貞享2年6月12日
八橋検校
(1614 - 1685)
近代箏曲の父とされる検校
近代箏曲の父とされる検校
近世箏曲の父と称される箏曲家。六段の調などを編曲・伝承した。
八橋検校は1614年に生まれ、視覚障害を持ちながら箏曲の演奏と作曲で名声を博した。『六段の調』をはじめとする伝統曲を編纂し、口承で伝わっていた箏曲を楽譜化する手法を確立した。雅楽や民謡の要素を取り入れた革新的なスタイルは後の箏曲界に大きな影響を与えた。検校の称号を持つ音楽家としての技術は高く評価され、門弟養成にも力を注いだ。1685年に没し、その作品は現代でも演奏され続けている。
1685年
貞享
6月12日
八橋検校
箏曲
検校
1614年