1840年

キュナード・ラインの客船ブリタニアが就役。

英国キュナード・ライン初の豪華客船ブリタニア号が大西洋航路に就役しました。
英国の蒸気船会社キュナード・ラインが発注した本船は、当時最新鋭の蒸気機関を搭載し、定期的な大西洋横断航路を確立しました。 長さ約70メートル、速力約10ノットの設計で、貨物と乗客を安全かつ比較的速く運ぶことを可能にしました。 この就役により、商業的に成功を収めた初の定期郵便航路が開設され、英国と北米間の往来が飛躍的に拡大。 豪華な客室や食堂、サロンなども備えられ、移民だけでなく富裕層の旅行手段としても利用されました。 ブリタニア号の成功は、その後の洋上鉄道とも称される蒸気船時代の幕開けを告げるものでした。
1840年 キュナード・ライン ブリタニア
1949年

物価統制令・銀行法違反の容疑で金融業「光クラブ」を手入れ。経営者の山崎晃嗣を逮捕。

1949年7月4日、金融業『光クラブ』の経営者・山崎晃嗣が物価統制令と銀行法違反で摘発され、逮捕されました。
戦後の物価混乱下で、闇金融に類する活動を行っていた『光クラブ』が捜査対象となりました。 同社は高金利貸付や私的な資金集めを繰り返し、物価統制令と銀行法に抵触したとされます。 1950年代初頭の金融規制の先駆けとして、当局による手入れが注目を集めました。 経営者の山崎晃嗣は不正利得や違法融資の疑いで起訴され、マスコミでも大きく報じられました。 この事件は戦後の金融制度再建と違法金融排除の象徴的事例の一つとされています。 のちの金融制度改革や貸金業規制法制定の契機としても位置づけられています。
物価統制令 銀行法 光クラブ 山崎晃嗣
1973年

カリブ共同体が設立される。

英連邦諸国によるカリブ共同体(CARICOM)が発足し、地域協力の枠組みが誕生。
1973年7月4日、バルバドス、ガイアナ、ジャマイカ、トリニダード・トバゴの4か国によりカリブ共同体(CARICOM)が設立されました。CARICOMは関税同盟と共通市場の形成を目指し、経済統合や政策調整、外務政策の協力を進めるための枠組みとして発足しました。設立条約はトバゴのチャガラマス協定に基づき、後に加盟国が拡大し、カリブ地域の政治・経済協力の中心的な組織となりました。
1973年 カリブ共同体
2024年

東証株価指数(TOPIX)が34年ぶりに史上最高値を更新した。

2024年7月4日、東証株価指数(TOPIX)が34年ぶりに史上最高値を更新した。
東京証券取引所の株価指数であるTOPIXは、 1990年代初頭のバブル崩壊以来の高値更新を視野に入れていた。 2024年7月4日の取引で新たな史上最高値を記録し、 国内外の投資家の買い意欲や企業業績の改善期待が背景となった。 特に金融緩和政策の継続や海外投資の流入が指数上昇を後押し。 今後の市場動向や金融政策への影響に注目が集まっている。
2024年 東証株価指数