1925年

安田善次郎寄付による東京大学安田講堂が完成。

東京大学の象徴建築である安田講堂が完成し、学術・文化の拠点が整備されました。
1925年7月6日、東京大学本郷キャンパスに安田善次郎の寄付により安田講堂が竣工。 設計は建築家内田祥三が担当し、帝冠様式を基調とした荘厳な外観が特徴です。 講堂は入学式や卒業式、学術講演会など大学の公式行事で使用されました。 戦後は文化財としての価値が認められ、1972年に重要文化財に指定。 現在も東京大学のシンボルとして国内外から注目を集めています。
1925年 安田善次郎 東京大学 安田講堂
1951年

終戦を知らずにマリアナ諸島アナタハン島で暮らしていた元日本兵19人と女性1人が帰国(アナタハンの女王事件)

1951年7月6日、終戦を知らずにマリアナ諸島アナタハン島で暮らしていた元日本兵19人と女性1人が帰国しました。
第二次世界大戦終結後も島に残された元日本兵らは終戦の知らせを受け取ることなく生活を続けていました。 彼らは自給自足の暮らしを続け、外界との接触は断絶されたままでした。 女性1人との共同生活は『アナタハンの女王』として知られる一大センセーショナルな事件に発展しました。 1951年、アメリカ軍の捜索により長らく潜伏生活を続けていた計20名が帰国を果たしました。 この帰還劇は日本国内のみならず世界中で大きな話題を呼び、戦後人間ドラマの象徴ともなりました。
1951年 アナタハン島 アナタハンの女王事件