明治5年5月29日

東京師範学校設置。

近代日本初の公立教員養成機関、東京師範学校が設置されました。
文部省の下で設立された東京師範学校は、欧米の師範学校をモデルに導入された日本初の公立教員養成機関です。 初代校長に任命された伊沢修二らにより、教育学や心理学を基礎としたカリキュラムが編成されました。 卒業生は全国の小学校教員として配属され、近代教育制度の普及と標準化に大きく貢献。 男女を問わず優秀な人材を育成することで、識字率の向上や地方教育の発展に寄与しました。 東京師範学校は後に東京教育大学(現:筑波大学)などへと発展し、日本の教育界を牽引する存在となりました。
1872年 5月29日 師範学校
1950年

結社の自由及び団結権の保護に関する条約(ILO87号条約)が発効。日本に対する発効日は1966年6月14日。

1950年7月4日、ILO第87号条約が発効し、労働者の結社の自由と団結権が国際的に保障されました。
正式名称は『結社の自由及び団結権の保護に関する条約(ILO第87号)』で、1950年7月4日に発効しました。 条約は労働者が自由に組合を結成し、活動できる権利を国際的に保障するものです。 加盟国は条約批准後、国内法整備や労働組合の保護を義務付けられました。 日本では1966年6月14日に発効し、憲法や労働組合法との整合性が議論されました。 労働運動の自由化や社会対話の促進に大きく寄与し、現在もILO基本条約の一つとして重要視されています。 世界各国で労働条件改善や労働者権利保護の基盤となった歴史的な枠組みです。
1950年 結社の自由及び団結権の保護に関する条約
2009年

アメリカ同時多発テロ事件以来中止されていた自由の女神像の展望台の一般公開が再開された。

2009年7月4日、2001年の同時多発テロ以降閉鎖されていた自由の女神像の展望台が一般公開を再開した。
2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件を受け、 自由の女神像内部の展望台は安全確保の観点から閉鎖された。 2008年から行われた改修工事では耐震補強や避難設備の整備が実施され、 2009年7月4日の独立記念日に合わせて一般公開が再開された。 再開後は入場者数の制限や事前予約制、厳重な手荷物検査を導入し、 多くの観光客が再び頂上からニューヨークの絶景を楽しめるようになった。
2009年 アメリカ同時多発テロ事件 自由の女神像 展望台