07月08日の命日 - 芸術家・音楽家

1726年

アントニオ・マリア・ボノンチーニ

(1677 - 1726)

作曲家、チェリスト

作曲家チェリスト

イタリアのバロック期作曲家・チェリスト。宮廷音楽の発展に寄与した。

1677年にイタリアで生まれ、チェリストとして早くから評価を得た。数々の宮廷で演奏活動を行い、室内楽や宗教曲の作曲を手がけた。作品にはチェロと通奏低音のためのソナタが含まれ、バロック音楽に新風を吹き込んだ。自身の音楽出版にも携わり、多くの作品が後世に伝わっている。チェロ奏法の発展に貢献し、後進の演奏家にも影響を与えた。1726年に没し、その作品は現代でも演奏され続けている。

1726年アントニオ・マリア・ボノンチーニ 1677年

1823年

ヘンリー・レイバーン

(1756 - 1823)

スコットランド出身の肖像画家。18世紀末から19世紀初頭にかけて活躍し、多くの貴族や文化人を描いた。

ヘンリー・レイバーンは1756年、スコットランドのエディンバラで生まれました。若くして画家としての才能を認められ、肖像画を専門としました。彼の作品は対象の表情や質感を丹念にとらえることで知られています。 1815年に王立芸術院の会員となり、スコットランド美術界で確固たる地位を築きました。 1823年に亡くなった後もその作品は高く評価され続けています。

1823年ヘンリー・レイバーン 1756年

1873年

フランツ・ヴィンターハルター

(1805 - 1873)

画家

ドイツ生まれの画家。ヨーロッパ王侯貴族の肖像画で名声を博した。

フランツ・ヴィンターハルターは1805年にドイツで生まれました。若くしてロマン主義の影響を受け、多くの肖像画を制作しました。 1830年代から各国王室の公式画家となり、美しい装飾と細密表現が特徴です。ヴィクトリア女王やナポレオン3世など、当時の権力者を多く描きました。 1873年に没し、その優雅な画風は後世にも影響を与え続けています。

1873年フランツ・ヴィンターハルター画家 1805年

1876年

ヨーゼフ・デッサウアー

(1798 - 1876)

作曲家

チェコ（当時のボヘミア）出身の作曲家で、ロマン派の歌曲や室内楽作品を手がけた。

1798年にボヘミア王国（現在のチェコ）に生まれたヨーゼフ・デッサウアーは、音楽教育を受けた後、ウィーンへ移住しました。そこで室内楽やピアノ曲、歌曲など多彩な作品を作曲し、サロン音楽として高い評価を得ました。ロマン派の情感豊かな旋律と繊細な伴奏を特徴とし、当時の音楽愛好家に親しまれました。友人の作曲家とも交流を深め、ウィーンの音楽界で重要な存在となりました。 1876年に没し、その作品は現在でも研究・演奏されています。

1876年ヨーゼフ・デッサウアー 1798年

1882年

ハブロット・ナイト・ブラウン

(1815 - 1882)

イラストレーター

イギリスのイラストレーターで、チャールズ・ディケンズ作品の挿絵画家として名高い。

1815年にイギリスで生まれたハブロット・ナイト・ブラウンは、芸術教育を受けた後、風景画家として活動を開始しました。 1840年代からチャールズ・ディケンズの小説挿絵を担当し、「Phiz」のペンネームで知られるようになりました。『ピクウィック・クラブ』や『ニコラス・ニクルビー』など、多くの作品で繊細かつユーモラスな挿絵を提供しました。その挿絵は物語の雰囲気を豊かに彩り、読者から高く評価されました。 1882年に逝去し、ヴィクトリア朝時代のイラストレーション界に大きな足跡を残しました。

1882年ハブロット・ナイト・ブラウン 1815年

1906年

マティアス・モレノ

(1840 - 1906)

