アンスリウム (大紅団扇)

学名: Anthurium andreanum
科名: サトイモ科

花言葉

  • 情熱
  • 恋にもだえる心
  • 印象深い
  • 情熱
  • 飾らない美しさ
  • 熱心
  • 無垢な心

特徴

花色:

説明

アンスリウムはサトイモ科の熱帯植物で、花のように見える部分は仏炎苞と呼ばれる葉の一種です。中央の突起部分が肉穂花序で、ここに小さな花が密集しています。温度を保てばほぼ四季咲きで、観葉植物として人気があります。

豆知識

  • 花の色は時間とともに変化し、黄色から白、最後は緑になる
  • ハート形の仏炎苞は実際には花ではなく、葉が変化したもの
  • 名前の由来はギリシャ語の「anthos(花)」と「oura(尻尾)」から
  • 約1000種以上の品種が存在する

利用方法

観賞用
  • 切り花として花束やアレンジメントに使用
  • 観葉植物として室内栽培
  • 温室での鉢植え栽培
薬用
  • 特に薬用としての用途は一般的ではない

注意: サトイモ科植物特有のシュウ酸カルシウムを含むため、誤食は避ける

食用

食用には適さない

その他
  • フラワーアレンジメントの素材
  • 園芸用観賞植物

毒性

毒性レベル: 弱い

有毒部位: 葉, 茎, 仏炎苞

症状: シュウ酸カルシウムによる口腔内の刺激、腫れ、嚥下困難

ペンステモン

学名: Penstemon digitalis
科名: オオバコ科

花言葉

  • 美しさへのあこがれ

特徴

花色:

説明

ペンステモンは北米原産のオオバコ科の多年草で、250種以上の原種があります。釣鐘状の花が穂状に咲き、赤、ピンク、紫、白など様々な花色があります。イギリス風ガーデニングには欠かせない植物として人気があります。

豆知識

  • 学名のペンステモンは5つの雄しべを意味するが、実際は4本の雄しべと1本の仮雄しべがある
  • イギリスの庭園では必ずと言っていいほど植えられている定番植物
  • 花の形が釣り鐘に似ていることから英名でBeardtongueと呼ばれる
  • 250種以上の原種があり、園芸品種は数千種類存在する

利用方法

観賞用
  • 花壇での植栽
  • ボーダーガーデンの素材
  • 切り花として利用
薬用
  • ネイティブアメリカンによる伝統的な薬用利用の記録がある

注意: 現代では薬用としての使用は一般的ではない

食用

一般的に食用には使用されない

その他
  • 蜂や蝶を呼ぶ蜜源植物
  • 自然庭園の素材

毒性

症状: 特に毒性は報告されていない

ラベンダー

学名: Lavandula angustifolia
科名: シソ科

花言葉

  • 幸福
  • あなたを待っています
  • 沈黙
  • 清潔
  • 優美
  • 疑惑

特徴

花色:

説明

ラベンダーはシソ科の芳香植物で、「ハーブの女王」と呼ばれています。紫、白、ピンクの小さな花を穂状に咲かせ、強い芳香があります。リラックス効果があるとされ、アロマテラピーや香料、ハーブティーなど幅広く利用されています。

豆知識

  • 古代エジプトではミイラ作りに使用されていた
  • フランスのプロヴァンス地方には広大なラベンダー畑があり観光名所となっている
  • 北海道の富良野でも大規模栽培が行われ、日本の観光名所となっている
  • 精油は「万能の精油」と呼ばれ、アロマテラピーで最も使用される

利用方法

観賞用
  • 庭園での植栽
  • ドライフラワー
  • ボーダーガーデンの素材
薬用
  • 不眠症の改善
  • 神経性胃炎の緩和
  • リラックス効果

注意: 妊娠中、授乳中、乳幼児、持病のある方は医師に相談

食用
その他
  • 香水や化粧品の原料
  • アロマテラピー
  • 防虫効果

毒性

毒性レベル: 弱い

有毒部位: 精油の過剰使用

症状: 大量摂取や精油の過剰使用により皮膚刺激や消化器症状が現れることがある

ハマナス (浜茄子)

学名: Rosa rugosa
科名: バラ科

花言葉

  • 悲しくそして美しく
  • 旅の楽しみ
  • 幸せの誓い
  • 豊かな香り

特徴

花色:

説明

ハマナスはバラ科の落葉低木で、日本では北海道から中国地方の日本海側まで海岸の砂地に自生しています。紅紫色の一重の花を咲かせ、強い芳香があります。秋には赤い果実(ローズヒップ)を実らせ、北海道の花として指定されています。

豆知識

  • 名前の由来は浜に自生し果実がナシに似ることから「ハマナシ」が「ハマナス」に変化した
  • 北海道110年を記念して昭和53年に道の花に指定された
  • 園芸バラのハイブリッド・ルゴサ系の親として利用される
  • 一日花だが次々と咲くため長期間楽しめる

利用方法

観賞用
  • 海岸緑化
  • 公園での植栽
  • 庭園での観賞用
薬用
  • 果実にビタミンCが豊富で栄養価が高い
  • 伝統的に風邪予防に使用

注意: 特に注意すべき毒性はない

食用
  • 果実
  • 花びら
その他
  • 香料の原料
  • 園芸用バラの交配親
  • 海岸浸食防止

毒性

症状: 毒性はなく、果実は食用可能