993年
聖ウルリッヒが列聖される。
ローマ教皇ヨハネス15世により正式に列聖されました。
ドイツ・アウクスブルク司教として多くの奇跡伝承が残ります。
キリスト教会で重要な初期の列聖例です。
ウルリッヒは10世紀にアウクスブルクの司教を務め、中でも貧者や病人の救済に尽力しました。
生前には洪水を鎮める奇跡などが伝えられ、当時から信仰の対象となっていました。
993年7月4日、教皇ヨハネス15世はウルリッヒの列聖を正式に宣言しました。
これはローマ教皇による初期の公認列聖の一つとされます。
列聖後もドイツ南部では聖人ウルリッヒの崇敬が続き、祝日や教会に名を残しています。
993年
聖ウルリッヒ
英語版
列聖