07月12日の命日 - 宗教家・聖職者

康和3年6月15日

寛意

(1062 - 1101)

僧

平安時代中期の僧。詳細な記録は少なく、その事績の多くは伝わっていません。

寛意(1062-1101)は平安時代中期に生きた僧侶です。詳細な活動記録はほとんど残されておらず、具体的な寺院や教義への貢献は不明です。そのため、後世に伝わる情報は限られています。

1101年康和 6月15日寛意僧 1062年

建永元年6月5日

重源

(1121 - 1206)

僧

鎌倉時代の僧。奈良の大仏殿復興を主導し、南都復興に尽力した。

重源(1121-1206)は、平安時代末から鎌倉時代初期にかけて活躍した僧侶です。 1180年に興福寺で出家し、1195年以降は東大寺大仏殿の再建を指揮しました。宋から帰国して最新の建築技術を導入し、寺院復興に貢献しました。また、勧進聖として各地で資金を集める活動を行い、南都復興の中心人物となりました。南都復興の功績により「南都大勧進」という別称でも知られています。

1206年建永 6月5日重源 1121年

1429年

ジャン・ジェルソン

(1363 - 1429)

神学者

フランスの神学者・哲学者。パリ大学総長を務め、教会改革を論じた。

ジャン・ジェルソン(Jean Gerson, 1363-1429)は、中世フランスの神学者・哲学者です。パリ大学で学び、後に同大学の総長を務めました。西方教会大分裂(Western Schism)の収束に尽力し、コンスタンツ会議への助言者として知られています。神秘神学や教会改革を論じた著作を多数残し、後の宗教改革思想にも影響を与えました。没後もその思想はヨーロッパの学問界で評価され続けました。

1429年ジャン・ジェルソン神学者 1363年

1845年

ヘンリック・ヴェルゲラン

(1808 - 1845)

作家、歴史家、牧師

作家歴史家牧師

19世紀ノルウェーの作家、歴史家、牧師。国民文学の基盤を築いた。

ヘンリック・ヴェルゲランはノルウェーのロマン主義期を代表する作家であり、歴史研究と牧師職を通じて国民文学の発展に貢献した。詩や劇作品を通じて市民の愛国心を喚起し、ノルウェー文化の確立を支えた。歴史家としては先史時代から中世ノルウェー史を研究し、その成果を著作にまとめた。牧師としても教区の精神的指導にあたり、信仰と芸術の融合を図った。その多彩な活動は後世の文学者や研究者にも大きな影響を与えた。

1845年ヘンリック・ヴェルゲラン 1808年

1931年

ナータン・セーデルブロム

(1866 - 1931)

聖職者、ノーベル平和賞受賞者

聖職者ノーベル平和賞受賞者

スウェーデンの宗教指導者。平和とエキュメニズム運動に尽力した。

1866年にストックホルム近郊で生まれる。ウプサラ大学で神学を学び、牧師としての道を歩む。 1914年にウプサラ大司教に選出される。戦間期に教派を超えたエキュメニカル運動を推進し、世界平和を訴えた。 1930年、その功績が認められノーベル平和賞を受賞。彼の活動は教会協力の礎を築き、戦後の国際理解にも影響を与えた。 1931年に没。

1931年ナータン・セーデルブロムノーベル平和賞 1866年