1989年

群発地震が発生していた伊東市沖合の海底(手石海丘)が噴火する。

1989年7月13日、静岡県伊東市沖の手石海丘で海底火山の噴火が観測されました。
1989年6月から続いていた伊東市沖の群発地震震源域で、7月13日に海底火山・手石海丘が噴火しました。噴気の上昇や海水の変色からマグマ活動が確認され、大規模な噴火ではなかったものの漁業や航行に一時的な影響を及ぼしました。研究者は地震活動との関連に注目し、この噴火を地震前兆現象の一例として解析しました。海底火山活動の監視強化や早期警戒システムの整備が進められるきっかけとなりました。
1989年 群発地震 伊東市 手石海丘