1840年
キュナード・ラインの客船ブリタニアが就役。
英国キュナード・ライン初の豪華客船ブリタニア号が大西洋航路に就役しました。
英国の蒸気船会社キュナード・ラインが発注した本船は、当時最新鋭の蒸気機関を搭載し、定期的な大西洋横断航路を確立しました。
長さ約70メートル、速力約10ノットの設計で、貨物と乗客を安全かつ比較的速く運ぶことを可能にしました。
この就役により、商業的に成功を収めた初の定期郵便航路が開設され、英国と北米間の往来が飛躍的に拡大。
豪華な客室や食堂、サロンなども備えられ、移民だけでなく富裕層の旅行手段としても利用されました。
ブリタニア号の成功は、その後の洋上鉄道とも称される蒸気船時代の幕開けを告げるものでした。
1840年
キュナード・ライン
ブリタニア