1984年

島根県の荒神谷遺跡で多数の銅剣を発見。

1984年7月12日、島根県の荒神谷遺跡で銅剣358本が一挙に発見され、日本の弥生時代研究に大きな成果をもたらしました。
荒神谷遺跡は島根県松江市にある弥生時代中期の集落遺跡です。 1984年7月12日の発掘調査で、優美な装飾を施された銅剣358本が一度に出土し、国宝に指定されました。 これらの銅剣は弥生時代の高度な金属加工技術を示す重要な資料とされています。 研究により地域間交流や武器の祭祀的使用が考証され、当時の社会構造解明に貢献しました。 発見品は島根県立古代出雲歴史博物館に展示されています。
1984年 島根県 荒神谷遺跡
2006年

ポーランドの石油資源探索会社が、バルト海に沈んでいたドイツ海軍の航空母艦「グラーフ・ツェッペリン」を発見。

2006年7月12日、ポーランドの石油資源探索会社がバルト海でドイツ海軍の航空母艦「グラーフ・ツェッペリン」の残骸を発見しました。
第二次世界大戦前に建造が計画されたものの未完成のまま終戦を迎えたドイツ海軍の航空母艦「グラーフ・ツェッペリン」が、バルト海で海底に沈んでいるとされていました。2006年7月12日、ポーランドの資源探索会社が海洋探査技術を用いてその残骸を特定。高度な音波探査や水中ドローンによる撮影により、船体の一部を確認しました。この発見は海軍史や海洋考古学の分野で大きな注目を集め、今後の調査や遺物の保存に向けた議論が活発化しました。発見はドイツ海軍の計画とその後の技術的挑戦を物語る重要な証拠と評価されています。
2006年 ポーランド バルト海 ドイツ海軍 航空母艦 グラーフ・ツェッペリン