07月12日の命日 - 経営者・実業家

元禄12年6月16日

河村瑞賢

(1617 - 1699)

商人

江戸時代前期の豪商。海運・土木事業で藩政を支えた。

河村瑞賢(1617-1699)は江戸時代前期の商人・技術者です。北前船を活用した海運業で財を成し、全国的な物流網を拡大しました。瀬戸内海や東北地方の航路整備、運河工事にも携わり、インフラ整備に貢献しました。幕府や諸藩から技術支援を受け、土木事業を主導しました。商才と技術力を兼ね備えた異色の豪商として知られています。

1699年元禄 6月16日河村瑞賢商人 1617年

1910年

チャールズ・ロールズ

(1877 - 1910)

ロールス・ロイス共同創業者

イギリスの実業家でロールス・ロイス社の共同創業者。航空パイオニアとしても活躍した。

チャールズ・ロールズはトリニティカレッジ・ケンブリッジを卒業後、ヘンリー・ロイスとともに1904年にロールス・ロイス社を設立した。同社は高級自動車メーカーとして名声を博し、品質と信頼性の高いエンジンを開発した。またロールズ自身は航空に情熱を注ぎ、英国王立航空協会の会員として飛行記録を樹立した。 1910年に飛行中の事故で逝去したが、その業績は自動車・航空産業の発展に大きく寄与した。彼の名前は今なお高級車ブランドとして世界的に知られている。

1910年チャールズ・ロールズロールス・ロイス 1877年

1921年

ハリー・ホーカー

(1889 - 1921)

飛行家、ホーカー創業者

飛行家ホーカー創業者

オーストラリア出身の飛行家。ホーカー社を創設し、航空機産業の発展に貢献。

1889年にオーストラリアのアデレードで生まれる。第一次世界大戦中、ソッピースのテストパイロットとして活躍。速度記録を樹立し、その技術力が評価される。戦後、トーマス・ホッパートンらとホーカー社を設立。新型戦闘機の開発を牽引し、航空機産業に大きな影響を与えた。 1921年のテスト飛行中の事故で亡くなった。

ハリー・ホーカー飛行家ホーカー 1889年

1934年

オーレ・エヴィンルード

(1877 - 1934)

実業家、船外機を発明

実業家船外機を発明

ノルウェー生まれの発明家兼実業家。船外機の発明で海洋レジャー産業を革新。

1877年にノルウェーで生まれる。 19歳でアメリカに渡り、機械技師として働き始める。 1909年、自らの船外機を発明し特許を取得。エヴィンルード社を設立し、商業化に成功。軽量で扱いやすい船外機は漁業やレジャーのあり方を一変させた。 1934年に死去し、その技術は現代でも広く使われている。

1934年オーレ・エヴィンルード英語版 1877年

1936年

岩原謙三

(1863 - 1936)

実業家、元芝浦製作所社長・日本放送協会会長

実業家元芝浦製作所社長・日本放送協会会長

芝浦製作所社長を務め、日本放送協会の初代会長としてラジオ放送の普及に尽力した実業家。

岩原謙三（1863年-1936年）は、日本の実業家。芝浦製作所社長として電気機械分野の発展に寄与した。 1926年に日本放送協会（NHK）の初代会長に就任し、放送事業の基盤整備を主導。ラジオ放送の普及拡大に取り組み、マスメディアの発展に大きく貢献した。産業界と放送界の両面で卓越したリーダーシップを発揮した。 1936年7月12日に逝去し、日本の近代化を支えた功績は今も評価されている。

1936年岩原謙三芝浦製作所日本放送協会 1863年

1970年

関義長

(1892 - 1970)

実業家、元三菱電機社長

実業家元三菱電機社長

日本の実業家。三菱電機社長を務め、企業の発展に貢献。

関義長（1892年-1970年）は日本の実業家で、戦後の三菱電機の成長を支えた人物です。東京帝国大学工学部を卒業後、同社に入社し技術部門で実績を重ねました。1950年代に社長に就任し、生産体制の拡充と技術革新を推進しました。また、海外市場への進出を指揮し、国際競争力の強化に寄与しました。退任後も業界団体で要職を歴任し、後進の指導と産業界の発展に尽力しました。

