1938年

ダグラス・コリガンが無着陸大西洋横断飛行に出発。政府の許可を受けずに行った飛行であったが、本人は「方向を間違えただけ(wrong way)」と主張し、"Wrong Way" Corriganとして知られるようになる。

ダグラス・コリガンが許可なく大西洋横断飛行を敢行し、“Wrong Way”と称された。
1938年7月17日、アメリカのパイロット、ダグラス・コリガンは政府の許可を得ずにサンフランシスコを出発し、アイルランドへ無着陸で大西洋横断飛行を成功させました。彼は誤って航路を変えたとして“Wrong Way” Corriganのあだ名で知られるようになりました。出発前の申請は却下されましたが、帰還後は英雄視され、大衆文化にも取り上げられました。この飛行は当時の航空技術の限界に挑戦した記録として賞賛されました。コリガンの逸話は冒険心とユーモアが融合した象徴的な出来事となりました。
1938年 ダグラス・コリガン 大西洋横断飛行
1975年

アポロ・ソユーズテスト計画: アメリカの宇宙船アポロ18号とソ連の宇宙船ソユーズ19号が地球を周回する軌道上でドッキングに成功する。

1975年7月17日、アポロ18号とソユーズ19号が 史上初の米ソ合同ドッキングに成功しました。
冷戦下の宇宙開発競争で、米アポロ宇宙船とソ連ソユーズ宇宙船が 地球周回軌道上でドッキングした歴史的プロジェクトです。 ドッキング後の乗組員交流や物資移送は技術的成果だけでなく 国際協力の象徴ともなり、宇宙開発史に新たな幕を開けました。 この成功は米ソ間の緊張緩和にも寄与し、後の国際宇宙ステーション計画 への布石となりました。
アポロ・ソユーズテスト計画 アメリカ 宇宙船 アポロ ソ連 ソユーズ 地球
1989年

アメリカ空軍のステルス戦略爆撃機B 2が初飛行。

米空軍が開発したステルス爆撃機B-2が初飛行し、先進的ステルス技術を実証した。
1989年7月17日、アメリカ空軍のステルス戦略爆撃機B-2スピリットが初飛行を成功させました。 当機はレーダー探知を回避する先進的なステルス技術を実装し、冷戦終結期の軍事航空技術の最前線を象徴しています。 開発は1979年に始まり、1990年代を通じてアメリカ政府の最重要プロジェクトの一つとされました。 B-2は長距離爆撃能力と低被探知性を両立し、航空戦略の概念を大きく変革しました。 現在も運用が続いており、現代空軍力の柱と位置づけられています。
1989年 アメリカ空軍 ステルス 戦略爆撃機 B-2
1997年

ソニーがメモリースティックを発表。

ソニーが独自の記録媒体「メモリースティック」を発表し、デジタル機器の保存方式に新たな選択肢を提供した。
1997年7月17日、ソニーが独自のフラッシュメモリカード「メモリースティック」を発表しました。 当初は初期容量8MBで、デジタルカメラや携帯情報端末向けの記録媒体として提案されました。 可逆的に抜き差し可能で、デジタル機器の利便性を高める新技術として注目を浴びました。 その後、容量や通信速度の向上モデルが次々に登場し、業界標準の一翼を担いました。 SDカードなどとの競争も繰り広げられ、メディアフォーマットの多様化に影響を与えました。
1997年 ソニー メモリースティック