画家

19世紀の画家で、風景画や肖像画を中心に作品を残した。

1840年に生まれたマティアス・モレノは、美術学校で絵画を学びました。主に風景画や肖像画を手がけ、その豊かな色彩感覚で知られました。ヨーロッパ各地で個展を開催し、国内外の美術愛好家から支持を得ました。自然の光や空気感を繊細に表現する作風が特色です。 1906年に逝去するまで、数多くの作品を制作し続けました。

1906年マティアス・モレノ 1840年

1917年

トム・トムソン

(1877 - 1917)

イラストレーター、画家

イラストレーター画家

カナダの画家で、グループ・オブ・セブンの先駆者とされる風景画家。

1877年にオンタリオ州で生まれたトム・トムソンは、商業イラストレーターとしてキャリアを始めました。後に画家へ転身し、アルゴンキン公園での制作を通じて独自の自然表現を確立しました。力強い筆致と生き生きとした色彩で、カナダの荒野を描き出しました。 1917年、カヌー湖の謎めいた溺死事故で急逝し、その死は今なお謎に包まれています。死後、その作品はカナダ近代美術の礎とみなされます。

1917年トム・トムソン 1877年

1941年

フィリップ・ゴーベール

(1879 - 1941)

作曲家

フランスの作曲家・指揮者・フルート奏者。パリ音楽院を拠点に活躍し、オーケストラ指揮でも名を馳せた。

1879年にフランスで生まれ、パリ音楽院でフルートと作曲を学ぶ。世紀転換期には室内楽や管弦楽作品を手がけ、独自の音楽語法を確立。 1919年にはコンセルヴァトワール管弦楽団の首席指揮者に就任し、革新的な演奏スタイルを推進。作品には多彩な管弦楽曲や協奏曲があり、フランス音楽の発展に寄与した。 1941年に没し、その多才な音楽活動は現在も高く評価されている。

1941年フィリップ・ゴーベール作曲家 1879年

1946年

アレクサンドル・アレクサンドロフ

(1883 - 1946)

作曲家

ソビエト連邦の作曲家。国歌「ソビエト連邦国家」を作曲し、赤軍合唱団を創設した。

1883年にロシア帝国で生まれ、モスクワ音楽院で作曲を学ぶ。第一次世界大戦後にソビエト政府と協力し、国家の新しい音楽文化を形成。 1943年には赤軍の公式合唱団（アレクサンドロフ・アンサンブル）を創設し、指揮者としても活躍。ソビエト国歌の作曲を手がけ、その荘厳な旋律は国家の象徴となった。 1946年に逝去し、後世に大きな影響を与え続けている。

1946年アレクサンドル・アレクサンドロフ 1883年

1962年

下総皖一

(1898 - 1962)

作曲家

日本の作曲家。歌曲や合唱曲を中心に、近代音楽の発展に貢献した。

1898年に生まれ、東京音楽学校（現東京芸術大学）で和声と作曲を学ぶ。卒業後は教員として後進の指導に携わる一方、自身も多くの歌曲・合唱曲を作曲。特に学生合唱曲や児童合唱曲で知られ、学校音楽の普及に努めた。戦後は音楽教育の整備にも尽力し、多数の音楽教本を執筆。 1962年に逝去し、日本の合唱音楽界に大きな足跡を残した。

下総皖一作曲家 1898年

1982年

宮田隆

(1913 - 1982)

作詞家

1982年宮田隆作詞家 1913年

2006年

サビーネ・デュンサー (Sabine Dünser)

(1977 - 2006)

ヘヴィメタル歌手

ゴシックメタルバンド『ELIS』のリードボーカリスト。

1977年生まれのヘヴィメタル歌手。ゴシックメタルバンド『ELIS』のリードボーカリストとして独特の歌声で注目を集めた。1stアルバム『Dark Clouds in a Perfect Sky』などで高い評価を得た。若くしてヘヴィメタルシーンに大きな影響を残した。2006年7月8日に29歳で逝去した。

Sabine Dünser ヘヴィメタル歌手エリス 1977年