元徳2年6月18日

足利義詮

(1330 - 1367)

室町幕府将軍

室町幕府将軍
室町幕府第2代将軍として国政を主導した武将。
足利義詮(あしかが よしあきら)は元徳2年6月18日に生まれ、室町幕府第2代将軍を務めた。 父・足利尊氏の死後に将軍職を継承し、幕府の基盤固めを図った。 観応の擾乱終息後に幕政を安定させ、管領・細川氏や斯波氏などとの関係を調整した。 また、北朝との対立を続けながら南朝勢力を牽制し、室町幕府の権威を維持した。 1367年に37歳で死去し、幕府の発展に一定の功績を残した。
1330年 元徳 6月18日 足利義詮 室町幕府 将軍 1367年
寛永20年5月19日

朽木稙昌

(1643 - 1714)

肥後国福知山藩初代藩主

肥後国福知山藩初代藩主
江戸時代の大名で、肥後国福知山藩の初代藩主。
朽木稙昌は寛永20年に生まれ、朽木氏の家系を受け継いで福知山藩初代藩主となった。 幕府からの信任を背景に藩政の基礎を築き、領内の治水や産業振興に尽力した。 領地経営では年貢改正や検地を進め、財政基盤の安定化を図った。 また、学問や文化の奨励にも関心を示し、藩校の設置に取り組んだ。 1714年に没し、後継者に藩政を引き継いだ。
1643年 寛永 5月19日 朽木稙昌 肥後国 福知山藩 1714年
延宝4年5月23日

細川有孝

(1676 - 1733)

肥後国宇土藩2代藩主

肥後国宇土藩2代藩主
江戸時代の大名で、肥後国宇土藩の第2代藩主。
細川有孝は延宝4年に生まれ、細川氏の一門として宇土藩2代藩主を継いだ。 藩政では財政再建と領内治水事業を推進し、農業生産の向上に努めた。 また、幕府との連携を深めることで、藩の地位向上を図った。 学問奨励にも意を注ぎ、藩士の教育や藩校の運営にも力を入れた。 1733年に死去し、安定した藩政を次代に残した。
1676年 延宝 5月23日 細川有孝 肥後国 宇土藩 1733年
貞享2年6月3日

有馬頼旨

(1685 - 1706)

筑後国久留米藩5代藩主

筑後国久留米藩5代藩主
久留米藩第5代藩主として領国経営に尽力した大名。
有馬頼旨は貞享2年に生まれ、久留米藩5代藩主として家督を継いだ。 藩政では財政改革を断行し、藩債返済や税制の見直しに取り組んだ。 農業振興や治水工事を進め、領民の生活向上を目指した。 文化面でも茶道や書画を保護・奨励し、久留米藩の文化発展に寄与した。 1706年に逝去し、その功績は藩史に残る。
1685年 貞享 6月3日 有馬頼旨 筑後国 久留米藩 1706年
享保20年5月14日

遠山友清

(1735 - 1781)

美濃国苗木藩9代藩主

美濃国苗木藩9代藩主
苗木藩第9代藩主として藩政を支えた江戸時代の大名。
遠山友清は享保20年に生まれ、美濃国苗木藩の第9代藩主に就任した。 幕府の巡見使対応や領内警備を担当し、藩の統治を円滑に進めた。 財政面では借財整理や年貢徴収の適正化に努め、安定経営を図った。 学問・文化の振興にも関心を示し、領内の寺社や藩校整備に貢献した。 1781年に死去し、藩の基盤強化に一定の成果を残した。
1735年 享保 5月14日 遠山友清 美濃国 苗木藩 1781年
明和4年6月9日

曲亭馬琴

(1767 - 1848)

読本作者

読本作者
江戸時代後期の読本作者として「南総里見八犬伝」などで知られる。
曲亭馬琴(本名:滝沢興邦)は明和4年に生まれ、読本作家として活動を始めた。 代表作「南総里見八犬伝」は長編大作で、忠孝や義理人情をテーマに江戸庶民に人気を博した。 他にも「椿説弓張月」など多くの読本を執筆し、読本文学の発展に寄与した。 その文体は幻想的かつ劇的で、後の作家にも影響を与えた。 1848年に没し、日本文学史に重要な足跡を残した。
1767年 明和 6月9日 曲亭馬琴 読本 1848年
1789年

ヨハン・フリードリヒ・オーファーベック

(1789 - 1869)

