1837年

ヴィクトリア英女王がバッキンガム宮殿に移り住む。これ以降バッキンガムが英王室の常住の場となる。

1837年、在位間もないヴィクトリア女王が公式にバッキンガム宮殿を王室の常住宮殿としました。
1837年7月13日、即位したばかりのヴィクトリア女王はバッキンガム宮殿に移り、以後ロイヤルファミリーの主要居所と定めました。 宮殿はジョージ4世以来の改装を経て、公式儀式や執務、各国賓客との謁見が行われる中心拠点となりました。 バッキンガム宮殿の常用化は王室権威の象徴性を高め、ヴィクトリア朝時代の華やかな宮廷文化を支えました。 女王はここで長く公務を行い、宮殿は世界中に知られる英国王室の象徴的建築物として定着しました。 今日でも衛兵交代式や公式行事を通じて、多くの観光客を魅了し続ける歴史的名所です。
1837年 ヴィクトリア英女王 バッキンガム宮殿
1923年

後にハリウッドの象徴となる"HOLLYWOOD"の看板が設置される。

1923年、ロサンゼルスの丘に巨大な『HOLLYWOOD』看板が設置され、後の映画産業象徴に。
1923年7月13日、ハリウッドランド不動産業者が宣伝用として巨大看板をマウント・リーに設置。 当初は『Hollywoodland』として案内されたが、後に『HOLLYWOOD』に短縮。 映画産業の隆盛とともに看板は映画文化のシンボルとなり、市の象徴に。 映画の殿堂とも呼ばれる地域のブランディングに大きく貢献。 今日まで世界的に認知されるランドマークとして観光名所となっている。
1923年 ハリウッド "HOLLYWOOD"の看板
1985年

アフリカ難民救済を目的としたチャリティーコンサート・ライヴエイドがフィラデルフィアとロンドンで開催。60カ国20億人が中継を視聴したとされる。

1985年7月13日、アフリカ難民救済を目的に米フィラデルフィアと英ロンドンで同時に開催されたチャリティーコンサート「ライヴエイド」は、世界中の音楽ファンを魅了しました。
ライヴエイドはバンド・エイドのアフリカ飢餓救済プロジェクトを発展させる形で企画され、ボブ・ゲルドフやミッジ・ユーレらが中心となって運営されました。フィラデルフィアではクイーンやU2、ロンドンではデヴィッド・ボウイやローリング・ストーンズなど豪華アーティストが出演しました。衛星中継を活用した同時放送は60か国以上に及び、推定20億人が視聴。世界中から巨額の募金が集まり、音楽を通じた国際連帯の象徴的イベントとなりました。ライヴエイド開催後も多くのチャリティーコンサートのモデルとなり、音楽と社会貢献を結びつける新たな可能性を切り開きました。
1985年 ライヴエイド フィラデルフィア ロンドン
1989年

パリの歌劇場オペラ・バスティーユが落成。

1989年7月13日、パリ東部に新設されたオペラ・バスティーユが正式に落成しました。
オペラ・バスティーユはフランス大統領フランソワ・ミッテランの構想により建設され、1989年7月13日に完成しました。設計はウルグアイ出身の建築家カルロス・オットによる革新的なモダニズム建築で、収容人数約2700席を誇ります。18世紀のバスティーユ牢獄跡に位置し、市民参加を象徴する「人民の劇場」としての役割を担います。内部は可動席や最先端のステージ機構を備え、現代的な演出に適応しています。開館以来、伝統的なレパートリーから前衛的作品まで多彩な公演が行われ、パリ・オペラ座の二大劇場の一つとして文化振興に寄与しています。
オペラ・バスティーユ
2006年

青森県立美術館が開館。

青森県立美術館が2006年7月13日に開館し、地域文化と現代アートの発信拠点となりました。
青森県立美術館は青森市に位置し、地域文化の発信拠点として設立されました。 開館は2006年7月13日で、斬新な建築デザインと展示構成が話題を呼びました。 館内には奈良美智など国内外の著名アーティストの作品を収蔵し、定期的に企画展を開催しています。 さらに、ワークショップや講演会を通じて美術教育の普及にも力を入れ、多くの県民や観光客に親しまれています。 周辺には美術館公園も整備され、文化施設として地域活性化に寄与しています。
2006年 青森県立美術館