07月16日の誕生日 - 科学者・研究者

1746年

ジュゼッペ・ピアッツィ

(1746 - 1826)

天文学者

イタリアの天文学者。1801年に小惑星ケレスを発見したことで知られる。

1746年にロンバルディア地方で生まれたジュゼッペ・ピアッツィは、司祭でありながら数学と天文学を研究しました。1790年にパレルモ天文台を設立し、観測機器の整備に尽力。1801年1月1日、最初の小惑星ケレスを発見し、『天文学者の間で最も重要な発見』と評されました。精密な恒星カタログを作成し、約7,000個の星を記録。天文測定法の発展にも寄与し、多くの後進に影響を与えました。1826年に亡くなるまで観測と研究を続けました。

1746年ジュゼッペ・ピアッツィ天文学者 1826年

1773年

ヨセフ・ユングマン

(1773 - 1847)

言語学者、詩人

言語学者詩人

チェコ国民復興運動を牽引した言語学者・詩人。古チェコ語研究と文学翻訳で知られる。

1773年にボヘミア地方で生まれたヨセフ・ジュンマンは、言語学者としてチェコ語の標準化に大きく貢献しました。プラハ大学で教鞭を執りながら、チェコ語‐ドイツ語辞典を編纂し、数多くの古典文書を収集・研究。ジョン・ミルトンの『失楽園』をチェコ語に翻訳し、文学面での啓蒙にも努めました。詩人としても活動し、自国語に新たな表現の可能性を開きました。彼の業績はチェコ語復興の基礎となり、1847年の死後も高く評価されています。

1773年ヨセフ・ユングマン言語学者詩人 1847年

1860年

オットー・イェスペルセン

(1860 - 1943)

言語学者

言語学の近代化に貢献したデンマークの言語学者。文法・音声学の研究で知られる。

1860年にデンマークで生まれたオットー・イェスペルセンは、コペンハーゲン大学で教鞭をとりながら文法学と音声学の研究を推進しました。言語の構造と発音を体系化し、『文法の原理』や『現代英語文法』などの著作を発表。多言語間比較研究にも取り組み、言語学の方法論を確立しました。彼の理論は言語教育や辞書編纂にも応用され、20世紀の言語学に大きな影響を与えました。1943年に没しました。

1860年オットー・イェスペルセン言語学者 1943年

1925年

フランク・ジョーブ

(1925 - 2014)

整形外科医

アメリカの整形外科医。野球選手の肘の故障治療に革新をもたらした「トミー・ジョン手術」を初めて成功させた人物。

野球選手の肘の靭帯再建手術、通称「トミー・ジョン手術」を1974年に初めて成功させた整形外科医。カリフォルニア州ロサンゼルスにあるカーラン・ジョーブ整形外科クリニックを共同設立し、多くのスポーツ選手の治療に貢献した。手術技術の確立により、野球選手だけでなく多くのアスリートが競技復帰を果たした。スタンフォード大学医学部を卒業後、スポーツ医学に焦点をあて、選手のパフォーマンス向上と障害予防の研究にも取り組んだ。生涯にわたり整形外科の発展とスポーツ医学の普及に尽力し、2014年に死去。

1925年フランク・ジョーブ整形外科 2014年

1926年

アーウィン・ローズ

(1926 - 2015)

生物学者

アメリカの生物学者。ユビキチン依存性タンパク質分解経路の解明により2004年にノーベル化学賞を受賞。

タンパク質分解におけるユビキチン-プロテアソーム経路を共同発見し、細胞内タンパク質の品質管理メカニズムを解明。ワルフ賞やガードナー国際賞など多数の賞を受賞し、生命科学の基礎研究に大きく貢献した。シカゴ大学で研究を行い、タンパク質の修飾と分解のプロセスに関する後進の育成にも注力。発見はがんや神経変性疾患などの病理学研究にも応用され、医学への影響も大きい。2015年に死去。

1926年アーウィン・ローズ生物学者 2015年

1942年

磯部琇三

(1942 - 2006)

天文学者

日本の天文学者。

磯部琇三天文学者 2006年

1957年

高橋伸夫

経営学者

高橋伸夫経営学者