明治12年

日本で初めての伝染病予防の法令「海港虎列刺病(コレラ病)伝染予防規則」が公布される。のちの1961年に厚生省と日本検疫衛生協会が7月14日を検疫記念日とする。

明治12年(1879年)7月14日、日本で初めての伝染病予防法令「海港虎列刺病伝染予防規則」が公布されました。
この規則は海外からのコレラ流入を防ぐため、港湾での検疫体制を定めたものです。 対象地域や検疫方法、隔離施設の設置などを法令化。 公布当初は各地の港でコレラ感染拡大防止に寄与しました。 1961年にはこの日が検疫記念日と定められ、衛生行政の原点とされています。 日本の公衆衛生制度成立に重要な一歩となりました。
1879年 コレラ
1939年

日比谷公会堂、山王台などで反英市民大会が開催される。出席者は3万人を数え、駐日英国大使館に向けてデモ行進も行われた。

日比谷公会堂などで約3万人の反英市民大会が開かれ、駐日英国大使館へのデモ行進も行われた。
1939年7月14日、東京・日比谷公会堂および山王台などで大規模な反英市民大会が開催された。 大会には約3万人が参加し、参加者は「英国非難」のプラカードを掲げ熱気に包まれた。 集会後、多くの市民が駐日英国大使館へ向けてデモ行進を実施し、日英関係の緊張が高まった。 この運動は、日本政府による英国在留権益への抗議であり、当時の国際情勢を背景に行われた。 その後の日英交渉や貿易関係に影響を与える一因となった。
1939年 日比谷公会堂 駐日英国大使館