07月12日の命日 - 芸術家・音楽家

1742年

エヴァリスト・ダッラーバコ

(1675 - 1742)

作曲家

バロック期のイタリア人作曲家・ヴァイオリニスト。宮廷楽団で活躍し、多彩な協奏曲や宗教曲を作曲した。

1675年に北イタリアのパヴィーアで生まれ、幼少期から音楽教育を受けた。フランスやドイツの宮廷を渡り歩き、バイエルン選帝侯マクシミリアン2世の楽団に参加。ヴァイオリンと通奏低音を重視した作品を多数作曲し、バロック音楽の発展に貢献。協奏曲やソナタ、教会カンタータなど多様なジャンルで活躍。 1742年に没し、その作品は後世の作曲家たちにも影響を与え続けている。

1742年エヴァリスト・ダッラーバコ作曲家 1675年

1773年

ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツ

(1697 - 1773)

作曲家、フルート奏者

作曲家フルート奏者

プロイセン宮廷で活躍したドイツのフルート奏者・作曲家。フルート奏法書を著した。

1697年にマイニンゲンで生まれ、音楽一家に育つ。早くからフルート奏者としての才能を発揮し、ヨーロッパ各地を演奏旅行。 1733年にプロイセン王フリードリヒ2世の宮廷楽団に採用され、終生仕えた。 1752年に著した『フルート奏法の手引き』は演奏技術と理論を体系化し、後世に影響。 1773年に没し、彼の作品と著作は古典派フルート演奏の礎となった。

1773年ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツフルート 1697年

1905年

巖谷一六

(1834 - 1905)

官僚、書家

官僚書家

幕末から明治期にかけて活躍した官僚で、書家としても高い評価を受けた。

巖谷一六は江戸幕府に仕えた官僚として幕末の行政に携わり、明治維新後も新政府の官吏として活躍した。雅号「一六」を用い、書家として古典書法の研究と作品制作に専念し、多くの書法集を刊行した。その書風は端正かつ力強く、近代書道の発展に影響を与えた。官僚としての緻密な文書作成能力と、書家としての芸術性を兼ね備えた稀有な存在とされた。没後も書壇や研究者から高く評価され、その作品は国内外で収蔵されている。

1905年巖谷一六 1834年

1917年

ヒューゴ・シンベリ

(1873 - 1917)

画家

フィンランドの象徴主義画家。幻想的なモチーフと独創的な色彩を用いた作品で知られる。

1873年にフィンランドのハミナで生まれる。ヘルシンキ美術学校で学び、後にイタリアへ留学。代表作『傷ついた天使』や『死の庭』は国内外で高く評価される。象徴主義とフォークロアを融合させた独特の作風を確立。彼の作品は死生観や自然観を深く掘り下げている。 1917年に急逝したが、その芸術的遺産は今なお多くの人を魅了し続ける。

1917年ヒューゴ・シンベリ 1873年

1933年

山元春挙

(1872 - 1933)

日本画家

明治から大正期に活躍した日本画家。帝国美術院会員として多くの作品を残した。

1872年に大阪で生まれる。京都市立絵画専門学校で日本画を学ぶ。文展にたびたび入選し、その繊細で雅な作風が評価される。帝国美術院会員として後進の指導にも尽力。代表作には風景画や花鳥画があり、伝統技法を継承しつつ独自の表現を追求。 1933年に逝去した。

1933年山元春挙 1872年

1953年

ジョゼフ・ジョンゲン

(1873 - 1953)

作曲家

ベルギーの作曲家・教育者。ロマン派の伝統と近代音楽を融合した。

ジョゼフ・ジョンゲン（1873年-1953年）は、ベルギー出身の作曲家・教育者。リエージュ王立音楽院で学び、その後パリでも作曲とオルガンを研鑽。ブリュッセル王立音楽院の教授として後進の指導にあたった。交響曲や室内楽、オルガン作品など幅広いジャンルで作曲を手掛けた。特にオルガン作品の技巧的かつ表現豊かな作風で高い評価を受けた。 1953年7月12日に逝去し、ベルギー音楽界を代表する作曲家として知られる。

