07月06日の命日 - 軍人・武人 | calendar.web-standard.org

元亀2年6月14日

毛利元就

(1497 - 1571)

戦国大名

中国地方を支配した戦国大名。三本の矢の教えで知られる毛利家の礎を築いた。

1497年に安芸国で生まれ、家督相続後に家臣団の結束を図る。「三本の矢」の逸話で知られ、息子たちの団結を説いた。尼子氏や陶氏との戦いを制し、中国地方最大の勢力を確立。検地や楽市楽座など内政改革を進め、領国経営を安定化。 1571年（元亀2年6月14日）に没し、戦国時代を代表する名将として評価される。

1571年元亀 6月14日毛利元就戦国大名 1497年

天正7年6月13日

竹中重治

(1544 - 1579)

戦国武将

斎藤家に仕え、その後豊臣秀吉の参謀として智謀を発揮した戦国武将。

1544年に美濃国で生まれ、斎藤氏に仕えて頭角を現す。『竹中半兵衛』の号で知られ、戦略的撤退や奇襲戦術を用いて活躍。斎藤龍興没後は織田信長に接近し、羽柴秀吉に迎えられる。中国地方攻略などで参謀役を務め、秀吉の天下統一に貢献。 1579年（天正7年6月13日）に病没し、その智慧は戦国史に名を刻む。

1579年天正 6月13日竹中重治戦国武将 1544年

天正10年6月17日

斎藤利三

(1534 - 1582)

武将

織田信長に仕え、豊臣秀吉の政権でも活躍した戦国武将。

1534年に生まれ、織田信長に仕えて勇名を馳せる。本能寺の変後は豊臣秀吉に仕え、政務や兵站に従事。城郭警備や検地に携わり、領国経営の効率化を図る。 1582年（天正10年6月17日）に乱世の合戦で討死した。その忠誠心と実務能力は戦国武将の典型とされる。

1582年 6月17日斎藤利三 1534年

慶長20年6月11日

古田重然（織部）

(1544 - 1615)

戦国武将、茶人

戦国武将茶人

戦国時代から安土桃山時代に活躍した武将で、織部焼の創始者として知られる茶人。

古田重然（織部）は1544年に生まれ、織田信長や豊臣秀吉に仕えた戦国武将です。茶人としても知られ、茶会を通じて独自の美意識を追求しました。彼が確立した織部焼は大胆な緑釉や自由な造形が特徴で、当時の陶芸界に大きな影響を与えました。また、城郭築造や茶室設計にも関わり、美術工芸全般の発展に貢献しました。晩年は豊臣政権下で重要な役職を務めつつ、茶道文化の普及に尽力しました。現在も「織部好み」と称される様式は茶陶の代表として高く評価されています。

1615年慶長 6月11日古田重然茶人 1544年

明治元年5月17日

原田左之助

(1840 - 1868)

新撰組十番隊組長

幕末の新撰組隊士で、勇猛さと人情味で知られた十番隊組長。

原田左之助は1840年に生まれ、幕末の京都を守る新撰組十番隊組長として活躍しました。剣術に優れ、「人斬り以外斬らず」と称される武士道の精神で知られます。人情深い性格で隊士からの信頼も厚く、傷ついた仲間の手当ても行った逸話が残ります。池田屋事件や禁門の変など多くの戦闘に参加し、その勇猛果敢ぶりは語り草となりました。明治維新後、旧幕府軍と戦い、1868年に戦死しました。彼の逸話は小説や映画、漫画などで何度も描かれています。

1868年明治 5月17日原田左之助新撰組 1840年

1944年

南雲忠一

(1887 - 1944)

日本海軍軍人

真珠湾攻撃を指揮した日本海軍連合艦隊司令長官。

1887年に長野県で出生し、海軍士官学校を卒業後、艦隊運用の専門家として頭角を現す。真珠湾攻撃（1941年）の戦略を立案・指揮し、初期の大勝利を収めた。ミッドウェー海戦（1942年）では苦戦を強いられ、戦局転換の一因ともなった。その後は後方での訓練部隊などを指揮し、1944年に没するまで海軍に尽力した。冷静な戦術眼とリーダーシップで知られ、評価は賛否両論ある。

1944年南雲忠一日本海軍軍人 1887年

1975年

オットー・スコルツェニー

(1908 - 1975)

ナチス・ドイツ親衛隊中佐

ナチス親衛隊の特殊部隊指揮官。ムッソリーニ救出で知られる。

1908年にウィーン近郊で生まれ、青年期から軍人としての道を歩む。第二次世界大戦中、特殊作戦部隊グループズコマンドを率い、ムッソリーニ救出作戦を成功。『ワーウルフ』部隊の創設にも関与し、ヒトラーから信頼を得た。終戦後は一時逃亡先で活動し、ナチ残党ネットワークの構築を試みた。 1975年にスペインでその一生を閉じ、戦史における議論を呼び続けている。

1975年オットー・スコルツェニーナチス・ドイツ親衛隊中佐 1908年

1976年

朱徳

(1886 - 1976)

軍人、政治家

軍人政治家

中国共産党の軍人・政治家。中国人民解放軍の創設に関わり、長年指導者として活躍した。

1886年に湖南省で生まれ、留学先のフランスで社会主義思想に触れる。南昌起義に参加し、中国共産党軍の基礎を築いた。国共内戦では主要な軍事指導者として活躍し、解放軍の高位指揮官を務めた。建国後は軍政委員会主席など要職を歴任し、党内の中核メンバーとして影響力を保持。文革期にも比較的穏健派として政治的安定に寄与し、1976年に亡くなった。

1976年朱徳軍人政治家 1886年