慶長20年6月1日

江戸で晩雪。夏の雪に驚愕した人々は、本郷(東京都文京区)に富士神社を建立し、富士山の神を祀った。

江戸の夏に珍しい『晩雪』が降り、人々は驚き富士神社を建立しました。
慶長20年6月、江戸で夏としては異例の雪が降り、多くの庶民が驚愕しました。 この『晩雪』は農作物への影響を懸念させるほどの珍事と見なされました。 住民たちは『富士の神』の怒りか祝福かを占うため、本郷に富士神社を建立しました。 その後の祭礼や信仰は地域社会の結束を強め、江戸町人文化にも一石を投じました。 天候と信仰が結びつく日本の伝統文化の一例とも言われます。
1615年 慶長 6月1日
1998年

平成10年台風1号発生。最も発生の遅い台風1号。

平成10年の第1号台風が7月9日に発生し、史上最も遅い台風1号となりました。
1998年7月9日、平成10年の台風1号が発生。 通常より遅い発生時期となり、記録上最も遅い第1号台風として気象庁に登録。 台風の発生は日本の梅雨末期や南西諸島の梅雨明け後にずれ込む異例の現象。 以降の進路や強度予測に注目が集まり、夏の天候動向を左右する要因となりました。
台風