07月18日の誕生日 - 科学者・研究者

1635年

ロバート・フック

(1635 - 1703)

物理学者

17世紀イギリスの自然哲学者で、フックの法則を発見した科学者。

ロバート・フック（1635-1703年）は、イギリスの自然哲学者・物理学者です。ばねの伸縮を記述するフックの法則を発見し、物性物理学の基礎を築きました。顕微鏡を用いた観察で細胞を発見し、『Micrographia』を著して細胞学の先駆者となりました。また、天文学や建築学など多岐にわたる分野で業績を残し、ロンドン科学協会の創設メンバーとして科学普及にも貢献しました。

1635年ロバート・フック物理学者 1703年

1720年

ギルバート・ホワイト

(1720 - 1793)

博物学者

18世紀イギリスの博物学者で、自然観察の先駆者。

ギルバート・ホワイト（1720-1793年）は、イングランドの博物学者・牧師です。自身の生家近くの自然を詳細に観察し、『セールボーンの博物誌』を著して当時の博物学に革新をもたらしました。鳥類や昆虫などの日々の観察を記録した手法は、現代のエコロジー研究にも通じる先駆的な取り組みと評価されています。また、自然環境と人々の生活を繋げる視点を提示し、自然史の普及に大きく貢献しました。

1720年ギルバート・ホワイト博物学者 1793年

1853年

ヘンドリック・ローレンツ

(1853 - 1928)

物理学者

オランダの理論物理学者で、電磁気学や相対性理論の基礎に貢献した科学者。

1853年にオランダで生まれ、ライデン大学で物理学を学んだ。ローレンツ力の概念を導入し、電磁場中の荷電粒子の運動を理論的に説明。ローレンツ変換を提唱し、特殊相対性理論の発展に大きな影響を与えた。1902年にノーベル物理学賞を受賞し、晩年まで研究を続けた。1928年に亡くなるまで、物理学界で高い評価を維持した。

1853年ヘンドリック・ローレンツ 1928年

1906年

シドニー・ダーリントン

(1906 - 1997)

電子工学研究者

イギリス出身の電子工学研究者で、ダーリントン接続を発明したエンジニア。

1906年にロンドンで生まれ工学を学んだ後、半導体技術の研究に従事した。1953年にダーリントン接続（二重トランジスタ回路）を発表し、増幅器やスイッチング回路に広く応用された。彼の発明は電子機器の性能向上に貢献し、現在でも基本構成として利用されている。1997年に亡くなるまで、電子工学の発展に大きな足跡を残した。

1906年シドニー・ダーリントン電子工学 1997年

1923年

森嶋通夫

(1923 - 2004)

経済学者

日本の経済学者。マクロ経済学や財政学の研究で知られ、大学で長く教鞭をとった。

1923年に生まれ、戦後の日本経済復興期に研究活動を開始。財政政策や景気循環の分析を専門とし、多数の論文・著書を発表した。大学教授として後進の指導にも携わり、多くの経済学者を輩出。政府の諮問委員にも参加し、政策立案に助言を行った。 2004年に逝去。

1923年森嶋通夫経済学者 2004年

1926年

ジョシュア・フィッシュマン

(1926 - 2015)

社会言語学者

アメリカの社会言語学者。言語政策や言語復興の研究で世界的に知られる。

1926年に生まれ、バイリンガリズムと言語計画を専門に研究。少数言語の保持・復興方法を提唱し、複数言語社会のモデルを構築した。大学教授として世界各地で教鞭をとり、多言語教育の普及に貢献。著書には言語とアイデンティティに関する重要著作が含まれる。 2015年に88歳で逝去。

1926年ジョシュア・フィッシュマン社会言語学 2015年

1961年

杉山直

天文学者

日本の天文学者。

1961年杉山直天文学者