明応4年6月20日

宗祇の『新撰菟玖波集』が完成。

連歌師・宗祇による連歌撰集『新撰菟玖波集』が完成した日です。
1495年6月20日(明応4年)、連歌師・宗祇による新撰連歌集『新撰菟玖波集』が完成しました。 『新撰菟玖波集』は1557番の連歌を収録し、当時の連歌文化を代表する作品とされています。 宗祇は連歌において形式と情趣を兼ね備えた作風を確立し、多くの門人に影響を与えました。 この集は後の俳諧の発展にも大きな役割を果たし、日本文学史上に重要な位置を占めています。 完成により連歌の普及が一層進み、室町時代の芸術文化に新たな潮流をもたらしました。
1495年 明応 6月20日 宗祇 新撰菟玖波集
1562年

ユカタンの司教ディエゴ・デ・ランダがインディオの異端尋問を行い、多数のマヤの絵文書の焚書を命じる。

ユカタンのディエゴ・デ・ランダ司教がマヤ文明の絵文書を大量に焼却した日です。
1562年7月12日、ユカタンのカトリック司教ディエゴ・デ・ランダが異端尋問を名目にマヤの絵文書を大量に焚書しました。 デ・ランダは先住民文化を異端と見なし、伝統的な宗教儀式や文書の破壊を命じました。 この焚書により、マヤ文明の貴重な歴史資料や知識の多くが失われました。 後世の研究者はこの行為を文化破壊の象徴として批判しており、失われた情報の復元が試みられています。 デ・ランダ自身は後にマヤ文化の記録も執筆しましたが、同時に破壊者でもある複雑な人物像です。
1562年 ユカタン 司教 ディエゴ・デ・ランダ インディオ マヤ 絵文書
1962年

ローリング・ストーンズがロンドン・マーキークラブで初のライブを行う。

伝説的ロックバンド、ローリング・ストーンズの初ライブが行われました。
1962年7月12日、ロンドンのマーキークラブでローリング・ストーンズが初めて舞台に立ちました。 当時のメンバーはミック・ジャガーやキース・リチャーズら若き才人たち。 エネルギッシュなパフォーマンスとブルースに根ざした演奏で早くも観客を魅了。 この公演はバンドのキャリアの出発点となり、後の世界的成功への礎を築きました。 イギリスの音楽シーンを変革した歴史的瞬間として語り継がれています。
1962年 ローリング・ストーンズ ロンドン
1997年

鳥取県境港市で、『山陰・夢みなと博覧会』開幕。

1997年7月12日、鳥取県境港市で『山陰・夢みなと博覧会』が開幕し、地域振興を図る国際博覧会が始まりました。
山陰・夢みなと博覧会は1997年7月12日に開幕し、同年10月1日まで開催されました。 夢をテーマに国内外の海洋文化や芸術、産業技術を紹介する博覧会です。 メイン会場は境港市の岸壁沿いに設けられ、水族館やイルミネーションショーなどが人気を博しました。 期間中の総入場者数は約800万人を記録し、地域経済への波及効果が大きかったとされています。 閉幕後も会場跡地は観光施設として活用され、地域のにぎわいづくりに貢献しています。
1997年 鳥取県 境港市 山陰・夢みなと博覧会