パッションフラワー (時計草)
花言葉
- 聖なる愛
- 信心
- 信仰
特徴
説明
パッションフラワーは南北アメリカ原産のトケイソウ科のつる性多年草です。花の形が時計の文字盤に見えることから「時計草」と呼ばれます。英名の「Passion Flower」は「キリストの受難の花」を意味し、花の各部位がキリストの受難を象徴するとされています。10mにも達する長いつるを伸ばし、複雑で美しい構造の花を咲かせます。薬用植物としても有名で、鎮静・抗不安作用があり「自然の精神安定剤」と呼ばれています。
豆知識
- 花の各部位がキリストの受難の象徴とされ、雄しべは十字架、巻きひげは鞭を表します
- パッションフルーツとして知られる果実を付ける種類もあります
- 薬用としては「自然のバリウム」とも呼ばれる強い鎮静効果があります
- 一日花で、朝に開花して夕方にはしぼんでしまいます
利用方法
観賞用
- つる性植物としてアーチやフェンスの装飾
- 観葉植物
- 切り花
- 庭園の緑化
薬用
- 鎮静作用
- 抗不安効果
- 不眠症改善
- 神経性の頭痛緩和
注意: 妊娠中・授乳中の使用は医師に相談してください
食用
- 果実(パッションフルーツ)
- 若い葉
その他
- ハーブティー
- サプリメント
- 自然療法
毒性
毒性レベル: 弱い
有毒部位: 葉と茎に微量のアルカロイドが含まれます
症状: 適量使用では安全ですが、大量摂取は避けてください