07月08日の命日 - 科学者・研究者

1695年

クリスティアーン・ホイヘンス

(1629 - 1695)

数学者、物理学者

数学者物理学者

17世紀のオランダの科学者。光学・力学分野で多大な業績を残した。

クリスティアーン・ホイヘンス（1629-1695）はオランダの数学者・物理学者。振り子時計の発明や改良で正確な時刻測定に貢献。波動説を提唱し、光の性質解明の先駆となる。天体観測にも携わり、土星の環発見に関わった。数学では確率論の基礎理論を発展させる。彼の業績は後の物理学・数学研究に大きな影響を与えた。

1695年クリスティアーン・ホイヘンス数学者物理学者 1629年

1784年

トルビョルン・ベリマン

(1735 - 1784)

化学者、鉱物学者

化学者鉱物学者

スウェーデンの化学者・鉱物学者。鉱石分析と結晶学の先駆者。

1735年にスウェーデンで生まれ、ウプサラ大学で化学と鉱物学を学んだ。鉱山検査官として各地の鉱山を巡り、鉱石の成分分析や結晶構造の研究を進めた。彼の研究は鉱物分類学の基礎を築き、新たな鉱物種の同定にも寄与した。学術論文や学会発表を通じて当時の科学界に影響を与えた。1784年に没し、その業績は後世の地質学・鉱物学研究に大きな影響を残した。

1784年トルビョルン・ベリマン 1735年

1808年

フリードリヒ・メディクス

(1736 - 1808)

植物学者、医師

植物学者医師

ドイツの植物学者・医師。薬用植物の研究と普及に尽力した。

1736年にドイツで生まれ、医学と植物学を学ぶ。医師として診療を行いつつ、薬用植物の採取と分類に熱心に取り組んだ。ヨーロッパ各地を旅して植物標本を収集し、著書を通じて新種植物を世に紹介した。彼の植物学的観察は分類学の発展に寄与し、医療現場での植物療法の基礎を築いた。1808年に没し、その著作は後続の研究者に影響を与え続けた。

1808年フリードリヒ・メディクス 1736年

1895年

ヨハン・ロシュミット

(1821 - 1895)

化学者、物理学者

化学者物理学者

19世紀ドイツの化学者・物理学者で、溶解度や熱力学の分野で重要な研究成果をあげた。

1821年にドイツで生まれたヨハン・ロシュミットは、大学にて化学と物理学を学びました。溶解度の規則性や熱作用の解析を通じて、理論化学の発展に貢献しました。大学教員として後進の育成にも力を注ぎ、多くの学生を指導しました。物質の相互作用や熱力学的性質に関する論文を発表し、当時の科学界で高い評価を得ました。 1895年に逝去し、その研究は後の化学理論に影響を与え続けています。

1895年ヨハン・ロシュミット化学者物理学者 1821年

1907年

ソーフス・ブッゲ

(1833 - 1907)

文献学者

ノルウェーの文献学者で、北欧神話や古ノルド文学の研究で第一人者とされた。

1833年にノルウェーで生まれたソーフス・ブッゲは、言語学と古文献の研究に熱心でした。オスロ大学（当時のクリスチャニア大学）で教鞭をとり、多くの学生を指導しました。『エッダ』や『サーガ』など古ノルド語文献の校訂・注釈に関する業績を残しました。北欧神話の研究を体系化し、後世の学術的基盤を築きました。 1907年に逝去し、文献学および北欧文化研究の発展に大きく貢献しました。

1907年ソーフス・ブッゲ 1833年

1934年

バンジャマン・バイヨー

(1848 - 1934)

天文学者

フランスの天文学者。トゥールーズ天文台の台長を務め、国際天文学連合の初代会長としても活動した。

1848年にフランスで生まれ、トゥールーズ大学で天文学を学ぶ。 1874年にトゥールーズ天文台の台長に就任し、星表の作成や観測記録の充実に尽力。 1922年には国際天文学連合の設立に携わり、初代会長として世界の天文学者をまとめた。また、ソサイエテ・アストロノミーク・ド・フランス（フランス天文学会）の創設にも関わり、天文普及にも尽力した。 1934年にその業績が讃えられ死去し、フランス天文学界の発展に大きな足跡を残した。

1934年バンジャマン・バイヨー天文学者 1848年

1979年

朝永振一郎

(1906 - 1979)

物理学者

日本の理論物理学者。量子電磁力学の確立に大きく貢献し、1965年にノーベル物理学賞を受賞。

朝永振一郎は、日本の理論物理学者で、量子電磁力学の確立に貢献した。 1965年にノーベル物理学賞を受賞し、日本人として初の受賞者の一人となった。東京帝国大学（現・東京大学）卒業後、欧米の研究機関でも研究を行い、国際的に高く評価された。繰り込み理論の開発により、素粒子物理学に大きな影響を与えた。戦後は日本物理学会会長や学士院長などを歴任し、研究者の育成にも尽力した。 1979年7月8日にこの世を去った。

1979年朝永振一郎物理学者 1906年

1979年

ロバート・バーンズ・ウッドワード

(1917 - 1979)

化学者

アメリカの有機化学者。天然物合成の世界的権威として知られ、1965年にノーベル化学賞を受賞。

ロバート・バーンズ・ウッドワードは、アメリカ合衆国生まれの有機化学者で、数多くの複雑な天然有機化合物の全合成を成功させた。 1965年にノーベル化学賞を受賞し、構造有機化学および合成化学の発展に多大な貢献をした。特にビタミンB12の全合成研究で知られ、20世紀における有機合成化学の先駆者とされた。ハーバード大学教授として後進の育成にも力を注ぎ、多くの優秀な研究者を輩出した。 1979年7月8日に逝去し、その功績は今日の化学研究にも受け継がれている。

ロバート・バーンズ・ウッドワード 1917年

1985年

サイモン・クズネッツ

(1901 - 1985)

経済学者

ノーベル経済学賞受賞者。経済成長と所得分配の関係を示すクズネッツ曲線を提唱した。

サイモン・クズネッツは、ロシア（現ウクライナ）生まれの経済学者で、アメリカで活躍した。経済成長と所得格差の関係を示すクズネッツ曲線を提唱し、経済発展の分析に新たな視点をもたらした。 1971年にノーベル経済学賞を受賞し、計量経済学の手法を経済研究に導入した先駆者とされる。都市化や工業化の影響を踏まえた所得分配の長期的変化を研究し、多くの政策立案に影響を与えた。 1985年7月8日にこの世を去り、その理論は現在も経済学の重要な枠組みとなっている。

1985年サイモン・クズネッツ経済学者 1901年

2004年

永原慶二

(1922 - 2004)

歴史学者

日本の大学で教鞭を執り、歴史研究と教育に貢献した歴史学者。

1922年生まれの日本の歴史学者。大学で教鞭を執りながら歴史研究に従事し、複数の論文や著書を発表した。教育者としても後進の育成に貢献し、多くの学生に影響を与えた。専門分野は幅広く、国内外の学会で講演を行った。2004年7月8日に82歳で逝去した。

2004年永原慶二歴史学者 1922年