07月11日

出来事 - 経済・産業

1893年

御木本幸吉が真珠の養殖に成功。

1893年7月11日、御木本幸吉がアコヤ貝を用いて真珠の養殖に初めて成功しました。世界の真珠産業に革新をもたらした発明です。
1893年7月11日、日本の海産物商である御木本幸吉は、アコヤ貝に核を挿入する真珠養殖技術を確立し、世界で初めて養殖真珠の生産に成功しました。天然真珠の高額価格を解消する手段として注目され、真珠の大量生産を可能にしました。英虞湾沿岸を中心に養殖業が急速に発展し、地域経済を支える基盤産業となりました。御木本はその功績から「真珠王」と称され、養殖真珠は国際市場でも高い評価を獲得しました。現在に至るまで続く養殖真珠産業の基礎を築いた歴史的出来事です。
1893年 御木本幸吉 真珠 養殖
1950年

パキスタンが国際通貨基金（IMF）と世界銀行に加盟。

1950年7月11日、パキスタンがIMFと世界銀行に加盟し、国際経済体制への参加を果たした。
1950年7月11日、パキスタンが国際通貨基金（IMF）と世界銀行に加盟し、国際経済体制への参加を果たした。 IMFと世界銀行は1944年のブレトンウッド会議に基づき設立され、第二次世界大戦後の復興と発展を支援する機関。 1947年に独立したパキスタンは新興国として資金調達と為替安定を図り、加盟を通じて国際的信用を高めた。 加盟後、パキスタンはインフラ整備や農業開発プロジェクトでこれらの機関の融資を活用し、経済成長を促進した。
パキスタン 国際通貨基金 世界銀行
1960年

京成電鉄が、後に東京ディズニーランドなどを経営することになるオリエンタルランドを設立。

1960年7月11日、京成電鉄がオリエンタルランドを設立し、後の東京ディズニーランド運営の基盤を築いた。
1960年7月11日、京成電鉄がオリエンタルランドを設立した。 当初は京成グループの不動産開発部門として発足し、後に東京ディズニーランド運営会社として発展。 オリエンタルランドの設立は、日本のレジャー産業に新たな潮流をもたらし、国内外から注目を集めた。 現在ではディズニーリゾート事業を中核に、多角的なエンターテインメント事業を展開している。
1960年 京成電鉄 東京ディズニーランド オリエンタルランド
1971年

チリ議会が国内の銅山の国有化を決定。

チリ議会が銅山を国有化し、国の重要資源を掌握しました。
1971年7月11日、チリ議会は国内主要銅山の国有化を正式に決定しました。 この政策はサルバドール・アジェンデ大統領の社会主義改革の一環として行われました。 銅山の国有化により、チリ国家企業CODELCOが設立され、収益は国家予算に組み込まれました。 従来の外国資本企業は営業権を失い、国際的にも注目と批判を集めました。 銅産業の国有化はチリ経済の自立化と社会福祉拡充に大きな影響を与えました。
1971年 チリ 銅山