07月07日の命日 - 芸術家・音楽家

明和7年6月15日

鈴木春信

(1725 - 1770)

浮世絵師

18世紀の浮世絵師。美人画で知られ、錦絵技法の発展に貢献した先駆者です。

鈴木春信（1725-1770）は江戸時代中期の浮世絵師で、特に美人画を得意としました。錦絵技法を取り入れた初期の作例を数多く残し、後の浮世絵師に影響を与えました。繊細な色彩表現と構図の妙で人気を博し、当時の庶民文化に新風を吹き込みました。彼の作品は今日でも美術館やコレクションで高く評価されています。 1770年（明和7年）6月15日に没しましたが、その芸術性は現代に伝わっています。

1770年明和 6月15日鈴木春信浮世絵 1725年

1879年

ジョージ・カレブ・ビンガム

(1811 - 1879)

画家

アメリカの写実主義画家。ミズーリ川沿岸の開拓地や川舟の風景を生き生きと描写し、『ミズーリの画家』と称された。

1811年にケンタッキー州オーガスタで生まれる。 19世紀半ば、法律を学んでミズーリ州議会議員を務めつつ画家としても活動した。代表作には『川辺の出口』や『川舟の漁り』などがあり、アメリカ西部開拓時代の市民生活を写実的に描く。風景や人物の自然な仕草を捉える筆致が評価され、『ミズーリの画家』の異名を得た。晩年は画家活動と教育に尽力し、1879年7月7日にこの世を去った。

1879年ジョージ・カレブ・ビンガム 1811年

1898年

ニコライ・ヤロシェンコ

(1846 - 1898)

画家

ロシアの画家。写実主義の『移動派』に属し、庶民の生活や社会問題を描いた。

1846年にロシア帝国のポルタヴァ県で生まれる。ペテルブルクの美術学校で学んだ後、『移動派』の展覧会に参加し、社会派絵画を発表した。代表作に『大地の苦悩』や『流浪するユダヤ人』があり、写実的かつ人間味あふれる表現が特徴。貧困や社会的不公正を題材にした作品は批評家から高い評価を得た。晩年は教育者としても活躍し、多くの若手画家を育てた。 1898年7月7日に亡くなった。

1898年ニコライ・ヤロシェンコ画家 1846年

1929年

ヴィクトール・パリモフ

(1888 - 1929)

画家

ロシアの前衛画家。未来派やキュビスムなど複数の美術運動を取り入れた作品で知られる。

1888年にロシア帝国のハリコフで生まれる。サンクトペテルブルク美術学校で学び、コヴェリョフスキらとともに活動した。 1910年代に未来派やキュビスムの影響を受けた実験的な作品を発表し、『TEO』グループに参加した。ロシア革命後は芸術教育にも携わり、UGMARTやVKhUTEMASで教壇に立った。色彩と幾何学的形態を融合させた作品はロシア前衛芸術の発展に寄与した。 1929年7月7日に亡くなった。

1929年ヴィクトール・パリモフ 1888年

1932年

アルトゥール・ロウレイロ

(1853 - 1932)

画家

ポルトガルの画家。風景画や肖像画を手掛け、ブラジルで後進の指導にも貢献した。

1853年にポルトガルのポルトで生まれる。パリの美術アカデミーで研鑽を積み、印象派の影響を受けた作風を確立した。 1880年代以降はブラジルに渡り、リオデジャネイロの国立美術学校で教鞭をとった。風景画や都市景観、肖像画など幅広いジャンルで制作を行い、双方の文化交流に寄与した。その作品は展覧会で高い評価を得て、国際的な注目を集めた。 1932年7月7日に没した。

1932年アルトゥール・ロウレイロ 1853年

1950年

ファッツ・ナヴァロ

(1923 - 1950)

トランペット奏者

アメリカのジャズ・トランペッター。ビバップ・ジャズの先駆者として高い評価を受けた。

1923年ニューヨークに生まれたファッツ・ナヴァロは、ビバップ時代を代表するトランペット奏者です。\nその輝かしいトーンと鋭いフレージングで多くのミュージシャンに影響を与えました。\n1940年代後半にはチャーリー・パーカーやディジー・ガレスピーらと共演し、名盤を次々と残しました。\n主な録音に『Nostalgia』『Bitty Ditty』などがあり、その情熱的な演奏スタイルはジャズ史に刻まれています。\n1950年、若くして結核により29歳で逝去しましたが、後世のトランペット奏者に多大な足跡を残しました。

ファッツ・ナヴァロ 1923年

1957年

小石清

(1908 - 1957)

写真家

日本の前衛写真家。超現実的な表現を追求し、VIVOグループの一員として活躍した。

1908年東京生まれの小石清は、戦前戦後にかけて活躍した日本写真界の革新者です。\nVIVOグループに参加し、太陽現像技法や多重露光など実験的手法を積極的に採り入れました。\n詩的で幻想的なイメージを写真に落とし込み、当時の美術界に大きな衝撃を与えました。\n作品は国内外の展覧会で評価され、戦後の現代写真の流れを切り開く役割を果たしました。\n1957年に急逝しましたが、その先鋭的な視点は後進の写真家に影響を与え続けています。

1957年小石清写真家 1908年

1964年

小島一郎

(1924 - 1964)

写真家

小島一郎 1924年

1970年

ローラ・ナイト

(1877 - 1970)

芸術家

英国の画家・版画家。女性初のロイヤル・アカデミー正会員としても知られる。

1877年イングランド・ノッティンガムに生まれたローラ・ナイトは、バレエやサーカスを題材にした作品で注目を集めました。\nロイヤル・アカデミーで学び、その後数多くの展覧会に出展。\n第一次・第二次世界大戦では公式戦争画家として従軍し、戦争の実態を描写。\n1950年代には女性として初めてRA（ロイヤル・アカデミー）の正会員に選出され、芸術界に新風を吹き込みました。\n1970年に亡くなるまで約80年にわたり精力的に創作を続けました。

1970年ローラ・ナイト英語版 1877年

1971年

アブ・アイワークス

(1901 - 1971)

アニメーター

アブ・アイワークス（1901年生－1971年没）は、『ミッキーマウス』を共同創造したアメリカのアニメーター。

アブ・アイワークスは1901年に生まれ、ウォルト・ディズニーと共に『オズワルド・ザ・ラッキーラビット』や『ミッキーマウス』を生み出しました。卓越した作画技術で「最速のアニメーター」と称され、初期ディズニー・スタジオの名作制作に貢献しました。独立後は自身のスタジオで短編アニメを制作し、アニメーションの表現領域を拡大しました。晩年はディズニー社に復帰し、マルチプレーンカメラなど特殊撮影技術の開発に携わりました。 1971年7月7日に逝去し、その革新的な業績は後世に受け継がれています。

1971年アブ・アイワークス 1901年

1974年

レオン・シャムロイ

(1901 - 1974)

映画撮影監督

レオン・シャムロイ（1901年生－1974年没）は、ハリウッド黄金期を代表するアメリカの撮影監督。

レオン・シャムロイは1901年にアメリカで生まれ、数々の大作映画で撮影監督を務めました。アカデミー賞撮影賞を4度受賞し、当時の最多受賞記録を樹立しました。緻密なライティングと構図へのこだわりで映像美を追求し、映像作家に多大な影響を与えました。歴史劇やミュージカルなど多彩なジャンルを手がけ、その作品はいずれも高く評価されました。 1974年7月7日に逝去し、その映像表現は映画史に深い足跡を残しています。

1974年レオン・シャムロイ 1901年

1975年

荻原一青

(1908 - 1975)

画家

1908年