盆送り火

国・地域: 日本

盆の最終日。7月13日に迎えた祖先の霊を送り出す。焚いた送り火の煙に乗って帰るとされている。

盆の最終日に行われる先祖の霊送りの行事です。 送り火の煙に乗って霊があの世へ帰るとされます。
1. 盆送り火は、7月13日に迎えた祖先の霊を7月16日にあの世へ送り返す伝統行事です。 2. 地域や家によって精霊馬(きゅうりの馬、ナスの牛)を供えます。 3. 火や灯籠を焚き、その煙に霊が乗って帰ると信じられています。 4. また盆提灯を灯し、先祖への感謝を込めて送り出します。 5. 京都の大文字送り火など各地に独自の風習があります。 6. 現代では親族の集まりや帰省の機会ともなっています。
日本 7月13日

大斎日/藪入り

国・地域: 日本

毎月1日と16日は閻魔大王の縁日とされ、その中でも7月16日の縁日は大斎日と呼ばれ、閻魔様を本尊とする寺では御開帳が行われる。また、1月16日と7月16日は、かつて奉公人に与えられた年2回の休日「藪入り」にあたる。藪入りは、「地獄の釜の蓋も開く日」とも呼ばれ、地獄の鬼もその2日間は罪人の呵責を休むとされたため「地獄の鬼が休むくらいだから、この世の者も休もう」ということになったと伝わる。藪入りの日にあたるこの日は、多くの人々が縁日に出かけたり、帰省などが行われていた。

7月16日の閻魔大王の縁日「大斎日」と奉公人の休暇「藪入り」が重なる日です。
1. 毎月1日と16日は閻魔大王の縁日とされ、7月16日は大斎日と呼ばれます。 2. 閻魔堂の御開帳や法要が行われる寺社があります。 3. 藪入りはかつて奉公人に与えられた年2回の休暇で、地獄の鬼も休むとされました。 4. 「地獄の釜の蓋も開く日」と伝わり、この世の者も休む機会とされてきました。 5. 親族の集まりや里帰りの慣習があった歴史的風習です。 6. 現在でも一部地域で法要や縁日が催され、伝統を伝えています。
日本 閻魔大王 藪入り