07月10日の誕生日 - 科学者・研究者

1809年

フリードリッヒ・アウグスト・クヴェンシュテット

(1809 - 1889)

地質学者、古生物学者

地質学者古生物学者

ドイツの地質学者・古生物学者で、シュヴァーベン地方の化石研究を先導した。

1809年にドイツのエスリンゲンで生まれ、チュービンゲン大学で地質学を学んだ。シュヴァーベン地方の地層と化石を詳細に調査し、多くの貝形虫化石を記載した。シュトゥットガルト博物館で学芸員を務め、地層年代学の体系化に貢献した。『Lethaea geognostica』などの著作を通じて古生物学研究の基礎を築いた。 1889年に没し、後世の地質学・古生物学者に大きな影響を与えた。

1809年フリードリッヒ・アウグスト・クヴェンシュテット地質学者古生物学者 1889年

弘化4年5月28日

物集高見

(1847 - 1928)

国文学者

明治から大正期に活躍した日本の国文学研究者。

1847年に生まれ、日本の古典文学を専門的に研究した。万葉集や源氏物語などの注釈や解説を手がけ、学界に貢献した。大学や研究機関で後進の指導にあたり、国文学の普及に尽力した。多くの論文や著作を残し、1928年に没した。古典文学の研究における先駆者として評価される。

1847年弘化 5月28日物集高見国文学者 1928年

1851年

フリードリヒ・フォン・ヴィーザー

(1851 - 1926)

経済学者

オーストリア学派を代表する経済学者で、限界効用理論の発展に寄与した。

1851年にオーストリア帝国で生まれ、ウィーン大学で経済学を学んだ。カール・メンガーの弟子として、限界効用理論の体系化を進めた。後にウィーン大学教授やオーストリア議会議員を務め、市場理論の研究を深化させた。『Natural Value』などの著作を通じて価格理論に大きな影響を与えた。 1926年に没し、オーストリア学派の発展に重要な功績を残した。

1851年フリードリヒ・フォン・ヴィーザー経済学者 1926年

1856年

ニコラ・テスラ

(1856 - 1943)

電気技師、発明家

電気技師発明家

セルビア系アメリカ人の発明家・電気技術者で、交流電力システムの開発者。

1856年にオーストリア帝国（現クロアチア）で生まれ、幼少期から機械に強い興味を示した。 1888年にウエスティングハウス社と協力し、交流電力システムの普及を推進した。高周波発電機やテスラコイルなど多数の発明を行い、無線通信技術の基礎を築いた。電気照明や送電技術の開発により、現代電力網の礎を築いた。 1943年に没し、数千件に及ぶ特許を残す伝説的な発明家として知られる。

1856年ニコラ・テスラ 1943年

1869年

カンドー・カールマーン

(1869 - 1931)

鉄道技師、発明家

鉄道技師発明家

ハンガリーの鉄道技師・発明家で、交直流電気機関車の開発に貢献した。

1869年にハンガリー王国で生まれ、工学を学んだ。三相交流電動機を用いた電気鉄道システムを開発し、電化鉄道の発展に寄与した。イタリア王立鉄道などで試験線を建設し、世界初の三相電化鉄道を実用化した。発電機や変電所の設計にも秀で、鉄道用電力技術の基礎を築いた。 1931年に没し、近代電気鉄道技術の先駆者として知られる。

1869年カンドー・カールマーン 1931年

1888年

今和次郎

(1888 - 1973)

民俗学者

日本の民俗学者。全国を巡るフィールドワークで庶民の生活文化を記録し、民俗学の基礎を築いた。

今和次郎（1888-1973）は日本の民俗学者・教育者である。民具や建築、衣食住など庶民の生活文化を幅広く調査し、フィールドワークを通じて豊富な資料を収集した。主著『民具論』や『生活の民俗学』などで学問体系を構築し、多くの研究者に影響を与えた。博物館や公共施設の設計にも関わり、民俗資料の保存・展示に尽力した。生活文化の視点から日本文化全般の理解を深める手法を確立し、民俗学普及に大きく貢献した。

今和次郎民俗学者 1973年

1920年

オーウェン・チェンバレン

(1920 - 2006)

物理学者

アメリカの物理学者。1959年にノーベル物理学賞を受賞。

オーウェン・チェンバレンは1920年にアメリカで生まれ、素粒子物理学の研究を行った。 1955年から1958年にかけてエミリオ・セグレと協力し、反陽子の発見に成功。この業績により1959年にノーベル物理学賞を受賞した。 2006年に亡くなるまで教鞭を執り、多くの研究者を育てた。

1920年オーウェン・チェンバレン物理学者 2006年

1968年

杉江勇次

気象予報士

杉江勇次気象予報士