カンナ

学名: Canna indica
科名: カンナ科

花言葉

  • 尊敬
  • 情熱
  • 快活

特徴

花色:

説明

カンナは熱帯アメリカ原産のカンナ科多年草で、春植え球根として栽培されます。大きな葉と鮮やかな赤、黄、オレンジの花が特徴で、夏の暑さに非常に強い植物です。コロンブスのアメリカ大陸発見によってヨーロッパに持ち込まれた最初の花の一つとされ、江戸時代に日本に渡来しました。一見花びらに見える部分は実際には雄しべが変化したもので、本来の花は小さく目立ちません。近年はカラーリーフとしても人気が高まっています。

豆知識

  • 学名Cannaはギリシャ語で「アシ(葦)」を意味し、草姿が似ていることに由来します
  • 花のように見える部分は実際には雄しべが変化したものです
  • 種子は非常に硬く、昔は散弾銃の弾として使われました
  • 気温が高いほど生育が活発になる典型的な熱帯植物です

利用方法

観賞用
  • 花壇植え
  • 鉢植え
  • トロピカルガーデン
  • カラーリーフプランツ
薬用
  • 根茎が民間療法で利用されることがありますが、一般的ではありません

注意: 観賞用品種の薬用使用は推奨されません

食用
  • 根茎(一部の種のみ)
その他
  • 繊維原料
  • デンプン源
  • 蝶や鳥の蜜源

毒性

症状: 毒性はありません

イソトマ

学名: Isotoma axillaris
科名: キキョウ科

花言葉

  • 神聖なる思い出
  • 心を開く
  • 嬉しい知らせ

特徴

花色:

説明

イソトマはオーストラリアやニュージーランド原産のキキョウ科一年草(本来は多年草)です。筒状の花の先端が5つに裂けて星形に広がる特徴的な花を咲かせます。7月から10月まで長期間、青紫、紺色、白、淡いピンクの花を株全体に咲かせ続けます。学名は「等しい切片」を意味し、花の裂け方が均等であることに由来します。元々は多年草ですが、寒さに弱いため日本では一年草として扱われます。

豆知識

  • 学名Isotomaは「等しい切片」を意味し、花の裂け方が均等であることに由来します
  • 以前はローレンティア属に分類されていたため、今でもローレンティアの名で呼ばれます
  • 茎や葉から出る白い乳液には毒性があり、目に入ると失明の危険があります
  • 本来は多年草ですが、日本では寒さで枯れるため一年草扱いです

利用方法

観賞用
  • 花壇植え
  • 鉢植え
  • ハンギングバスケット
  • グランドカバー
薬用
  • 薬用利用はありません

注意: 有毒植物のため薬用・食用は絶対に避けてください

食用

有毒のため食用には適しません

その他
  • 蝶や蜂の蜜源植物
  • 押し花
  • 教育用植物(毒性について)

毒性

毒性レベル: 強い

有毒部位: 茎と葉から出る白い乳液に毒性があります

症状: 皮膚炎、目に入ると失明の危険があります

カワラナデシコ (河原撫子)

学名: Dianthus superbus
科名: ナデシコ科

花言葉

  • 大和撫子
  • 可憐
  • 純愛

特徴

花色:

説明

カワラナデシコは日本から東アジアに分布するナデシコ科の多年草で、秋の七草の一つです。河原や草原に自生し、7月から10月にかけて薄紅色の美しい花を咲かせます。花弁の先端が細かく裂けているのが特徴で、この繊細な美しさから「撫子」の名がつきました。古くから日本女性の美徳を表す「大和撫子」の語源となった花で、万葉集をはじめ多くの古典文学に登場します。

豆知識

  • 万葉集には26首、古今和歌集には17首が詠まれています
  • 花弁の先端が細かく裂けているのがこの花の最大の特徴です
  • 「大和撫子」の語源となった花で、日本女性の象徴とされています
  • 秋の七草の中で唯一、現在も野生で普通に見ることができる花です

利用方法

観賞用
  • 野草園
  • ロックガーデン
  • 自然風庭園
  • 切り花
薬用
  • 民間療法で利尿作用があるとされていましたが、現在は使用されません

注意: 現在は薬用目的での使用は推奨されません

食用

食用には適しません

その他
  • 押し花
  • 野草観察
  • 文化的教育

毒性

症状: 毒性はありません

バラ (薔薇)

学名: Rosa hybrida
科名: バラ科

花言葉

  • しとやか
  • 上品
  • 感謝

特徴

花色: ピンク

説明

ピンクのバラはバラ科の落葉低木で、数千年にわたって人類に愛され続けてきた「花の女王」です。原種から品種改良を重ね、現在では数万種類の品種が存在します。ピンクのバラは特に上品さ、優雅さ、感謝の気持ちを表現する花として親しまれています。香りも豊かで、花の形や大きさ、咲き方も多様です。ガーデンローズからイングリッシュローズまで、様々なスタイルで楽しまれています。

豆知識

  • バラには3万種以上の品種があると言われています
  • ピンクのバラは濃淡によって異なる花言葉を持ちます
  • 古代ペルシャでは既に栽培されていた記録があります
  • ナポレオンの妻ジョゼフィーヌがバラの育種に情熱を注いだことで有名です

利用方法

観賞用
  • 庭植え
  • 切り花
  • ブライダル装飾
  • アーチやフェンス装飾
薬用
  • ローズヒップがビタミンC源として利用されます

注意: 観賞用品種の薬用使用は推奨されません

食用
  • 花弁
  • ローズヒップ
その他
  • 香水原料
  • ローズオイル
  • 化粧品原料
  • アロマテラピー

毒性

症状: 毒性はありません(棘による外傷に注意)