慶長20年6月1日
江戸で晩雪。夏の雪に驚愕した人々は、本郷(東京都文京区)に富士神社を建立し、富士山の神を祀った。
江戸の夏に珍しい『晩雪』が降り、人々は驚き富士神社を建立しました。
慶長20年6月、江戸で夏としては異例の雪が降り、多くの庶民が驚愕しました。
この『晩雪』は農作物への影響を懸念させるほどの珍事と見なされました。
住民たちは『富士の神』の怒りか祝福かを占うため、本郷に富士神社を建立しました。
その後の祭礼や信仰は地域社会の結束を強め、江戸町人文化にも一石を投じました。
天候と信仰が結びつく日本の伝統文化の一例とも言われます。
1615年
慶長
6月1日