マツバボタン (松葉牡丹)

学名: Portulaca grandiflora
科名: スベリヒユ科

花言葉

  • 可憐
  • 無邪気
  • 忍耐

特徴

花色:

説明

マツバボタンは南米原産の一年草で、葉が多肉で細く松の葉に似て、花がボタンに似ていることからこの名がつきました。夏の暑さや乾燥に非常に強く、赤、桃、黄、白、橙などの鮮やかな花を咲かせます。花の寿命は短いですが、次々に開花し長期間楽しめます。朝に開花し昼前にしぼむ性質があり、英名では「Eleven o'clock(11時の花)」とも呼ばれます。

豆知識

  • 花が朝に開いて昼前にしぼむため「11時の花」と呼ばれます
  • 一つの花の寿命は1日程度ですが、次々に開花するため長期間楽しめます
  • 種が非常に小さく、こぼれ種でも簡単に増えます
  • 暑さと乾燥に非常に強く、水やりをほとんど必要としません

利用方法

観賞用
  • 花壇植え
  • 鉢植え
  • ロックガーデン
  • グランドカバー
薬用
  • 特に薬用利用はありません

注意: 薬用目的での使用は推奨されません

食用

食用には適しません

その他
  • 教育用植物として学校園芸に利用
  • ドライフラワー

毒性

症状: 毒性はありません

ベルガモット

学名: Monarda didyma
科名: シソ科

花言葉

  • やわらかな心
  • 燃える思い
  • 安らぎ

特徴

花色:

説明

ベルガモット(モナルダ)は北アメリカ原産のシソ科多年草で、全草に芳香があります。7月から9月にかけて燃えるような赤やピンク、白の花を咲かせ、ナチュラルガーデンに最適です。葉には殺菌作用があり、ハーブティーとして利用され、整腸作用や不眠症の改善に効果があるとされています。ベルガモット・オレンジに香りが似ていることからこの名がつきましたが、全く別の植物です。

豆知識

  • 「タイマツバナ」の名前は燃えるような赤い花色に由来します
  • ミツバチや蝶々、ハチドリが好む蜜源植物です
  • アールグレイティーの香料として有名なベルガモットオレンジとは全く別の植物です
  • アメリカ独立戦争時代には「リバティーティー」と呼ばれていました

利用方法

観賞用
  • ハーブガーデン
  • 自然風庭園
  • 蝶を呼ぶ庭
  • ボーダーガーデン
薬用
  • 整腸作用
  • 不眠症改善
  • 抗菌・殺菌作用
  • 風邪症状の緩和

注意: 妊娠中や授乳中の使用は医師に相談してください

食用
  • 若い葉
その他
  • ポプリ
  • ドライフラワー
  • 天然染料

毒性

症状: 適量使用では毒性はありません

トルコギキョウ

学名: Eustoma grandiflorum
科名: リンドウ科

花言葉

  • 優美
  • 感謝
  • すがすがしい美しさ

特徴

花色: ピンク

説明

トルコギキョウは北アメリカ原産のリンドウ科の植物で、名前にトルコとついていますがトルコ原産ではありません。花の蕾がトルコ人のターバンに似て、咲き方がキキョウに似ていることからこの名がつきました。ピンクの品種は特に人気が高く、バラのような優雅な花形と美しい色合いで切り花として広く愛用されています。花もちが良く、ブライダルブーケにもよく使われます。

豆知識

  • 日本では1980年代から本格的な栽培が始まりました
  • 一つの茎に複数の花が咲く品種もあります
  • 花もちが良く、切り花として1週間以上楽しめます
  • 品種改良により現在では多彩な色と形の品種があります

利用方法

観賞用
  • 切り花
  • ブライダルブーケ
  • フラワーアレンジメント
  • 鉢植え観賞
薬用
  • 薬用利用はありません

注意: 観賞用途のみで薬用には使用しません

食用

食用には適しません

その他
  • 押し花
  • ドライフラワー

毒性

症状: 毒性はありません

ホタルブクロ (蛍袋)

学名: Campanula punctata
科名: キキョウ科

花言葉

  • 忠実
  • 正義
  • 貞節

特徴

花色:

説明

ホタルブクロは東アジア原産のキキョウ科多年草で、5月下旬から7月にかけて大きな釣り鐘状の花を咲かせます。花色は青、紫、白、ピンクなどがあり、花びらに細かい斑点が入ることが特徴です。子どもが袋状の花にホタルを入れて遊んだことからこの名がつきました。非常に強健で育てやすく、半日陰でも良く育ち、野生でも山野に自生しています。

豆知識

  • 花の中に本当にホタルを入れると、ほのかに光って幻想的な美しさを見せます
  • 地下茎で増えるため、一度植えると毎年同じ場所に現れます
  • 花の形が提灯に似ていることから「提灯花」とも呼ばれます
  • 万葉集にも詠まれている古い時代から親しまれた花です

利用方法

観賞用
  • 庭植え
  • ロックガーデン
  • 野草園
  • 半日陰の庭
薬用
  • 民間療法で消炎作用があるとされますが、現在は薬用利用はほとんどありません

注意: 現在は薬用目的での使用は推奨されません

食用

食用には適しません

その他
  • 野草観察
  • 自然教育
  • 押し花

毒性

毒性レベル: 弱い

有毒部位: 全草に微量のアルカロイドが含まれています

症状: 大量摂取しなければ問題ありませんが、食用は避けてください