1953年ジョゼフ・ジョンゲン 1873年

1968年

アントニオ・ピエトランジェリ

(1919 - 1968)

映画監督

イタリアの映画監督。人間ドラマと社会風刺を織り交ぜた作品で知られる。

アントニオ・ピエトランジェリ（1919年-1968年）はイタリア・ローマ生まれの映画監督です。1950年代から60年代にかけて活動し、『悲しみの哀歌』や『青い夜』など多くの作品を手掛けました。彼の演出は繊細な人間描写とユーモアを融合させ、イタリア映画界に新風を巻き起こしました。また、女優との共演を通じてキャリアを築き、批評家からも高い評価を受けました。急逝により惜しまれつつも、その作品は今なおイタリア映画の名作として語り継がれています。

1968年アントニオ・ピエトランジェリ映画監督 1919年

1971年

山下清

(1922 - 1971)

画家

日本の画家。貼り絵や水彩画で独自の世界を表現した。

山下清（1922年-1971年）は、天然痘の後遺症で肢体に障害を持ちながらも独自の貼り絵技法を用いて旅先の風景を作品に残した画家です。小学生の頃から絵に優れ、放浪の旅を続けながら日本各地を描写しました。1985年にテレビドラマ化され、その生涯が広く知られるようになりました。切手風の貼り絵や繊細な水彩画は、素朴で温かみのある表現が特徴です。没後も展覧会が多数開催され、多くの人々の心を捉えています。

1971年山下清画家 1922年

1973年

アレクサンドル・モソロフ

(1900 - 1973)

作曲家

ロシアの作曲家。前衛音楽の先駆者として知られる。

アレクサンドル・モソロフ（1900年-1973年）はロシアの作曲家で、ソビエト時代に前衛的な音楽を追求しました。代表作『鉄工場のソナタ』では機械音を音楽に取り入れ、新しい音楽表現を模索しました。モダニズムの波の中で実験的な作風を展開し、一時は当局から批判を受けながらも独自のスタイルを貫きました。後年は教育者としても活動し、多くの後進を指導しました。その革新的な試みは、近現代音楽の発展に大きな影響を与えました。

1973年アレクサンドル・モソロフ 1900年

1979年

ミニー・リパートン

(1947 - 1979)

ソウルミュージック歌手

アメリカのソウル歌手。美しいファルセットで人気を博した。

ミニー・リパートン（1947年-1979年）はアメリカのソウルシンガーで、透明感のある高音域と独特のファルセットで知られています。1975年のヒット曲『Lovin' You』は全米チャート1位を記録し、彼女の代表作となりました。元・ロタリーコネクションのメンバーとしてキャリアを開始し、ソロアルバムで才能を開花させました。晩年は乳がんと闘いながらも音楽活動を続け、その生涯を閉じました。死後も彼女の歌声は多くのアーティストに影響を与え続けています。

ミニー・リパートンソウルミュージック歌手 1947年

1989年

寺田政明

(1912 - 1989)

画家

日本の画家。油彩や水彩で作品を制作し、展覧会で発表した。

寺田政明（1912–1989）は日本の画家。油彩や水彩を用いた作品を制作した。個展やグループ展に参加し、作品を発表した。多彩な題材を取り入れた表現で評価を得た。戦後の美術界で活躍した。

寺田政明 1912年

1996年

安川加壽子

(1922 - 1996)

ピアニスト

日本のピアニスト。クラシック音楽を中心に演奏活動を行った。

安川加壽子（1922–1996）は日本のピアニスト。クラシック音楽を中心に演奏活動を行った。国内外でリサイタルを開催し、高い評価を得た。豊かな表現力で聴衆を魅了した。日本の演奏界に貢献した。

1996年安川加壽子ピアニスト 1922年