ニチニチソウ (日日草)
花言葉
- 甘い思い出
- 友情
- 楽しい思い出
特徴
説明
ニチニチソウはマダガスカル原産のキョウチクトウ科多年草(日本では一年草扱い)です。名前の通り日ごとに新しい花を咲かせ、夏の暑さをものともしない丈夫な性質で人気があります。花は3-4cmの5弁花で、白、ピンク、赤、紫など多彩な色があり、中心部が異なる色の品種もあります。江戸時代中期に日本に導入され、現在では世界中で栽培されています。薬用植物としても知られ、抗がん作用のあるアルカロイドを含んでいます。
豆知識
- 一つの花の寿命は3-5日ですが、次々に新しい花が咲くため長期間楽しめます
- マダガスカルでは8種のニチニチソウ属が自生し、7種が固有種です
- 抗がん剤の原料となるビンクリスチンやビンブラスチンを含有しています
- 旧学名のVinca roseaから「ビンカ」とも呼ばれています
利用方法
観賞用
- 花壇植え
- 鉢植え
- ハンギングバスケット
- グランドカバー
薬用
- 抗がん作用のあるアルカロイドを含みますが、一般使用はできません
注意: 有毒植物のため薬用・食用は絶対に避けてください
食用
有毒のため食用には適しません
その他
- 医薬品原料(専門機関のみ)
- 教育用植物
毒性
毒性レベル: 強い
有毒部位: 全草に有毒アルカロイドが含まれています
症状: 摂取により麻痺、痙攣、消化器症状を起こす危険があります