画家

画家
ドイツ出身の画家で、ローマ派の一員として宗教画を多く手がけた。
ヨハン・フリードリヒ・オーファーベックは1789年にリューベックで生まれた。 ローマに渡り、ピエトロ・ペルジーノやラファエロの影響を受けた宗教画を制作した。 ナザレ派の創設メンバーとして、宗教的題材を厳格かつ詩的に描き出した。 作品はヨーロッパ各地の教会や美術館に収蔵されている。 1869年にローマで死去し、19世紀宗教画壇に一石を投じた。
1789年 ヨハン・フリードリヒ・オーファーベック 画家 1869年
1790年

ジョージ・エベレスト

(1790 - 1866)

探検家、地理学者

探検家 地理学者
イギリスの地理学者・探検家で、エベレスト山の名の由来となった人物。
ジョージ・エベレストは1790年に英国で生まれ、インド測量局で測量技師として活躍した。 プラナガール・トライアングレーションの推進により、インド亜大陸の詳細な地図作成に貢献した。 その功績を称え、1856年に世界最高峰の山が「エベレスト」と名付けられた。 彼は山の測量を直接行わなかったが、後進の業績を高く評価していた。 1866年にイギリスで没し、地理学史に名を刻んだ。
1790年 ジョージ・エベレスト 探検家 地理学者 1866年
1799年

オスカル1世

(1799 - 1859)

スウェーデン王

スウェーデン王
19世紀のスウェーデン王として国政を統治した君主。
オスカル1世は1799年に生まれ、1844年にスウェーデン・ノルウェー連合王国の王位に就いた。 憲法改正や議会改革を支持し、近代化政策を推進した。 交通網や教育制度の整備にも取り組み、社会基盤の発展を図った。 また、芸術文化の保護者としても知られ、美術館や図書館の設立を後押しした。 1859年に死去し、改革派の君主として評価されている。
1799年 オスカル1世 スウェーデン王 1859年
1804年

ナサニエル・ホーソーン

(1804 - 1864)

作家

作家
アメリカの小説家で、「スカーレット・レター」など人間心理を深く描いた作家。
ナサニエル・ホーソーンは1804年にマサチューセッツ州で生まれた。 19世紀アメリカ文学の代表的作家で、道徳や罪悪感をテーマにした作品群を残した。 代表作「緋文字(The Scarlet Letter)」は植民地時代のニューイングランドを舞台に女性の苦悩を描く。 作風はゴシック的要素と深い心理描写が特徴で、文学界に大きな影響を与えた。 1864年に死去し、その文学的業績は今日まで高く評価されている。
1804年 ナサニエル・ホーソーン 1864年
1805年

ルートヴィヒ・カール・ゲオルク・プファイファー

(1805 - 1877)

医師、植物学者、貝類学者

医師 植物学者 貝類学者
ドイツ出身の医師・植物学者で、貝類学の研究に生涯を捧げた。
ルートヴィヒ・カール・ゲオルク・プファイファーは1805年にドイツで生まれた医師であり、植物学者、貝類学者でもあった。 医学を学んだ後、多数の貝類の分類・記載に取り組み、数百種におよぶ新種を記述した。 主要著作に『Novitates Conchologicae』などがあり、当時の自然史研究に大きく貢献した。 植物学分野でも標本収集や系統分類を行い、学界で高い評価を受けた。 1877年に没するまで、博物学の発展に尽力した。
1805年 ルートヴィヒ・カール・ゲオルク・プファイファー 医師 植物学者 1877年
1807年

ジュゼッペ・ガリバルディ

(1807 - 1882)

イタリア王国の英雄

イタリア王国の英雄
イタリア統一運動を主導し“イタリアの英雄”と称された軍人・革命家。
ジュゼッペ・ガリバルディは1807年にイタリアで生まれた革命家・軍人で、イタリア統一運動(リソルジメント)の中心人物として活躍した。 若くして南米へ渡り、ブラジルやウルグアイの独立戦争に参加した経験を持つ。 1860年には「千人隊遠征」を率い、両シチリア王国を制圧してイタリア王国の統一に大きく貢献した。 そのカリスマ性と大胆な戦術で国民的英雄となり、「イタリアの祖父」と呼ばれた。 晩年は政界を離れ、地中海の小島で静かな生活を送り、1882年に没した。
1807年 ジュゼッペ・ガリバルディ イタリア王国 1882年