貞観11年5月26日

貞観地震。(グレゴリオ暦換算、ユリウス暦7月9日)

869年、平安時代に発生した貞観地震は、東北地方を中心に大きな被害をもたらした大地震です。
869年5月26日(ユリウス暦7月9日)、陸奥・出羽を中心に大規模な地震が発生し、沿岸部には津波が押し寄せました。 古文書の記録によると、現在の宮城県や岩手県で甚大な被害を出し、死者や家屋の流失が多数報告されています。 地殻変動の規模はマグニチュード8前後と推定され、日本史上最も被害が大きかった地震の一つです。 当時の人々の生活に深刻な影響を与え、復興には長い年月を要しました。 近年の研究で、地震発生のメカニズムや津波跡の地層が明らかになり、災害史の貴重な資料として注目されています。
869年 貞観 貞観地震 グレゴリオ暦 7月9日
1935年

福岡県伊田町の三井田川鉱業所(炭鉱)で爆発事故。救援隊も二次災害に遭い死者66人。

福岡県伊田町の三井田川鉱業所で爆発事故が発生し、二次災害で救援隊を含む66人が死亡しました。
1935年7月13日、福岡県伊田町の三井田川鉱業所(炭鉱)で大規模な爆発事故が発生しました。 事故の原因はガス爆発とされ、第一次消火活動中に二次爆発が起こり、救援隊も巻き込まれました。 この事故により作業員と救援隊を合わせて66人が死亡し、鉱山の安全管理体制が問われるきっかけとなりました。 その後、労働安全衛生法改正や炭鉱事故防止のための技術的対策が強化されました。 戦前の日本における炭鉱災害の重大性を象徴する出来事として知られています。
1935年 伊田町 炭鉱
1977年

1977年ニューヨーク大停電。ニューヨークで落雷が原因の停電が起こり、復旧までの3日間に900万人が影響を受けた。

1977年、ニューヨークで落雷が原因の大停電が発生し、900万人が約3日間にわたり影響を受けました。
1977年7月13日、アメリカ・ニューヨーク市を含む大都市圏で落雷が送電網を直撃し、広範囲にわたる停電が発生しました。 停電は約3日間続き、商業施設や公共交通機関が麻痺し、約900万人の市民・周辺住民が影響を受けました。 一部地域では暴動や略奪が起こり、治安部隊が出動する事態となりました。 電力会社は復旧作業を急ピッチで進め、都市のインフラの脆弱性が浮き彫りとなりました。 この大停電は都市計画や非常時対応システム見直しの契機となりました。
1977年 1977年ニューヨーク大停電 落雷 停電
2004年

平成16年7月新潟・福島豪雨による大規模水害発生。新潟県三条市、中之島町などを中心に甚大な被害。

2004年7月、新潟・福島を中心に豪雨が襲い、大規模な水害が発生しました。
2004年7月13日から連日続いた梅雨前線の停滞により、新潟県三条市や中之島町、福島県会津地方を中心に記録的な豪雨となりました。河川の氾濫や堤防決壊が相次ぎ、住宅浸水や道路寸断、農地冠水などの被害が広範囲に及びました。死者・行方不明者を含む多数の犠牲者が出るとともに、避難者は数万人に上りました。復旧には多額の費用と長期の時間を要し、地域防災計画や治水対策の見直しが急務とされました。以降、河川管理の強化や気象情報システムの改善が進められ、大規模水害への備えが強化されました。
2004年 平成16年7月新潟・福島豪雨 水害 新潟県 三条市 中之島町