07月15日の命日 - 科学者・研究者

1784年

伊勢貞丈

(1718 - 1784)

旗本、有職故実研究家

旗本有職故実研究家

江戸時代の旗本で、有職故実の研究を通じて公家儀礼や宮廷文書の体系化に努めた学者。

1718年、江戸の旗本家に生まれる。公家儀礼や宮廷の年中行事など、有職故実の体系的研究に着手。幕府や大名家に助言書を提供し、格式や礼法の統一に貢献。著作に儀式や装束に関する詳細な記録を残し、後世の研究資料となった。 1784年7月15日に没し、日本の伝統文化研究に大きな足跡を残した。

1784年伊勢貞丈旗本有職故実 1718年

1838年

ジャン・イタール

(1774 - 1838)

医師、教育者

医師教育者

フランスの医師・教育者で、野生児ヴィクトルの教育を通じて特殊教育の先駆者となった。

1774年、フランスで生まれる。医師として精神疾患や発達障害への関心を深める。野生児ヴィクトルの教育・社会適応訓練を試み、現代特別教育の基礎を築いた。聴覚や言語に関する研究を行い、ろう教育の発展に寄与した。 1838年7月15日に没し、特殊教育分野に大きな影響を与えた。

1838年ジャン・イタール医師 1774年

1879年

ヨハン・フリードリヒ・フォン・ブラント

(1802 - 1879)

自然学者

ドイツ出身の自然学者。ロシア帝国で博物学研究に従事した。

1802年にドイツで生まれる。若くして医学と博物学を学び、自然研究に没頭。ロシア帝国の学術機関に所属し、多くの動植物の分類・記載を行った。特に鳥類や哺乳類の研究で成果を挙げ、学界で高く評価される。 1879年7月15日に没し、数多くの種名にその名を残した。

1879年ヨハン・フリードリヒ・フォン・ブラント自然学者 1802年

1897年

ウィリアム・ティエリー・プライアー

(1841 - 1897)

生化学者、生理学者、心理学者

生化学者生理学者心理学者

ドイツ生まれの生化学者・生理学者・心理学者。感覚と生理機能の研究に貢献した。

1841年にドイツで生まれる。生化学と生理学の分野で幅広く研究。感覚器の機能や反射行動の研究を進め、心理学的視点も取り入れる。実験手法を導入した研究で知られ、学際的な業績を挙げた。 1897年7月15日に没し、後の生理学・心理学研究に影響を与えた。

1897年ウィリアム・ティエリー・プライアー英語版 1841年

1916年

イリヤ・メチニコフ

(1845 - 1916)

微生物学者、動物学者

微生物学者動物学者

ロシア出身の微生物学者・動物学者。免疫学の先駆者で、1908年にノーベル生理学・医学賞を受賞。

1845年にロシア帝国で生まれる。パスツール研究所で研究を続け、貪食作用（ファゴサイトーシス）を発見した。微生物に対する体の自然免疫機構を解明し、免疫学の基礎を築いた。動物学や発生学にも造詣が深く、老化研究など幅広い分野で業績を残す。1908年にエミール・ベーリングと共にノーベル賞を受賞。1916年にフランスで亡くなり、その研究は現代医学に大きな影響を与えている。

1916年イリヤ・メチニコフ 1845年

1919年

エミール・フィッシャー

(1852 - 1919)

化学者

ドイツの化学者。糖類とプリン類の研究により1902年にノーベル化学賞を受賞。

1852年にドイツで生まれる。マールブルク大学で繊維素化学を学び、後にミュンヘン大学で教授職に就く。炭水化物の立体化学を解明し、フィッシャー投影式を考案した。酵素作用や合成化学にも取り組み、フィッシャーエステル化など多くの反応に名を残す。1902年にその功績が認められ、ノーベル化学賞を受賞。1919年に亡くなり、現代有機化学の基礎を築いた先駆者とされる。

1919年エミール・フィッシャー化学者 1852年

1932年

リン・ボイド・ベントン

(1844 - 1932)

エンジニア、発明家、活字デザイナー

エンジニア発明家活字デザイナー

アメリカのエンジニア・発明家。活字鋳造機とデザイン機械を革新した。

1844年にアメリカで生まれる。印刷業界に参入し、活字デザインの自動製版を可能にするパンタグラフ式彫刻機を開発。息子と共にアメリカ活字鋳造社（ATF）を創設し、機械式活字鋳造装置を改良して生産性を飛躍的に向上させる。活字デザインの分野でも新たな書体を数多く生み出し、印刷産業に大きな影響を与えた。1932年に逝去し、その業績は今日のデジタルフォント技術にも影響を与えている。

1932年リン・ボイド・ベントンドイツ語版 1844年

1936年

リチャード・オールダム

(1858 - 1936)

地質学者

1936年リチャード・オールダム 1858年

1939年

オイゲン・ブロイラー

(1857 - 1939)

精神医学者

スイスの精神医学者。『統合失調症』の概念を初めて提唱し、精神医学の発展に貢献した。

1857年にスイスのチューリッヒで生まれ、医学を学んだ。精神病理学の研究に取り組み、患者の臨床観察を重視した。 1908年に「統合失調症（Schizophrenia）」という用語を初めて提唱し、学界に大きな反響を呼んだ。その概念は以後の診断基準の基礎となり、今日の精神障害分類にも大きく影響を与えている。著書や論文を多数発表し、臨床と研究の橋渡し役として精神医学の発展に寄与した。 1939年に没し、その功績は現在も世界中の精神医学の基盤となっている。

1939年オイゲン・ブロイラー精神医学者 1857年

1970年

エリック・バーン

(1910 - 1970)

精神科医

カナダ出身の精神科医。交流分析を創始し、著書『人はゲームをする』で知られる。

1910年にカナダのモントリオールで生まれたエリック・バーンは、精神科医としてキャリアを積んだ。心理学と精神医学を融合させた交流分析（Transactional Analysis、TA）を提唱し、1964年に発表した著書『Games People Play』（邦題:『人はゲームをする』）は世界的なベストセラーとなった。 TAは対人コミュニケーションや心理療法の分野に大きな影響を与え、今日でもカウンセリング手法に取り入れられている。彼の理論は今日でもビジネスや教育現場など幅広い分野で応用されている。 1970年7月15日にカリフォルニア州パロアルトで亡くなり、享年60となった。

1970年エリック・バーン 1910年

1983年

辻村太郎

(1890 - 1983)

地理学者、地形学者

地理学者地形学者

1983年辻村太郎 1890年

2002年

藤島亥治郎

(1899 - 2002)

建築史家

1899年生まれの日本の建築史家。

2002年藤島亥治郎建築史家 1899年