07月10日

出来事 - その他

1925年

メヘル・バーバーが悟りを得て、以降1969年に亡くなるまでの44年間声を発しなくなる。 (en:Silence Day)

インドの霊的指導者メヘル・バーバーが悟りを開き、44年間の沈黙を守り続ける決意を表明しました。

1925年7月10日、メヘル・バーバーは深い悟りを得たと宣言し、一切の言葉を絶つ決意を示しました。以降、アルファベット盤や筆談など限られた手段でのみ弟子たちと意思疎通を行いながら指導を続けました。この沈黙は彼がアバター（神の化身）としての内面的教えを強調する象徴とされ、世界各地に信奉者を獲得。1969年に生涯を終えるまで、沈黙を通じた精神的探究の重要性を説き、多くの人々に影響を与えました。

1925年メヘル・バーバー悟り 1969年 en:Silence Day

1973年

実業家ジャン・ポール・ゲティの孫のジョン・ポール・ゲティがローマで誘拐される。

1973年7月10日、実業家ジャン・ポール・ゲティの孫ジョン・ポール・ゲティがローマで誘拐されました。

ローマ滞在中のジョン・ポール・ゲティ3世は身代金目的で誘拐され、アメリカで最も裕福とされたゲティ家を震撼させました。誘拐犯は1100万ドルの身代金を要求し、交渉が難航。祖父のジャン・ポール・ゲティは当初身代金支払いを拒否しましたが、最終的に一部のみ支払いが行われました。被害者は約5か月後に解放されましたが、その後の交渉過程や支払い問題が大きな論争を呼びました。この事件は富豪一族の対外的イメージに影響を与え、誘拐防止対策の議論を喚起しました。

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