヨン第1回十字軍下ロートリンゲン公 1060年

1591年

ヤコブス・ガルス

(1550 - 1591)

作曲家

ルネサンス期の作曲家で、多声聖歌を中心に多くの宗教音楽を残した。

1550年頃に現在のスロベニア地域で生まれる。イタリアや中欧を中心に活動し、典礼用のミサ曲やモテットを作曲。多声合唱技法に優れ、その複雑な対位法は高く評価される。代表作『ミサ』や『レクイエム』は、宗教音楽の傑作として知られる。その音楽は後のバロック音楽への橋渡しとして位置づけられる。

1591年ヤコブス・ガルス作曲家 1550年

1608年

ヨアヒム・フリードリヒ

(1546 - 1608)

ブランデンブルク選帝侯

ホーエンツォレルン家の選帝侯としてブランデンブルクを統治した。

1546年にブランデンブルク選帝侯領で生まれる。父ヨアヒム2世の死後に選帝侯位を継承し、領邦国家を統治。プロテスタントの信仰を保護し、領内の宗教改革を進めた。経済改革や都市発展を促進し、近代ブランデンブルクの基礎を築く。家族からプロイセン王国の成立に至る政治的土台を整備した。

1608年ヨアヒム・フリードリヒブランデンブルク選帝侯 1546年

1610年

ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオ

(1573 - 1610)

画家

バロック美術の先駆者とされるイタリアの画家。

1573年にミラノ近郊で生まれ、後にローマで活躍。強烈な明暗対比（キアロスクーロ）を用いた写実的な画風で知られる。『聖マタイの召命』や『果物籠』など、宗教画と静物画で名声を得る。奔放な性格と数々のトラブルで流浪の生涯を送った。その革新的な技法はバロック美術の発展に大きな影響を与えた。

1610年ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオ画家 1573年

1639年

ベルンハルト・フォン・ザクセン＝ヴァイマル

(1604 - 1639)

三十年戦争期の将軍、傭兵隊長

三十年戦争期の将軍傭兵隊長

三十年戦争で活躍した傭兵隊長で、下ザクセン＝ヴァイマル公として知られる。

1604年にドイツ貴族ザクセン＝ヴァイマル家に生まれる。若くして軍務に従事し、スウェーデン軍やプロテスタント連合軍で指揮を執る。勇猛果敢な戦術で知られ、多くの戦いで勝利を収めた。 1639年の北ドイツ遠征中に病に倒れ、戦死または病没した。傭兵隊長としての伝説的な活躍は、三十年戦争期の象徴となった。

1639年ベルンハルト・フォン・ザクセン＝ヴァイマル三十年戦争傭兵 1604年

1650年

クリストフ・シャイナー

天文学者

ドイツ出身のイエズス会士・天文学者。日周運動の研究で知られる。

1575年頃にドイツで生まれ、イエズス会に入会。望遠鏡を用いた天体観測を行い、太陽黒点の発見を巡りケプラーと論争。著書『日輪の鏡』などで太陽黒点の周期性を報告し、天文学に貢献。後にイタリアやローマで活動し、暦法や測量の研究も行った。学識と宗教的使命を両立させ、科学史上に名を残した。

1650年クリストフ・シャイナー天文学者 1575年

1721年

アントワーヌ・ヴァトー

(1684 - 1721)

画家

ロココ美術の先駆者とされるフランスの画家。

1684年にフランドル出身の家系に生まれるが、主にフランスで活躍。繊細な色彩と軽やかな筆致による『フェート・ギャラント』で知られる。宮廷や貴族社会の風俗を詩情豊かに描写し、ロココ様式を確立。若くして早逝したが、その革新的な画風は後世に大きな影響を与えた。代表作に『シテール島への巡礼』などがある。

1721年アントワーヌ・ヴァトー 1684年

1792年

ジョン・ポール・ジョーンズ

(1747 - 1792)

アメリカ海軍の提督

アメリカ独立戦争期の海軍提督。『アメリカ海軍の父』と称されることもある。

1747年にスコットランド系家族に生まれる。海賊船や商船での航海経験を経て、アメリカ海軍に参加。 1779年にはイギリス艦船を撃破し、『わが名を誇れ』の逸話で知られる。独立戦争後はロシア海軍やフランス海軍でも活躍した。大胆不敵な戦術と指揮で、アメリカ海軍創設期を支えた。

1792年ジョン・ポール・ジョーンズアメリカ海軍提督 1747年

1817年

ジェーン・オースティン

(1775 - 1817)

小説家

イギリスの小説家。『高慢と偏見』などの恋愛小説で知られる。

18世紀後半から19世紀初頭にかけて活躍した英国の小説家。代表作に『高慢と偏見』『エマ』『理性と感情』などがある。社会階級や結婚に関する鋭い観察眼とユーモアあふれる筆致が特徴。生涯独身を貫き、女性の自立や地位向上を示唆する作品を多く残した。没後に評価が高まり、20世紀以降に映画やドラマで数多く映像化された。

1817年ジェーン・オースティン小説家 1775年

1872年

ベニート・フアレス

(1806 - 1872)

政治家、メキシコ大統領

政治家メキシコ大統領

メキシコの政治家・法学者。インディヘナ出身で改革を推進した初の先住民大統領。

オアハカ州出身のザポテカ族として生まれる。法学を学び、地方裁判所長官を経て1858年に大統領に就任。 1857年憲法を制定し、教会の特権を廃止する改革（レフォルマ）を実施。フランスの干渉戦争に対抗し、共和国を守るために抵抗を指揮。リベラル派の象徴として評価され、メキシコの近代化に大きく貢献した。

1872年ベニート・フアレス政治家メキシコ大統領 1806年