長徳4年6月12日

寛朝

(916 - 998)

真言宗の僧

真言宗の僧
平安時代の真言宗僧侶。東寺の長老として教義研究と寺院運営に貢献した。
寛朝は平安時代中期に活躍した真言宗の高僧で、東寺の長老として教義の深い研究と後進の育成に努めた。嵯峨天皇の信任を得て寺院の改革や儀式の整備を行い、密教の普及に貢献したとされる。916年に生まれ、長徳4年(998年)に没するまで約82年の長寿を全うした。彼の講義録や撰集した写本は後世の真言教学に影響を与えた。宗教儀礼の厳格な実践と学問的探究は、当時の仏教界において高く評価された。
998年 長徳 6月12日 寛朝 真言宗 916年
1205年

ヒューバート・ウォルター

カンタベリー大司教、大法官

カンタベリー大司教 大法官
12世紀イングランドの宗教指導者・政治家。カンタベリー大司教と大法官を歴任した。
ヒューバート・ウォルターは12世紀のイングランドにおける重要な聖職者であり政治家であった。カンタベリー大司教として教会改革や慈善事業を推進し、大法官(チャンセラー)としてはヘンリー2世王の信任を得て国政の運営に深く関与した。裁判制度の整備や教区行政の改革を主導し、イングランド法制の基礎を築いた。慈悲深い性格と行政手腕で知られ、教会と王権の関係調停に努めた。1205年に没し、後世においても『イングランドの宰相』と称されることがある。
1205年 ヒューバート・ウォルター カンタベリー大司教 大法官