1970年関義長三菱電機 1892年

1987年

大野良雄

(1921 - 1987)

実業家、元資生堂社長

実業家元資生堂社長

日本の実業家。資生堂の社長として企業経営を指揮した。

大野良雄（1921–1987）は日本の実業家。資生堂に入社後、管理職を経て社長に就任した。経営手腕を発揮して企業の成長を牽引した。国内外でのブランド展開や製品開発に取り組んだ。日本の化粧品業界の発展に大きく寄与した。

大野良雄資生堂 1921年

1997年

津村重舎 (二代目)

(1908 - 1997)

実業家、元津村順天堂社長

実業家元津村順天堂社長

日本の実業家。津村順天堂の第2代社長として医薬品事業を展開した。

津村重舎（第2代）（1908–1997）は日本の実業家。津村順天堂の第2代社長として経営を担った。医薬品の研究開発や製造に注力し、企業の成長を推進した。国内市場の拡大と品質向上に貢献した。家業を継ぎながら日本の製薬業界に影響を与えた。

1997年津村重舎 (二代目) 株式会社ツムラ 1908年

2003年

芦原義重

(1901 - 2003)

実業家

日本の実業家。戦後復興期の企業経営に携わった。

1901年に生まれ、戦前から戦後にかけて実業界で活躍。製造業など幅広い分野の経営に携わる。地域経済や雇用創出に貢献し、企業の成長を支えた。後進の育成や社会貢献活動にも取り組む。 2003年に逝去。

2003年芦原義重実業家 1901年

2013年

アマー・G・ボーズ

(1929 - 2013)

実業家、マサチューセッツ工科大学名誉教授、BOSE創業者

実業家マサチューセッツ工科大学名誉教授 BOSE創業者

BOSE社創業者であり、MITの名誉教授として音響工学の発展に貢献した実業家。

1929年生まれ。マサチューセッツ工科大学（MIT）で電気工学を研究し、音響技術を応用した製品開発に着手しました。1964年にBOSE社を設立し、高品質なスピーカーやヘッドホンで世界的に知られるブランドを築きました。革新的な研究成果を製品化する姿勢は産学連携のモデルとなり、教育者としても多くの学生を指導しました。実業家と研究者の両面で音響分野に多大な影響を与えました。2013年7月12日に逝去しました。

2013年アマー・G・ボーズマサチューセッツ工科大学 BOSE 1929年

2015年

松田堯

(1922 - 2015)

実業家、元両備グループ会長

実業家元両備グループ会長

日本の実業家で、両備グループの会長を務めた。

松田堯（1922年 - 2015年7月12日）は、日本の実業家。両備グループの会長として企業の発展に尽力し、地域経済に影響を与えた。地方交通事業をはじめ、不動産・建設業など多岐にわたる事業を統括した。後進の育成にも力を注ぎ、地域社会との共生を重視した経営方針を貫いた。晩年まで企業活動に携わり、両備グループの基盤を確立した。そのリーダーシップは多くの経営者に影響を与えた。

2015年松田堯両備グループ 1922年

2015年

犬養康彦

(1928 - 2015)

実業家、元共同通信社社長

実業家元共同通信社社長

日本の実業家で、共同通信社の社長を務めた。

犬養康彦（1928年 - 2015年7月12日）は、日本の実業家。共同通信社の社長として報道網の拡充と組織改革を推進した。ニュース配信体制の強化を図り、国内外の提携強化に努めた。経営陣としての判断でデジタル時代への転換を支援し、ニュース配信の効率化を実現した。退任後もメディア界に影響を残し、記者育成にも力を注いだ。現代ジャーナリズムの基盤構築に寄与した功績で知られる。

犬養康彦共同通信社 1928年